未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日は10時から議会運営委員会がありました。

昨年12月議会で物議を醸した、近藤吉一郎議員への谷口圭三市長の反問が契機となり…この際、議会運営委員会において反問権のあり方を改めて精査・整理、確認して共通認識を持っておく必要があるとの趣旨で、議会運営委員会の副委員長として提案させていただき、今回の開催に至ったものです。当該質問の動画を含め、一連のやり取りの詳細については下記エントリーをご確認ください。
議会運営委員に2人の欠席者があったことも残念(1人代理出席)でしたし、極めて重要な事項だからこそ、委員外委員(議運に委員を出せない2人会派や無会派議員)の出席がなかったことも残念には感じましたが、契機となった出来事の当事者でもある近藤議員をはじめ、参加されていた委員各位からは様々な意見が出たのですが、結論としてはまとまりませんでした。各会派に一度持ち帰って検討した上で、改めて議運を開き…必要に応じて議員会議など別の場での議論を考えるという話になりました。
個人的には、これで良かったと思っています。

議会運営委員会としても、2人も欠席者がいるような状態で早急に決めるような話ではない(議運の定数は現在6人)と思っていますし…全議員に関係がある重要な案件だからこそ、全議員で議論できる場で話し合って決めていくべき(個人的には議員会議の機能強化を望んでいます)ことだと言えますし、何よりも、反問権を行使して質問する側の市長をはじめとした津山市執行部側の考えも聞き、双方が納得した上で共通認識を持っていく必要があることだと考えています。
議会側で一方的に決めて…”こうだからな!”と押し付けるのでは、良いことにならないのは明白です。
津山市議会における最高規範である、津山市議会基本条例においても現在…第14条の3において”議会の会議において、市長等及びその補助機関である職員は、議員の質問等について、論点を明確にするため、議員に反問することができる。”と定められています。
反問権はあくまでも、論点を明確にするために設けられています。

あと、市長以外が反問権を行使するのを私は見たことがないけど…副市長や教育長、部長らもできるわけです。メチャクチャなこと言ってるなぁと思われたなら、突っ込んでくだされば良いわけです。その方が緊張感が保たれたより良い議論ができるのではないかなと考えます。
ガンガンやってくれたら良いと思いません?
反問権がその目的達成のために正しく行使され…議会での議論がより津山市の未来に資する、市民生活・住民利益の向上のための有意義な内容となっていくように、しっかりと関係者の皆で話し合って、なるべくベターな着地点を探りたいと、私はそう思っているのです。
昨年末、体調不良で12月の教育委員会定例会は傍聴に入れなかったため…今年最初の教育委員会が本日開催だとすっかり勘違いしていたのですが、実際は来週開催でして、大きな予定が一つなくなったため、議運の終了後も、本件についてやその他諸々に関して、ツヤマノチカラの会派控室で色々と話をすることができたので、その時間は貴重でした。手段としてオンラインの可能性を強く訴え続けているので誤解されることも多いのですが…私は腹を割って、膝を突き合わせて議論する時間というのは、信頼関係の構築には極めて有益だと経験上もそう考えています。

そういう議論が津山市議会の内部全体でできたら良いなと、議員会議をそういう場にしていきたいなと…そーゆーことなのです!
夕刻からも、これまた大切なオンラインの予定が続けて2本入っていたのですが…長くなりますので本日はこんなところで。
それでは、また明日!