未来拓く、みうらひらくです。
夜の得点王、みうらひらくです。
以前も書いたことがあるが…攻めるのが好きだ。
これを夜に絡めて表現するのは好ましくないか。それでもあえて続けるが、別に下ネタではない。たまには他の話もしますYO!
子どもの頃…例えばサッカーをやる際に点取り屋、つまりFWをやりたがる人間は山ほどいた。誰が見てもわかりやすい花形ポジションだ。
MFとなると少し玄人好み。サッカーを知っている人が最もやりたがるポジションだろうか。伝説のサッカー漫画キャプテン翼でも、主人公はFW→MFへとポジションを変えていった。広い視野と状況判断能力を兼ね備えたゲームメーカー、エース的存在の選手が担うケースが多いポジションだと言えるだろう。
しかしDF、GKとなると…俺の子ども時代を振り返ると、ハッキリ言ってボール扱いが下手な連中に割り当てられるポジションであったのが事実である。進んでやりたがった者は多くなかった。
野球で言えば下手な奴には右翼(ライト)でも守らせとけ的な話。イチローの登場により今さらそんなことを言う子どもは少ないだろうが、誰も右翼を守りたがらない…そんな風潮は実際にあった。
ともかくも多くの少年少女たちの憧れが点取り屋であるのは事実だろう。サッカーで最も盛り上がるのはやはりゴールシーンだし、野球でもホームランを放った選手への賞賛が惜しまれることはない。
だからって点取り屋だけでスポーツはできない。
1人では競技自体成立しない。
これはスポーツに限った話ではない。一部の脚光を浴びる人たちの裏に多くの人々の支えや努力、サポートがあることはほとんど確実である。
政治家は職務の性格上、脚光を浴びる(と勘違いする)機会は少なくない。だからこそ、点取り屋志望…承認欲求が強い目立ちたがり屋タイプにはある意味ハマる。
何も成し遂げていないのに人前で恥ずかしげもなく万歳万歳ってやれるのは、その証拠じゃない?
政治の話をスポーツの話をするようにできる社会にしたいと繰り返し言ってきている。それは変わることはないが、政治とスポーツは違う。
政治家の点取り屋がもてはやされるのはスポーツ以上に一過性のもの。それは政治の世界を見れば明らかだ。パス出しや守備の楽しさをもっと知らねばならない。
点を取るのは政治家の仕事じゃない。
有権者の生活を豊かにし、守る。それが務めなのだから。
自戒を込めて…本日はこのあたりで。また明日!