未来拓く、みうらひらくです。
信玄と名付けられたカワイソウなカワイイ犬の生涯を知らない方は是非、以前のエントリーをチェック!!
覚えておきたい風林火山。選挙とはまさしく戦…兵法の基礎を知らぬ者はただ敗れ去るのみ。
戦国武将の武田信玄好きだったという理由のみで…父が拾ってきた可愛らしいメスの捨て犬に信玄と名付け、犬なんて飼いませんという母親を鬼女呼ばわりしたのは幼少時の私です。
信玄は可愛らしい小型犬でしたが、少なくとも幼い私よりはよほど落ち着きがある天才犬でした。
風林火山の意味もきっと理解していたでしょう…き、きっと…ね。
昨年傍にいてくれれば、軍師兼犬マスコットとして大活躍だったはずです…き、きっと…。
岡山県の津山市から、父親の故郷である京都府の舞鶴市まで。
夏休みや正月のたびに犬箱という名のケージに入れられて、私達と同じ客車の中で荷物扱いされながらも、列車の旅を何度もこなしました。
何百kmという行程の中で、誰かに吠えて迷惑を掛けたりするようなことは一切ありませんでした。
名前がポチとかタマでは、ああは行かなかったでしょう。
だから…きっとの話ですよ、きっとの…。
キラキラネームとかDQNネームなんて言葉を度々耳にするようになった現在。
それでも未だに、私自身の名前も変わっている方だと思います。
拓、ひらく、ヒラク、Hiraku…。
母親が付けてくれた名前です。
本当に大好きな名前であり、感謝しまくっております。
ただ、変わった名前を付けてしまったことを、ひょっとすると名付けた方は悔やんだことがあったかもしれません。
幼い頃に「もう少し普通のカッコイイ名前の方が良かった」と言ったことは何となく記憶にも残っています。
自己紹介のたびに聞き直されてきましたし、電話でフルネームを伝える際には非常に気を遣います。
そして何よりも名前を上回る変な人間に育ってしまったからな。
…というかむしろ完全に名前負けしているのが現状です。
母は”拓”という名前に…困難に直面した時に、みずからの力で運命を切り拓いていけるような人間に育って欲しいという思いを込めてくれたといいます。
選挙に挑戦した際にも、大いに役立ってくれた名前ですが、残念ながら結果に繋げられませんでした。
今後もどういった方向に舵を切っていくにしろ、名前負けしないように、みずからの意思でしっかりと未来を切り拓くべく努めていきます。
父母や祖父母…誰が名付けてくれたものであっても、名前というものは自分自身のために誰かが思いを込めて付けてくれた、人生で最初に手にする贈り物ともいえる、生の証です。
当然みずからの名前は大切にするべきものだと思います。
そして名付ける方にも”責任”が少なからず生じるものだということも、忘れてはならないことです!!
かつて悪魔ちゃん命名騒動という出来事が起こったことを記憶している人もおいででしょうが、現在のぶっ飛んだ名前の数々を知ると…悪魔ちゃんが可愛らしく思えるほどです。
ネットで調べれば続々と強烈なものが出てきますが、とりあえず…このあたりで。
キラキラネーム2015年のランキング、1位は「皇帝」 何と読むの?
自由といえば自由なわけですが…正直、ちょっと行き過ぎている感は否めません。
メスに信玄と付けた上に開き直っている男が言っても、説得力に欠けるかもしれませんが。
民主党と維新の党が合流してできる新党の名前が、話題になっているようですが…これに関しては”名は体を表す”という言葉も当てはまらないのではないかと思います。
名前は大切ですが、時にはそれ以上に大切なものがあるでしょう。
続きはまた明日。
それでは!!