まずはここから。一般質問って結局何なの?質問して何が変わる?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

津山市議会6月定例会、全く身近でない今の議会の中においては…恐らくは最も身近な(?)一般質問の全日程が先日終了いたしました。

身近だと述べる理由は、どなたであっても傍聴が可能であり…動画も公開されているからです。

津山市議会6月定例会一般質問終了!全議員の質問を動画で公開!

2019-06-29

30年近くの付き合いになる友人から超初歩的な質問で申し訳ないと前置きをいただきつつ…「そもそもなんだけど、津山市議会議員が誰に、何について、どんな質問をして…それによってどんな変化が起こるっていうことなの?」というシンプルな疑問をぶつけられました。

いや、コレこそまさに一般質問!

市議会の政務一般に関わる非常に重要な疑問を直球でぶつけてもらったと、感謝しているところです。

こんな感じで、恥ずかしがらずに&率直に…疑問・意見・要望などを何でも、ダイレクトに届けていただけると幸いです。もちろんメールLINE@、FacebookやTwitter経由等でも構いません。個人情報は責任を持って守ります。

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この質問を届けてくれたのは同級生…非常に前向きかつチャレンジ精神溢れる、刺激と気づきをくれる男です。

彼の言葉を借りると…津山市議会は”閉ざされたオープンな空間”とのこと。

市民に興味を持たれていない以上、実際にはオープンで、誰にでも(市民でなくても!)開かれた空間であったとしても…それは事実上クローズド。例えるならば会員制の、一見さんお断りの場所のようなものだという趣旨です。

三浦ひらく風に少々脚色しましたが、彼が言いたかったことは手に取るようにわかりました。

何しろそれは、かつて私自身が初めて議会を傍聴した際に覚えた違和感そのものだったからです。

「そもそもなんだけど、津山市議会議員が誰に、何について、どんな質問をして…それによってどんな変化が起こるっていうことなの?」

この問いに、できる限りシンプルにわかりやすく回答しましょう。

市長をはじめとした津山市執行部(行政)に、津山市の政治関係問題全般についての質問・意見・要望などをぶつけ、それに対して回答を引き出すことで実現へと繋げていく…という行程の一部なのであります。

つまり、あの広く一般に公開された場(実際に届いている人は恐らく僅かですが)の、議事録も正式に残る会議において、議員からの質問に対して行なった回答は当然ながら、津山市としての公式見解になるわけです。

市長の言葉は当然ながら市のトップの発言ですから、非常に重要な意味を持ちますし…ある程度の答弁協議を経て臨んでいる以上、各部署の部長をはじめとした幹部の皆さんの見解も、当然ながら公式な発言です(もちろん議員の発言もですが)。

それゆえ、例えば今回の私のケースのように事業提案としてLINEを取り入れてはどうかという話に対してある程度前向きな答弁を頂戴した以上は、全くやらないというわけにはなかなかいきません。

私自身が実際に行なったがゆえに把握していることですが、導入済みの他自治体や費用面の精査は、そこまで時間が必要となることではありません。例えばこの件を放置しておいたとしたら、私あるいは他の議員や…あるいは市民から「あの事業の進捗状況はどうなっているんですか?」と突っ込まれることも想定されます。

職務怠慢であると思われたい人などいません。実際に導入に向けて前向きにご検討いただけるものだと感じているLINEの件については、恐らくある程度の期間で実現に繋げてくださるものだと信じております。

このように、端的に言ってしまえば質問をぶつけることで”言質を取る”のです。

そして状況をより良いものとしていく。行政を監視し、ただしていく…それこそが議会の大きな役割です。

市長・部長がやると言った以上…職員の皆さんもそれを無視できません。だからこそ、議会で言ったことはある意味で”約束”なのです(実際は…そんなこともないけど)。

それゆえに私が一般質問で下記のように述べたように…様々なリスクを考慮すると断定的なことは言えないのです。

前向きに進める意志を持ってくださっている場合でも検討していく、あるいは研究していくといった表現でしかご答弁いただけない…断言できない行政側の事情は理解しております。

それは国会等でも同じ。

政治家はフワッとした、ボンヤリした答弁で逃げるなぁ〜って感じている人は多いと思いますが、特に国会での与党側の答弁は政府見解になるものです。基本的には行政職員の中でもとびきり優秀な官僚の方々が書いた答弁ですので、言質の取りようがないくらいしっかりと練りこまれているものが多いための当然の結果なのです。

それでも…議会で話し合われていることは暮らしに反映されてこそ意味があります。

皆の生活をより良く変えるためにのみ、政治は存在するのです!

勘違いしないよう、地に足を付けて進んでまいります。

そりゃそーと、うっかり勘違いして(?)委員会の初日も弁当を頼んでいたのは私であります…美味しかったから良いけど。

ダイエットもやると言ったらやるからな!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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