このブログこそマイノリティ・リポート?しょせん選挙など『多数派のお祭り』に過ぎないのか?

未来拓く、みうらひらくです。

どうも、私がマイノリティです。
むしろそれを褒め言葉だと思い込んで生きてきた男です。

昨日は午後から講演会に出かけたりしたわけですが、午前中も出かけていました。

あるに人物に会いに。
その人物は教師。

父親が教師だった自分にとっては、教師という種の方々は非常に身近な存在でありながら…誤解を恐れず言えば、実はとても”うっとうしい”存在でもあり、それこそ学生時代は非常に多くのご迷惑とご心配を掛け続けてきました。

残念、今でもそうだ。

昨日書いた内容とも重なりますが、人にとって先生はいつまでたっても先生であります。
親がいつまでたっても親であり、子がいつまでたっても子であることと同様であるかのように。

不幸にして、中にはとんでもない教師もいるでしょうが…それは親子でも同じこと。

教師の言葉は時に耳に痛く、心がまだまだ弱い青春時代には耳を塞ぎたくなることもあるものです。
だからこそ、その表れとして反抗したり、家出をしたり、引きこもったり…様々な形で逃げてしまうこともあるわけです。

反抗という、一見立ち向かっているかのように感じられる行為すら、現実から目を背ける手段であることもあると…経験則から断言できます。

さて、本日は教師の言葉を紹介しましょう。
おっと…別に宗教じゃありませんYO!!

ブログを始めた中でも感じていることですが、人に思いを伝えるということは簡単ではありません。

では効果的に伝えるためにはどうするべきか?
色々と考えられますが、そうした思いから先日一つの案をブチ上げたわけです。

政治家版食べログ(仮)案は、面白いアイデアであることは間違いないと考えています。
ブチ上げた手前、上げっ放しでは何なので一応の整理をしておこうと思います。

が、子曰く…

そもそも発想自体がマイノリティ。

要するにインターネット上にそうした発言の場を設けてみても、実際のところマイノリティ側の主張は届かない、というよりも圧倒的なマジョリティの力によって潰されることは目に見えているという話です。

うむ、いくらインターネットに大きな可能性があるとしても…冷静に現状を見れば確かにきっとそうだろう。
…何も言えねぇ。

政治団体『インターネッ党』を立ち上げた人物であり、2014年の東京都知事選挙に出馬した際にはネット界隈ではかなり(世間一般的には…恐らく実情は、ほんの少しだけ)話題になった家入一真さんをご存知でしょうか。

起業家としても高名で、選挙の際には東京以外でも先進的な若者を中心に支持を集め、新しい風を巻き起こすかと期待された向きは少なくはなかった”はず”です。
その筋では非常に名が通った人なわけですが…それでも、いざ選挙となると得票率は2%未満。
供託金は没収されるという結果に終わってしまいました。

…これが現実です。

幼い頃からインターネットに慣れ親しんできた世代がマジョリティとなる時代になれば、ひょっとすると現在と大きく異なる状況が生まれるかもしれません。

けれどもどんな理由があろうと、時間は待ってはくれません。
高齢化問題は待ったなしですし、少子化問題も同様です。

私たちが大きな問題に向き合う時、解決を望む声が少数派であったとすれば、それは世の中の多数派が解決を望んでいないという”事実”をつくることとなるのです。

マイノリティであり続けていては結果を出すことができないという”事実”から目を背けていても問題は解決しません。

多数派となるために媚びることや、飲み込まれることを許容しようということでは決してありませんが…誤解を恐れず断じてしまいましょう。

マイノリティであること自体を誇りに思うことは、少なくとも政治の世界では間違っているということです。

間違っているというのは私の主観以外の何ものでもありませんが、要するに自己満足に過ぎないということ。
もちろん、本気で変革を望むのであれば…という条件付きですが。

制度そのものを根底から覆さない限り、多数決の原則はひっくり返りません。

ひっくり返そうという話ではありませんし、マイノリティに存在意義がないという意図でもありません。
私自身、少数派意見の存在は政治において非常に意義深いことだと考えています。

ですが、少数派であり続けることが目的となってしまっては本末転倒。

そう考えると、選挙が多数派のお祭りであっていいはずはありません。
かつて「しょせん選挙なんか多数派のお祭りに過ぎない。」と発言された東京都知事候補の一人だった外山恒一さんの政見放送は、その筋では有名なものの一つです。

下の動画には字幕も付いていますし、見どころ満載なので…ご存知ない方は是非一度は見ておくことをオススメします!!
かなり過激な内容ですから、ひょっとすると気分を害される方もおられるかもしれませんが…。

個人的には超面白いことは間違いないけど、さすがにコレは私がやりたいことではないのも確かです。

都知事選クラスになると毎回何人かはエキセントリックな方が出馬していて、政見放送見るだけでも(一部の人にとっては)アトラクション的楽しさもあるので…これはこれで悪いことではないとは思っていますが。

政治家版食べログ(仮)に話を戻すと、熟慮するとコストパフォーマンス的には現状では実現は難しいと思わざるを得ません。
継続できるサービスとしてリリースしないと意味がないですし、サイトの運営に携わる人間がいる以上…どうしても完全な公平性を担保することは不可能です。

新聞やテレビなどの報道全般がそうであるように、発信者の意図が含まれないニュースなど存在しないと言っていい。
あらゆる情報には色が付いていることを忘れてはいけません。

政治に興味がない人に考えてもらうキッカケになったり、政治に興味ある人は理解を深められたり、どっちでもない人にとっても参考になるサイト…叶えられない夢ではないと思いますが、世界を変えるのに効率が良い手段とはいえないかもしれません。

ま、そういった理屈はわかっていても…いつか実現したい構想ではあります!!
来たるべき時まで…どういった立場で関わるべきかも含め、頭のどこかに置いておきます。

教師にも色々といます。
反面教師なんて言葉もありますし…。
ただ私の周りには優れた教師が多くいてくれて、とても恵まれているのです。

そうした皆さまから頂戴したアドバイス…もちろん妄想に取り入れるだけでは終わらせず、現実に反映させていくべく努力し続けます!!

それでは本日はこのあたりで。
また明日!!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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