明日も世の中から必要とされるため、私たちは今日何をしますか?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

おお、ついに宗教に走りおったか…と思わせるようなタイトルですが、そーゆーことではありません。

本日は津山市議会では9月定例会の本会議、議案質疑・一般質問の最終日でした…15時ごろには終わったのですが、個人的には今日のメインディッシュ的なお楽しみはその後、先だっても紹介させていただいた”つやま産業塾”に潜り込ませていただくことでした。

つやま産業塾の今後に注目!市議会議員が参加申し込みした結果?

2020-08-07

今回は地域企業におけるデジタル変革(DX)について。

津山市の若手経営者、後継者、管理者(候補者含む)又はそれに準ずる者がターゲットであるこの産業塾の参加メンバーですら、DX(デジタルトランスフォーメーション)という表現をご存知の方は2人しかおられませんでした。

しかし行政関係者や私たち議員にとっては、このところの流行り言葉です。

DXは議会では現在いわゆるバズワード…専門用語から引用、またはそれを真似た表現であり、ある分野に精通しているように見せるために乱用される、無意味だが、それっぽく感じられる言葉になっています。今回の津山市議会の9月定例会でも多くの議員がDXについて取り上げていました。

俺を筆頭になッ!

自分自身が全く理解しようともしていないくせに、行政の姿勢や見解を質す…まぁ、それもどうなんだろうかと思う部分はあります。せめて最低限は勉強してから質問に臨むべきじゃないかなと思うのが個人的意見。だってそうしないと実りある質問に出来ないですから。

ところで本日も、期待値をガンガンに上げまくって臨んだ現場でしたが…メッチャ面白かったです。

ファシリテーター役の安川さんも言われていましたが…今回の講師、政府CIO補佐官も務めておられる、まさしくその方面のトップランナーのお一人である市谷聡啓さんのお話が、めっちゃエモーショナルで、何というか…もっと無機質で淡々とテクニカルな話を伺う流れを想像していた私としては驚きで、そして同時に安川さんが市谷さんを選ばれた意味もよくわかりました。

デジタルの話だったけど、熱いお話が伺えました。

懐かしのキーワード、アジャイル!覚えている人いるかな…?

このスライドとか、超絶にエモーショナルじゃないですか?こういう話でこういう表現ができるっての素敵。

全ての政治関係者に読んで欲しいぜマジで!

響いた話をいくつか紹介しておくと…事業づくりは組織づくりより優先的に進めるべし。なぜなら組織を先に作ると余計なものが付いてくるから、という政治の世界の連中に聞かせてやりたいような話や…DXという表現に含まれる新しい手段諸々は、既存のやり方を否定するものではなく、新規に学んだことを既存のやり方に落とし込んで生かしていっても良いということ…などです。

デジタル技術を使って、市役所をはじめとしたあらゆる公的組織の業務、社会の仕組みを住民に寄り添った形に置き換えていくこと、それが自治体DXであると述べ、選択肢を増やすことが大切だと述べた今議会での私の発言内容と完全に合致!

…している、よね?

良い話が沢山聞けたことに感謝しております。

あと週末を迎えるわけですが…皆さま、ちょっとこんなこと考えてみない?

制限時間は10分くらいだったはず…俺は即その場で回答しましたので、この際ハッキリと共有しておきます。なかなか興味深い問いかけだなと感じました。

皆さんのサービスや製品は、変わらず明日も売れ続けるでしょうか?(必要とされるものを作っているか)

私は政治、議会に携わっている者…議員であり、政治や議会は明日も、その先の未来も存在し続けると思うし、そうあるべきだと考えています。

その根拠を説明できますか?

根拠はポジティブなもの、ネガティブなものと二つあります。

まず良い理由…政治でなければ効率よく解決できない課題が、社会には幾つも存在しているからです。その解決のためにこそ、政治や議会の存在価値があります。

そして悪い理由…政治や議会を食物の如くして消費している人たちが一部にいて、しかも往々にして力を持っているからです。既得権益を手放したくないので…なくすことも変革もしないし、させない。

明日も世の中から必要とされるために、今日何をしますか?

本来の存在理由に真正面から向き合っていく。

政治に本来期待される役割…住民の安心安全、命を守り、暮らしを少しでも今よりも快適なものにしていくために不断の努力を続けること。そのために住民の代表として議会での務めを果たすこと。言うべきを言い、成すべきを成し、やめるべきはやめるために動いていく。

ちなみに。

今日、何もしないという選択もあって良いと思います。

何かをしないと必要とされないということでは決してない。

生きているだけ、それだけで喜んでくれる人がいることを、私たちは忘れてはいけません。

自分自身のこと以外にも偉そうに口を出してしまう私ですが…少なくとも私自身に関して言えば、よりやる気が出まくる内容だったので、スーパー疲れていて眠かったけど、頑張って行った甲斐がありました!

市谷さん、安川さん、受講者&担当課の皆さまに感謝。本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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