津山市議会は議会報告会実施方法も臨機応変にチェンジ!zoom案は一転中止!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

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2022-01-14

昨日のエントリーでも少し触れましたが、14日の津山市議会では議会活性化調査特別委員会が開催されました。その中で、昨年末にも書いていた議会報告会の参加申し込み者が極めて少なく、開催が危ぶまれていた件について大きな動きがありました。

津山の対応はこれで大丈夫か?議会報告会、教育委員会、そして議員忘年会!

2021-12-27

議会報告会、実施方法を変更いたします!

双方向性のあるコミュニケーションを期待してzoomでの開催を決定していたものでしたが…申し込み人数がごく少数に留まったことから、市民の皆様に直接、議会の活動状況について知っていただくためという、そもそもの開催目的達成に照らした際によりベターだと考えられる手法に変更する新たな決定を行った次第です。

前向きに捉えています。

ただ、参加申し込み人数が極めて少なかったという事実を重く受け止める必要があります。

参加者側の立場になって考えることができていないからこそ起こる結果です。

申し込み何人だったのって尋ねちゃう?

そこはご想像にお任せしますが…開催できないレベルの人数だということです。申し込みが殺到したら収集がつかなくなるので参加人数を制限すべきだとか議論していたのは何だったんでしょ…。

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2021-09-15

今回の議会活性化調査特別委員会の中では「それ見たことかと言うつもりはありませんが…」と前置きで思いっきり言った後に、zoomによるコミュニケーションはまだまだ一般的と言えるレベルではなく、アプリをダウンロードする必要がある人が多いと考えられることや、事前登録の必要性などから参加障壁が高くなることが証明されたと考えられること…そしてYouTubeの方が圧倒的に認知度も高く、操作に慣れている人も多く参加しやすいと考えられることから、参加障壁が下がることが明らかで、上で紹介したような、より効果的だと考えられる実施方法に今からでも臨機応変にチェンジすることが、状況に応じた判断が求められる議会としての望ましいスタンスだと述べさせていただきました。

一度決めたことだからと言って、明らかに効果が期待できない施策を強行するような議会であったり、政治であることは…議員や政治家のクソつまらない意地やプライドを守ることの助けになることはあっても、住民にとっては不利益でしかない話です。

議会は柔軟な対応が可能でなければならないはずです。

なぜなら状況は刻一刻と変化していくものだからです。例えば新型コロナウイルス感染症への対応一つとってみても、現在の政治の仕組みには突発的な事態(もはやコロナ禍に”想定外”などという文言を用いることは許されませんが…)への対応があまり想定されていないことは明白です。

だからこそ政治の現場には様々な考え方や感じ方が必要です。複雑化した問題への対処方法を考えるとき、基本的には問題解決へのアプローチは多様であるほど好ましく、価値観の多様化した社会でできる限り多くの住民ニーズを拾い上げ、施策の効果を届けていくためには、アンテナは多い方がベターであることも確実だからです。議会の多様性確保はこうした観点からも必要不可欠なのです。

28名中2名しかいない女性議員から賛意を示していただき…上記のような変更は決定しました。

私が述べた意見にお二人が賛意を示してくださった以外に特段の意見は出ませんでした。とは言え、反対するような声も上がらず無事にこうした流れが認められたことで、一度決めたことだからと言ってゴリ押しするような津山市議会ではないことが確認できたことは良かったです。

ただ20代はおろか30代の議員すらおらず…40代議員も私のみになろうという津山市議会は、それだけが要因ではないであろうものの…全国の地方議会の中でもかなり厳しい状況にあることを改めて実感する機会がありました。

取り急ぎ…議会報告会についてはYouTubeでの録画配信、そして動画をご覧いただいた皆さまからご意見・ご感想等を頂戴するためのアンケートを実施することになりましたので、共有させていただいた次第です。お好きな時間帯に何度でもご視聴いただけますし、アンケートも簡単に答えられる形で配信する旨、内容も含めて確認しました。

結果的に、現時点ではこの開催方法が最善であることを確信しています。

25日からの配信をお楽しみに!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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