未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
まぁ…そのためには個々の議員が白か黒以外の色にも染まることができる必要があるという意味です。いや、染まってしまっちゃ良くないし…別にカメレオンのように色を変えろという意味でもない。
意味深。
今日ツイートした内容に多くの意見をいただく中で改めて感じました。
残念過ぎるけどこれが現実。だからこそ性善説に基づいた制度設計はすべきでない。非常時であればあるほど火事場泥棒的な利を求める者が跋扈する。許されない。厳罰が必要。「犯罪になるかもしれないと分かっていたが、お金ほしさにやってしまった。考えが甘かった」甘過ぎる。https://t.co/QXNorWkKZz
— みうら⋈ひらく (津山市議会議員) (@miurahiraku) October 14, 2020
新型コロナウイルス感染症対策の目玉の一つだった持続化給付金について、不正受給が横行しているとのこと。
別にアタシャ政府対応を非難しているわけではないのです。ただ国だろうと都道府県だろうと市区町村だろうと当然に、打った施策がその時点での最適解だったのか否かの検証は必要なことです。そもそも私は基本的なスタンスとして、済んだことをゴチャゴチャ言い続けることのプラスの効果よりも、未来の話に反省を落とし込んでアップデートすることの方が大切だと考えています。
しかし意外とこの不正受給横行の現実について肯定的に受け止めている人が多くてビックリしたのは正直なところ。
もちろん国の施策であり、中小企業庁としても不正受給は起こりうると想定した上で、それでもなるべく迅速に必要な支援を必要としている人に届けるために、施策をスタートしたことはわかり切っています。

超絶優秀な人たちが制度設計しているわけですから、考えが及ばないはずがない。実際、私がいつも頼りにしている歩くシンクタンク的な方々も概ね…今回のような緊急事態下においては、とりあえず給付して、事後的に調査して、返すべきは返してもらう(そして罰するべきは罰する)以外の現実的なやり方は思いつかないと言っていました。
しかし、私が10億円を誤差の範囲だと言い切ってしまってはダメだとは考えているのです。政治は目先のことだけで判断してはいけません。
何らかの施策を実施すること、あるいは実行しないことで何が起こるのか…何が起こらないのか?
それをしっかりと、しかも迅速に考えて臨機応変に判断する必要があります。
今回のこのツイートの件で私が最も大声で言いたかったことは、不正は許されないということ…そして先日とその直後にもツイートした通りですが、SNSが悪者になるのは違うということです。
#許すなわいせつ教員 という思いは持っているがその種の教員の半数が使っていることでSNSが悪者になるのは違うだろ。利用禁止、私的なやり取りイコール問答無用で悪とするのには強い違和感を覚える。情報モラルやSNSの利用について研修したところでなくならない。厳罰化かな。https://t.co/Kr9SUC2Imb
— みうら⋈ひらく (津山市議会議員) (@miurahiraku) October 11, 2020
昔からあった話では?一部の不届き者のせいで有用なツールが槍玉にあげられる。SNS経由だろうと対面だろうと、信頼できる人間だと感じてもらって相談を受け助言することの何が悪なのか?一線を踏み越える者は手段を制限しようと踏み越える。SNSの存在は、むしろ悪を炙り出す。https://t.co/DMwQukzZKg
— みうら⋈ひらく (津山市議会議員) (@miurahiraku) October 14, 2020
最初のツイート内で共有した記事でも見出しの中で”SNSで誘われた若者、職業偽り申請”と書かれてあり、後の2つのツイート同様に、いたずらにSNSやインターネットへの不安を煽るイメージを植え付けかねないという印象を受けました。
最後のツイート内の記事でに至っては、文科相が教職員が児童生徒とSNSによる私的なやりとりを行うことは適切ではないなどと言い切っています。それこそ色んな意味でのリスクマネジメントとして…何らかの工夫はあった方がベターだとは思いますが、一律NGはどう考えても行き過ぎだと私は考えます。
直接の、一対一での悩み相談や、打ち明け話ができる存在が身近にいることが、どれだけの心を救っているか…命を助けているのかをわかっていない、知らないからこそ言えると感じました。
ま…ともかく全てが、人それぞれですからな!感じ方も、考え方も人それぞれ違ってあたりまえで、だからこそ世の中は面白いのです。
そして同時に…だからこそ面倒くさくて、悲しい出来事や許せない事態の引き金になることもあるわけですが…だからと言って、考え方を全人類共通のものにしたいとは誰も思わないのではないでしょうか。
だからこそ!
多種多様な意見をまとめて、中には確実に存在する利害関係が対立するような人同士や納得できない理由を抱えた人たちにも配慮しながら”落とし所”を見つけるべく努め、必ず一つひとつ判断して積み重ねていく議会という場の存在意義があるのだと考えています。
だからこそ、議会でも多様性を確保することが大切です。
今までと同じようにこれからも、そう主張し続けていきます。
昨日のエントリーで、ラジオの収録に参加させていただいたという話を少し書かせていただきましたが…その中でオススメ曲として紹介させていただいた名曲&撮ると言っていた動画を、最後に紹介させていただいて終わりにします。
超絶に良い歌詞。
色覚異常者の私にとっては一番綺麗な色って何だろうという質問はとても難しいけど…色んな思い出や体験、そして未来のことにも思いを巡らせることができる、素晴らしい曲なのです。是非聴いていただきたい。
オマケ!
津山市議会では明日は全議員が揃う全員協議会などが予定されています。頑張ってきますぜ!
本日はこんなところで。また明日!