津山に住んでるだけで損してる?口先だけの理想は無意味で不要!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日は朝8時に津山市を出発、岡山市の岡山コンベンションセンターで開催された教育委員会対象セミナーへと参加させていただきました。2時間半くらいの睡眠で臨んだもので、恥ずかしながら特に後半戦は意識を飛ばしそうになりつつ…ってか飛ばしてた瞬間が確実にありましたけど。

テーマは「ICT機器の整備計画/校務情報化の推進」でした。

まさしく今回私が津山市議会の3月定例会で取り上げたテーマである、”津山市のインターネット関連施策について”にドンピシャリの内容です。岡山県内のみならず県外の自治体からも教員(しかも若い層がとても多かった)の方々を中心に教育委員会の方や関係者が集った会で…参加費は無料であるにもかかわらず非常に充実した内容でした。

こうした会が無料で開催できるのは、恐らくは協賛しておられるであろう会場内にブースが設置されてPRタイムも設けられていた幾つもの企業のお力添えがあってこそでしょう。

こちらも県外からの参加も見受けられた各企業の取り組みの最前線の報告も含めて…鹿児島大学の先生の話に始まり、倉敷市・備前市・新見市などの先進的な取り組みの報告は、いずれもとても興味深い内容でした。参考になる話を沢山聞けた有意義な企画だったと感じています。

津山市教育委員会からは誰も参加していなかったけどなッ!とても残念です。

何人も職員さんがおられるわけですから…一人や二人、こうした場にも派遣することができるんじゃないだろうかというのが正直なところです。教育委員会だけではなく、津山市からは学校現場の先生方も一人も参加していなかった点も含め、何だかなぁとは感じました。

これで津山市でも本気で、しかも県内他自治体の動向なども見据えながらデジタル対応を進めていく…などと言われてみたところで「いやそれ、冗談じゃなくて本当に本気で言ってる?」としか思えません。すでに議会でも追及した通りですが…津山市と津山市教育委員会には、国がGIGAスクール構想で児童生徒に一人一台配布した端末を有効活用していこうなどという姿勢は、全く感じられないのです。

あまつさえ、こうした方向性に完全に逆行するネット・スマホ・ゲームの一律規制という方向性を打ち出しているわけです。

”親学講座”などと謳いつつもその実、子どもたちに対しての授業として行われている信じられないような施策。

これを津山市の教育現場では現在進行形で行っていることが極めて恥ずかしいと感じるともに、津山市の子どもたちに申し訳ないと思いながら話を伺っていました。何しろ津山市の子どもたちは明らかに、倉敷市や備前市や新見市の子どもたちと比較すると、ICT機器に触れることに”後ろめたさ”を感じさせるような、謎な環境で育たねばならないわけですから…津山市に住んでいるだけで不利益を被っているわけです。

かわいそ。

この状況については上記の議会質問から2週間後、反対討論でも15分間の持ち時間をフルに使って思いっきり指摘しています。

だって許せませんもん。

また、津山市内の保護者の皆さまからも実際に津山市教育委員会あてに声を寄せていただいているはずです。

実際に電話やメールで連絡したと言われる方々からご連絡をいただきましたし、私以外の市民の皆さま…さらには市外の方々からも様々な声が寄せられていることは教育委員会でも当然に把握しているはずです。

それでもなお、この姿勢を改めないと言うのであれば。

誰一人取り残さない教育だの、一人ひとりの教育的ニーズに寄り添っていくだのといった綺麗事は正しく、口先だけ。

何よりも子どもたちの未来のために…必要な対応を迅速にとっていただくよう今後も求めていきます。ただ一人で騒いでもどうしようもないので、お力添えをお願いいたします。

皆さまの思いも是非、引き続き津山市教育委員会へ直接届けてやってください!

津山市教育委員会の本件の担当課である学校教育課家庭・地域連携係は0868-32-2114です。学校教育課の他の番号でも構わないとのことですので、就学事務係0868‐32‐2116、学力・徳育推進係0868‐32‐2115です。くれぐれも番号間違いにはお気を付けください。

メールの場合は、津山市教育委員会の学校教育課のアドレスはE-mail : gakkyou@city.tsuyama.lg.jp です。こちらもアドレス入力間違いにはお気を付けください。

電話を掛けた上で組織としての見解を問いただすアクションは俗にいう電凸というやつで、業務に支障をきたす可能性があるので…する側も普通はしないし、される側は最も嫌うであろう困る手法です。それを今回何しろ津山市教育委員会が公式にそれを推奨してきたので驚いたわけですが、裏を返せばこういう可能性もあります。

いずれにしても、電凸をオススメするわけにはいかないのが正直なところですが…。

しかしもう止めはしません。

ただ、電話は掛ける方も相当なコストが必要ですしね…ハッキリ言って誰も幸せにならないやり方で、こうした場合の対応としても好ましくないものだと考えています。

私なら、メールでの問い合わせ窓口を用意して(パブコメ的なイメージ)、そこに寄せられた質問・意見は公開で回答する前提で声を届けてもらい、公開の場で回答します。

そもそもの問題は透明性の欠如。

胸張ってやってるなら、十分に可能な対応ではないでしょうか。少なくとも電話よりはお互いにとってもベターと思うところ。

本日はこんなところで。また明日!

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント