未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
先だってあたらしい党との関わり方を変えさせていただくというエントリーを書いて以来、様々な形でご意見をいただきます。
あたらしい党は音喜多駿代表が今夏の参議院議員選挙への出馬を日本維新の会の公認候補(あたらしい党の推薦候補)として表明したことにより、なかなか難しい立ち位置になったと感じております。
色々と勘繰られる方もおられましたが…私自身が党との関わり方を変えると宣言させていただいた直接の引き金はこの件ではありません。
あくまでも一身上の都合であります。
決断に対しては賛否両論、そのどちらでもないものなど…想定以上の反響があり、少々驚いているところです。
賛成派の声
・維新から出馬など有り得ない。あたらしい党に期待したのに…結党時クラウドファンディングで支援した金返せ!
・そもそもどういう団体なのか伝わってこなかった。津山市に一切関係ないと思っていたから、早くやめて欲しかった。反対派の声
・選挙が終わってから時間がそれほど経っていないこの段階で、選挙の時と属性を変えるのは好ましくない。比例代表で当選した候補が当選後離党するのと本質的に同じだ!
・せっかくの東京のと繋がりをみずから断ち切るのは愚行。政治の道には妥協すべき場面も多々あるのだから、チームを解散する時までは留まるべき。どちらでもない派の声
・どちらでも良いので、津山市議会議員として津山市のために最もコスパが良い判断をして、あなたにしか出来ない仕事をしてください。
基本的にお返事させていただいているつもりなのですが、インターネット経由でご意見を頂戴している場合など、申し訳ありませんがメッセージの見落とし等があるかもしれません(以前ありました)。
懲りずに何度でも突っ込んでやってください!
選挙直前辺りから爆増いたしましたご連絡の類の中には時々、これは完全に嫌がらせでしょって内容のものも含まれています。しかし構っていただけるだけ有難いことだなとポジティブに捉えているのです。構ってもらえるうちが花です。
しかし当然ながら全ての人が納得するような答えはありません。
耳が痛い声も届いております。
ただ…その声から逃げて耳を塞いでしまっては終了だと思っていることは当ブログでも繰り返し述べてきたところ。返事のしようがないようなものは完全にスルーさせていただいておりますが、これからもいただいたメッセージには可能な限りリアクションさせていただくつもりです。
引き続き、多くの皆さまからのご指導ご鞭撻を頂戴できますと幸いです。
選挙前から一貫して主張してきたように…三浦ひらくは誰よりも身近で誰よりも低姿勢な議員として、あらゆる選択肢を駆使して皆さまからの声を伺っていくというスタンスでおります。忌憚のないご意見をお寄せいただきますようお願い申し上げます。
ただし今日はそのスタンス…そして優先順位をよりハッキリと示しておきたく思います。
当ブログでは今まで、個人攻撃の類は行ってきていないはずです。
”公人”に対しての攻撃的と思われるような発言はあったかもしれませんが…直接面と向かって言えない内容を本人がいない場所に記すこと(つまり陰口・悪口の類)はしません。
どれだけ批判的な内容を書いていたとしても…それは本人の前でも主張することができる内容です。
これからもこのスタンスは変わりません。
変えるつもりはありません。
当ブログだけではなく紙媒体や街頭演説などの公の場での発言、他のSNSなどでの発信内容に関しても同じことです。
誰かを貶めることで自分自身を上げていく表現はさもしい…そんな趣旨のエントリーを書いたことがありました。
音喜多代表の参院選出馬への私自身の見解を問われることも多いです.
正直100%の納得はしていません。
しかし音喜多駿という男、あたらしい党という集団を応援する気持ちを捨てきれないのも確かです。超絶微力ではありますが、応援はします。
できないことはできないけど。
あと、音喜多さん以外にも個人的に応援したいメンバーが多いのです。色々と勉強させてもらいながら、刺激をもらいながら…これからも関係性は持続していくつもりだという意味での関わり方を変えるという表現でした。
離党とか除名とかって話では(少なくとも今のところ)、ありません。
ただ東京での影響力は限定的とは言え…非常に色の濃い大きな政党である維新の会の下部組織のように見られるという懸念・危機感は、私を含めた所属メンバーの大半が政治の世界をまだまだ理解していない誕生したばかりの党内であっても当然あったことです。
報道を見ていましても、公職選挙法上で政党要件を満たしていない(現時点では厳密には政党ではなく政治団体である)あたらしい党の名前は報じられていないケースも見受けられます。
ある意味では当然のことですが、維新と同格に扱われるはずなどないのです。
それでもメンバー皆が愚直なまでに真っ直ぐに…音喜多代表を支えてサポートしている姿には正直、思うところもあります。
しかし私に仲間たちの足を引っ張ることを期待されても、応えることは決してできません。
岡山県津山市において、それこそ愚直なまでに真っ直ぐに戦い続けている自身の姿とも重なるほどに…信じる道を真っ直ぐひたむきに進む。
政治を志すにあたり、ときには捨てねばならないものもあることは確実です。
ただ彼らの多くは私自身も絶対に曲げられない根幹とする部分…矜持と言って良い部分のために動いているのだと考えています。きっとそれぞれの中でのバロメーターがあり…決して他人と同じではない、誰からも干渉されない大切な何かを守るために。
政治は0点か100点かではなく、妥協の産物です。
たとえ30点でも70点でも点を取らないといけない…それは確かにその通りです。
だからと言って、絶対に曲げてはいけない部分を曲げてまで点を取りに行ってはいけません!
テストでカンニング等をしてはいけないのです。
つまり不正…皆に対して胸を張れないような恥ずべき行為を隠し、結果に繋げたとして…それを本当に喜ぶことができるのか?
初めて挑戦した選挙に落選した頃と言っていることがあまり変わらない、相変わらず青臭い41歳ですが…そんな風に感じています。
所属する集団の長や、年長者や支援者、有力者…誰が相手であれ、どれだけ声を上げづらい相手であっても。
思ったこと、本当に感じていることを伝えられないような関係性は私には不要です。
あと、言いたいことを伝える際には言い方もあるけどね。
私自身、先だっても先輩に注意されたことですが…言い方は大切。
表現の自由という概念がありますが…誰だって最初から喧嘩腰で向かってくる相手の話を聞いてやろうとはなかなか思えないものです。
理想だけ掲げていても生活は良くならない。
政治はどこまでも現実だからこそ、絵に描いた餅…生活に落とし込めないような実現不可能な政策は無意味だと言い続けてきました。
現実に反映させていくための手段だと割り切り、その過程にある言葉の使い方一つとっても大切に扱わなくてはいけないということ。
それを実感する毎日です。
どうしても関東圏を中心とした活動がメインになる地域政党あたらしい党…そこに岡山県津山市というイナカマチから参加させていただいた私。
党との関わり方にも、政治へのアプローチ同様に多様性があって良いと(勝手に個人的に)思っています。
できる応援はするけれど理不尽に拘束されたくはないし、私はこれからも応援すべき人間は自分で決めていきます。
名実共に党から距離をとらせていただくことで、ツヤマノミライを切り拓くと訴えて市民の皆さまの1票の積み重ねにより当選させていただいたその最初の第一歩、津山市の未来のための仕事に、今まで以上に私は注力していきます!
本日はこんなところで。また明日!