プロの仕事を正当に評価して!看過しない姿勢が底上げに繋がる。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

我が国においては憲法でも謳われているように…全ての国民が教育を受ける権利を有しており…また子どもたちに教育を受けさせる義務を負っていますので、教育なんて関係ないって人はまずいないはず。

たとえば学校を卒業して社会に出てからであっても…どんな業務に就いていようとも、ある意味では仕事も学びの連続であるはずで、教えたり教わったりってことに縁がないなんて言い切れる人は、極めて少数派でしょう。

津山市政の様々な課題に向き合っていく中で…教育の重要性を感じることは多々あります。多様性を認めていこうと言い続けている私ですが、しっかりした教育の必要性を否定するものではありません。様々なシーンで自由の大切さを訴えてはいますが、私個人としては教育が不要だなどとは微塵も思いませんし、学校の必要性を否定しようとも考えていないのです。

だからこそ、先日の保育士の待遇改善などに言及したエントリーでも似たような切り口の話を少し書きました。

男性保育士が多いまち津山へ。あたらしいあたりまえをつくろう!

2021-01-29

未来ある子どもたちの命をも預かるという非常に責任が重い、大切な仕事を担ってくださっているにもかかわらず…待遇が悪いのであれば、当然ながらなり手が増えるはずはないのです。

ブラックな職場だとわかっていて、他にも選択肢がある中で…そこにみずから飛び込んでいく人間がどれだけいるでしょうか?

確かに教員は重要で素晴らしい仕事で…今でも私自身も子どもの頃にお世話になった言わば恩師と呼べる教師を何人か思い浮かべることができます。

ただし”やりがい”などという性善説ベースの思考を押し付けて労働力を搾取するやり方では、教育の質も保育の質も担保していくことなど不可能で…結果として、未来が好ましい状態にならないと私は考えているのです。

待遇改善ってことはシンプルに考えれば業界全体の報酬を上げれば良いだけの話ですが…全体の報酬を大幅に上げることが難しいことは明らかです。できるならとっくにやれているはずですし、そもそも全業種がそれを望んでいるわけですから。

しかし下記のような理不尽な状況は…子どもたちにとっても結果的にマイナスになる面の方が多く、看過していてはいけないのではないでしょうか?

こうした現状が野放しにされている以上、質の向上を期待するのにも限界があって当然です。当たり前の話ですが教員の皆さまも血が通った人間が職業の一つとして教職に就いているわけであり、ボランティアではないからです。

プロにプロとしての仕事を求めるのであれば、報酬の支払いは当然!

さもないと…プロ意識のかけらもない、とんでもない人間が入ってきて…業界の評判も信頼もブチ壊してしまうことがあります。

ま、そしてプロは正当に評価されて当然です…良い仕事をすれば褒められるべきでしょうが、クソみたいな仕事しかしなければ酷評されて然るべきでしょうな。

 

まぁコレ、あらゆる世界で同じことが言えますよね。

政治の世界でも完全に同じことが言えることはご存知の通り…アホばっかいるなって思うでしょ?

レベルの低い連中でも政治家・議員になれるような現状をスルーしているからです。

投票率の低い選挙が行われている現状を放置しているからです。

どれだけ投票率が低くても、選挙は結果が全て。投票率の向上は、私が政治を志した際に目標の一つとして掲げながら達成できていないこと。

引き続き、実現のための施策を打っていきます。投票率の向上自体は目的ではありませんが…投票率が上がらないと、政治の質の向上なんてあり得ませんから。現状に不安や不満があるなら、選挙には行きましょう!

行っても変わらないかもしれないけど、行かないと絶対変わらないから!

主体的に参加してもらえるような津山市政に、していきます!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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