スーパームーンが心を癒す。大切な人を思うなら…花よりあの子!

三浦拓です。

私人としてのブログエントリーです。私人としての発信ということはつまり、亡くなった娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)のことを書くということ。

世界と君を少しだけハッピーにするため、誰にでもできる具体策。

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2020-02-13

公人としての発信は毎日どうしても新型コロナウイルス感染症の話ばかりになってしまいますね。この状況では忘れるわけにはいかないことですし、常に注意を払っていかなくてはならないことです。それはもはや当然ではあります。

でも…コロナ以外のことを考えたって良いわけです。

”病は気から”という言葉もあります。根拠のない”俺は感染しないから大丈夫!”などという思い込みは論外ですが…こんなときだからこそ、心を少しでも安らげるような状態に持っていくことは、精神衛生上も必要なことではないでしょうか。

今夜は満月…スーパームーンだそうです。

4月の「スーパームーン」、今年最も大きく明るく

くーちゃんは月が好きな子でした。

私にとってはいつも太陽のような子で、向日葵のような力強さと明るさの印象が強い子ですが…反面とても繊細で努力家で、自ら光るわけではなく周りの人の放つ光を受けて輝く…太陽の光を反射して光る月のような印象を覚えることもある子でした。

多くの人はご存知でしょうが、月光は太陽の光を反射した光…ザックリ言えば夜には太陽が見えないから、月自体が輝いているように見えるわけですよね。

それと同じように…くーちゃんはいつも輝いていたけど周囲の皆さん…仲の良いおともだちや幼稚園の先生、周囲の皆、そしてママの放つ光を受けて…その光を反射して光っていたのだと考えています。

もちろん彼女自身が輝いているときもいっぱいありました!

年齢が離れていてもすぐに、友達やきょうだいのように仲良くなれる才能がある子で、小さな子をお世話するのも大好きだったし、80歳に手が届こうかというおじいちゃんを捕まえてお兄ちゃん呼ばわりしていたことなどを今夜は思い出しました。

月と一緒に、去年もあの子と見た、津山市のシンボルである鶴山公園の桜を見てきました。

「パパ、おつきさま!」と何度聞いたかわかりません。散歩しているとき、車で走っているとき、時には家の中にいても…2人とも何も喋らずに月を眺めていたことが、しばしばありました。

月は満ちては欠ける…まるで人の感情のように。

ただ、私たちの気持ちは月ほど規則的に満ち欠けしないものです。お風呂に入っている時に、そんな話をしたこともありました。お風呂の中は、ママに内緒(?)で5歳児にはとても難しいであろう話をする秘密の場所でした。

ずっと満月だったら良いと思うかを尋ねようと思いつつ…何となくためらって止めたことを思い出しました。聞かなくて良かったかもしれません。

通夜の日も満月でした。

何人かから、通夜には来られなかった東京の方などからも…その晩に起きた不思議な話を聞きました。満月を見て娘のことを思ってくれた人はとても多かったようです。感謝しています。

闘病中に応援してくださった方々など…くーちゃんのファンは少なくとも私のファンよりは確実に多いと痛感していますので、その後も幾つも起こっている不思議なことなども、また折を見て報告させていただくつもりです。日本中…世界中が、大変な状況です。

新型コロナウイルス感染症と同じく軽視してはならない恐ろしい病、インフルエンザウイルスが原因となり発症するインフルエンザ脳症で娘を失った私。

この状況に打ち克つことで、彼女も喜んでくれると信じています!

もし今夜、月を見上げることができるなら…大切な誰かを思い浮かべながら見上げてもらえたら嬉しいですし…少しは心が安らぐのではないでしょうか。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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