委員会視察2日目は茨城県筑西市!市役所のスピカ移転は正解か?アルネ津山への市役所移転はアルネナイネ?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

トップの姿勢が違う!定例会閉会翌日、総務文教委員会視察。茨城県守谷市の教育にかける姿勢に衝撃が走る。

2024-10-03

昨日に引き続き、本日も津山市議会の総務文教委員会のメンバー(中島議長、末永議員は都合により不参加)で、茨城県の自治体を視察させていただきました。

本日訪れたのは筑西市!

せっかく朝食付きの宿なので、普段は朝食などほとんど食べないくせに貧乏根性を発揮してしまい、朝からモリモリに食べすぎて移動の車の中で眠ってしまいそうになりましたが…筑西市は市役所の立地というかあり方自体が、私たちにとっては参考になりまくると思えるケースなので、寝ている場合ではありませんでした。

ご飯大盛り170グラム。

駅前の複合商業施設、SPICAに市役所が入っています。

津山市には…ナイネとか墓標とか言われる全国的に有名な施設、アルネ津山がありますね。今現在もリアルタイムでテナントの空きも目立ちまくるし、色々とご意見いただくことも多いし、利活用について話していると触らぬ神に祟りなしとか言われることもあるような施設(?)ですが…津山市の方であれば知らない人はほとんどいないでしょう。津山市において、アルネ津山の問題は極めて重要な課題の一つです。

その再生手段として”市役所機能を移転させる案”は、多くの方が口にしています。

まぁそれで全てが解決するようなシンプル簡単な話ではないことも当然ではありますが…現在の津山市役所の本庁舎も、昭和57年に完成したもので、40年以上経っているわけです。厳しい財政状況に鑑みても、将来のことは当然に考えていかねばならない段階にはとっくに入っていると言って良いでしょうし、本庁舎だけではなく、公共施設の維持管理に関しては当然に調査の上で色々と考えてくださっているところではあります。

津山市役所のあり方については、アルネ津山の今後も含めて、これから先の市議会でも必ず俎上に上がるであろうテーマの一つで…広いフロアをエスカレーターで行き来すことになる施設の中には議場はもちろん、商工会議所なども入っており、興味深いつくりにはなっていました。ただ、商業施設としては事実上、ほとんど機能していないと言って良い印象だったのも正直なところで…軽く検索をかけてみただけですが、こういう記事がある一方で、こんな声もあるわけです。

わかっちゃいるけど、難しいですな…。

今回の視察のメインの目的は”公民館運営方法の見直しについて”でした。色んな意味で象徴的な大きなビル以外にも…今年合併20周年を迎えられる点や、人口規模も津山に近いことなど共通点も見られた筑西市では、小学校の施設と公民館を複合化するなどの取り組みも行っておられるとのことでしたが、安全面などに考慮して敷地内の行き来ができないように仕切ってしまうなど、複合化の意味があるのかなソレはと思うような実情も伺えましたし…今後ますます重要になっていく分野である上に、可能性に満ちている分野の一つだとも思っている公共施設マネジメントについて、改めて色々と思考する際のヒントを頂戴できる時間になりました。

 

座学による視察終了後は毎度お馴染み(?)の議場見学で記念撮影。

真面目バージョンと、おちゃらけバージョンね!

言うまでもないことですが、公費視察ですし…座学の時間帯をはじめ、厳かな空気のもとでしっかりと取り組むべき時間には気を引き締めて臨んでいます。

今回の委員会視察から、報告書を公開することが決まっています!

今までずっと報告書すら作成されていませんでしたが…少しずつでも、あるべき姿へと議会を変えていきます。津山市をより良くするためにはまずは議会からという姿勢は変わりません。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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