未来拓く、みうらひらくです。
何そのイヤな病名…。
どんな病気かって??
百聞は一見に如かず。
まずは動画をご覧ください。
東京都改め…”TOHYO都”のサイトはこちら
今月21日公開。
再生は現時点で16万回弱。
こうした類の動画としては、注目度は非常に高いのではないかと思います。
東京在住の方のみならず、様々な方面で(ある意味)話題になっているようで…何人かから標題のようなご連絡をいただきました。
面白くしようという姿勢、そしてキャッチーというか…有無を言わせぬ展開で見せ切るインパクトの強さは、カレーメシのCMを初めて観た時を彷彿とさせました。
確かに個人的に好きな方向ではある。
ま、面白いっちゃ面白い…のかな??
相当にアバンギャルドではありますよね、誰が見てもコレは。
選挙の啓発なんてこんなものだろう的先入観がある。
そこをブチ破った点は評価したいところ。
ただ効果測定が色んな意味で難しいし…どうなんだろって印象も受けました。
民間でやるなら”どうぞご自由に”ですけど…行政が関わる以上は作りっぱなしじゃイカンですからね。
それにしてもコレが許されるとは…。
さすが東京都。
日本の首都であることはもちろん、世界にとっても特に経済面において、TOKYOが非常に重要な都市であることは明らかです。
東京都の予算やGDPは国家規模です。
Google先生に尋ねてお好きな記事を読むだけでも、その凄さを実感することができるはず。
いや…規模が大き過ぎて実感は難しいかな。
地方交付税、補助金の類に頼る必要がない潤沢な財源。
真の地方自治の実現が可能な比類なき自治体…それが東京都。
国に対し気を使う必要がない。
東京都は日本の中心として、名実ともに突き抜けた存在だと言えます。
そういう意味では東京都知事に世間の注目が集まるのは、当然といえば当然。
政治的手腕だけでなく、総理大臣以上の知名度が必要とされるポストかもしれません。
都知事以外にも…少なくとも明治以降、優秀な人材が東京に集まる傾向にあることは否定しようのない”事実”でしょう。
好きなんだけど…あえての苦言を。
優秀な人達が知恵を絞って作ったサイト、動画がこんな感じなのか。
こういう類の企画は総じて、オジさんオバさんが”若者はこーゆーのが好きなんだろ的アプローチ”で作ってしまう。
だから実際のターゲットとするべき若者には響かない…というパターンが多いと思うのですYO!!
あえて悪い例を引っ張ってきても、誰も得をしないので割愛しますが…いくらでも転がっている話。
今回の東京都の話の実情は知りません。
ただ何となく、そーゆー例と同じニオイを感じてしまったのでね。
…オジさんの嗅覚で、って話ですけども。
実際の18歳、19歳の方々の心に響いて…「そうだ、選挙行こう!!」ってなってくれれば、何の文句もありません。
当たり前の話ですが、目的がどこにあるかを常にはっきり意識しておくことは大事なことです。
いつの間にか、本来の目的を忘れてしまって…手段が目的になってしまうケースは珍しいことではありません。
人間、そんなに強いものではないので…理解はできるし、実際自分にも思い当たることはあります。
しかし、政治家が職務でそれやったら終了ですYO!!
とにかく、ジェネレーションギャップというものは間違いなく存在します!!
老人には若者の心はわからぬ…逆もまた然り。
ターゲットとなる層、つまり当事者の意見を聞かずして、”刺さる”ものなど作れる”はず”がないッ!!
そのためにも被選挙権をオープン化して、各世代から代表者が政治の場に参画できるような仕組みを作るべきなのです。
それでは今日はこんなところで。
また明日!!