未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
さて、本日は津山広域事務組合議会の臨時会がありました。津山市を含めた複数の構成市町の中で改選があり、議員の入れ替えが生じたためです。ただ、基本的には全て申し合わせなどを元に事務局で用意していたシナリオ通りに進み…何事もなく終了しました。
この会については以前も書きましたが…津山圏域一市五町それぞれの首長をはじめ、議員も何人も参集して行われる地域サミットのごとき場です。
11月に予定されている定例会では、もう少し場を活性化させるような準備をして臨みたいと考えています。
そして今夜もオンラインでの勉強会、意見交換会的な取り組みに参加しました。
以前、選挙の際に紹介させていただいた…尊敬する議員の一人である小金井市議会議員、白井亨さんの呼びかけで集まった有志議員数十人が『保育の質』という永遠の課題について語り合うという初めての試みでした。
例えばパブラボでも、今まで何度も保育に関するテーマは何度も取り上げてきていることなどからも明らかですが…特に待機児童問題などに代表される保育の量の問題も絡んでくる都市部においては極めて関心の高い政治課題の一つです。今回も参加議員のほとんどは東京をはじめとした大都市圏の方々で、待機児童問題にも同時に向き合っておられる方々が多かったです。
ハッキリ言って津山市が直面する課題とは全く異なる印象でした。待機児童発生どころか、子どもの人数が圧倒的に減り続けており…14の市立幼稚園を2つに再編成した津山市が向き合っている課題の根幹は、また全く別のところにあると認識しています。
現場の皆さまを含めた多くの当事者から聞こえてくる声に耳を傾けてみると、どこから手を付けたら良いのか思い悩んでしまうような気持ちに襲われることも確かにあります。少しずつであれ直面した課題を解決あるいは改善していくことの積み重ねでしか、どうにもならないのかなというのが正直なところです。
薬で治すより手術が必要?
ちょっとやそっとの小手先の刺激ではどうにもならないところまで、時間を掛けて大きくなってしまった問題が根底にあると感じるのです。
難しい課題です。ただそれぞれ向き合っている事情は異なれど、子どもたちファーストの保育を各々の自治体で成し遂げるという目的達成のため、積極的に取り組む覚悟を持ち、実際に時間を費やして知見を深め、現状改善の助けとするために、忌憚なく意見交換できる仲間が何人もいるという事実は、少し気を楽にさせてくれるものでした。
今まであまりメスが入ることがなかった…少なくとも現状はそう感じさせるに十分です。
行政や一部の事業者などの都合を優先させるのではなく、津山市の子どもたちの利益が最大限確保されるような施策…そうした保育環境の実現のために…本当に求められる対応を取っていただくために、そのために必要なプロセスの具体的ヒントが幾つかいただけたので、自分自身の取り組みに落とし込んでいきます。
本日はこんなところで。また明日!