未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
昨日のエントリーでは非常に大切なことを書いたつもりです。
ぜひ読んでみてください!
上の記事内でも触れていますが、今日から県境を越えての移動が完全に解禁されたこともあってか、日中の津山市内はとても車が多かった印象です。
もちろん悪いことではないのですが、是非冒頭に紹介したエントリーをお読みいただいて、この先のことに少しだけ思いを巡らせていただきたいところ。
さて…広く報道されていますように、現役国会議員の夫婦が逮捕されました。
国会議員の夫婦が揃って逮捕されるのも、法務大臣経験者が逮捕されるのも、いずれも憲政史上初めてというケースなのですが…私が本件についてコミュニケーションを取らせていただいた皆さまの反応をザックリ一言で表現すると、以下のようになります。
「別に…。」
そう、別に何とも思っていない。
もちろん、腹立たしいことだと感じている人がほとんどでした。ただ実際のところ…もはや政治に何の期待もしていない、希望を持っていない、むしろこの程度のことって、皆やっているのは当たり前なんじゃないのと感じている人が多いのです。
感覚が麻痺しちゃってる。
これくらいのことは別に珍しいことじゃないだろうと…いくらでもある話なんじゃないかと…政治家が悪いことしてるのなんてほとんど公然の秘密みたいなものだと…そんな風に感じてしまうんだとか。
だからご本人も悪いことをしたって思わない。
https://t.co/WXX393Xy11この開き直りっぷりは凄い。”今回これを買収だと私たちが認めてしまったら、日本の選挙のやり方そのものを変えることになるし、公選法の精神をも変えてしまう。”…公選法読んだことあるのレベル。日本の選挙のやり方そのものを変えないといけないと俺は思っていますよマジで☆
— みうら⋈ひらく (津山市議会議員) (@miurahiraku) June 17, 2020
いやいやいやいや!
赤信号も皆で渡れば怖くない…じゃダメなんですよ。それじゃいつまで経っても赤信号を渡る奴がいなくならない。赤信号を渡ろうとした歩行者が動き出した車にはねられて死んだ…青信号で車を運転していた人まで不幸になるような事例は起こっちゃいけないんです。
政治資金規正法や、公職選挙法を遵守するのは…ハッキリ言ってスーパー面倒くさい。
それでも政治に携わる者は、そのルールを守らねばならない。権力側にいる人間が自分たちの意志で恣意的にルールの運用方法を変えるようなことがあってはならない。
当ブログでは何度も何度も書いてきました。
権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する。
−ジョン・アクトン−
だからこそ我々が権力をチェックし審判を下すほとんど唯一の場であると言って良い選挙、その公平性を乱し、正当性を汚し、有権者・納税者の権利を冒涜するような行いは決して許してはならないのです。
選挙違反は軽微な違反であれば、警告を受けて修正することで解決する性格の事例もあります。しかしながらどう考えても許されざる問題であるからこそ検察も検挙に動いたわけですし…仮に我が国の政治の現場が逮捕された当該議員が言われるようなものであるならば。
「今回これを買収だと私たちが認めてしまったら、日本の選挙のやり方そのものを変えることになるし、公選法の精神をも変えてしまう。陣中見舞いや当選祝いを自分が出る選挙の前に持っていけば全部『買収』となる、というのであれば、他のみんなも(選挙違反で)やられてしまう。だから、たとえ私が身柄を取られても、別に私は裁判で勝てますよ。検察もやったらいいと思う」(上記ツイート内リンク記事より抜粋)
膿は全部、出し切らんといかんぜ。
言うまでもなく感覚的にワカル人の方が多いと思いたいですが…改めて言っておきましょう。
違法なお金の受け渡しは、当然ですが受け取った方も犯罪者!
今回は司法取引で立件されない可能性もあるとか。政治現場の混乱など言い訳にしか聞こえず、見逃されることには納得できないのが率直なところ。無論、比較考量は大切ですが…償うことなく罪が消えてなくなるという司法取引の運用に関しても思うところは沢山ありますが、これまた話が長くなりそうなので…また機会があればいつの日か。
本日のアイキャッチ画像は、友達が送ってくれたパン。
まぁ送ってくれたのはLINEで写真のみで…実際のパンはないけどなッ!
食べてみたくてお店覗いたけどなかった。絶対ウマいので見かけたら即買いですぜ、旦那。
本日はこんなところで。また明日!