未来拓く、みうらひらくです。
昨日のエントリーの続きです。
公職選挙法は現代にそぐわないとよく言われます。
しかし選挙制度自体も相当にガラパゴス!!
時代遅れの印象を受ける人が少なくないハズ…だと思っています。
選挙人、被選挙人の対象は非常に緩やかに拡大していますが…もっとコスパが良い方法がある!!という意図で書き始めた企画モノが、今回の一連の記事。
現状の選挙制度には、首を捻らざるを得ないような不可思議な点あるのです。
候補者の氏名や政党名を書いて投票する自書式投票自体、私は好ましくないと考えます。
票の持つ意味を判断する際、主観はなるべく排除するべき。
その判断がいかになされているか…下記リンク先よりお確かめの上、検討材料としていただきたく思います。
実際の選挙で記入された投票用紙を目にできる、貴重な記事です。
投票用紙、想定外の書き間違い「ビートたけし」って?候補者の感想は
自書式投票では、開票者によって判断が異なるという点が大問題。
ガイドラインがあろうと、恣意的な判断が挟み込まれる余地は残ります。
現行制度上、どうやっても入るものです。
加えて集計ミスの可能性も低くありません。
大きな選挙のたびに、どこかの街で異議申し立てが行われ、実際に結果が変わることもあります。
一票を争う戦いの場において、被選挙人はミスなど看過できるはずもありません。
しかし、有権者つまり選挙人もまた選挙の当事者です。
投じた票が自身の意思に反して扱われることは、決してあってはなりません!!
同姓or同名などの候補者がいた場合等、誰への投票か判断が難しいケースでは”按分する”という対応が取られます。
気になっていた方もおられるかもしれません。
何故か得票数に小数点が付いているケースです。
しかしこれ、考えてみるとおかしなこと。
1人1票は平等選挙の大原則です。
たとえば親子や兄弟…同姓の2人が出馬したとします。
2人ともに投票したいから、按分される前提で名字だけを書いて投票する…などといった手法が十分に可能なのです。
つまり理屈の上では、実質的に1人で複数票投じることが可能なのです。
これらの点から、自書式投票は非常に不完全な投票方法だと結論づけられるのです。
じゃあ、どうするか?
続きはまた明日!!