女将は将軍、議員は戦国武将?集え、地域創造に本気の武将たち!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

下を見てどーする。実は議会が一番、時代遅れなんじゃないかね?

2021-04-15

昨日のエントリーでも触れたように何度もお邪魔している場所ですが…昨日&今日の2日間…滋賀県の全国市町村国際文化研修所(通称JIAM)という施設にて、研修を受けておりました。今回も盛り沢山の内容で…充実した回でした。

遅刻して叱られたけど(公務があったんだからねッ!)。

本日前半戦のスマート農業の話について個人的所感を言えば、議員がコレを聞いてどうするのか…講師の先生も大学院での講義と同じ内容を話しているのではないのか…と感じるような部分もあり、地域課題解決へのヒントが見つけづらいなと感じたのが正直なところでした。ただそれは私が農業分野に明るくないことも無関係ではないはずで…事実、後ろの席に座っていた他県のオッチャン議員にはかなり響いた様子でしたので、自身の勉強不足を痛感したところです。

休憩時間等には、新たなご縁や久々に会う面々との交流を深め、毎度ながら多くの刺激もいただきました。端的に言えば…楽しかったです!

ただ、久しぶりに会う友人議員から「ひらくさん、どした。メッチャ疲れとるやん…オーラが明らかにいつもと違う。」って言われたのは…まぁ実際に肉体的にも疲れがたまっているのは感じていましたし少々ショックでしたので…元気出して頑張ります!

”多くの刺激をいただきました、〇〇の未来のために生かしていきます!”

政治家・議員が多用する…超絶よく見聞きするお決まりのフレーズですが、実際にどう生かしていくのか…どう落とし込んでいくのか、話を聞いている傍からリアルタイムで自分たちの自治体に当てはめて考えて動いていかなければ、現実にはそんなことは簡単にできないのです。

やらない言い訳はいくらでもできます。

でも何とかして、言い訳など一切せずに…やろうと試み続けている人たちを私は沢山知っています。

その一人が、本日の講義の後半戦の講師を務められたしまね観光PR大使でもある、どじょうすくい女将こと小幡美香さん。ブログも2003年から18年(!)続けておられるとか…継続は力なり、俺もまだまだ!

あの有名な足立美術館のお隣にある島根県さぎの湯温泉『竹葉』の女将であり、岡山県にも何度も来てくださっています。

私が仲良くしていただいている美作市の湯郷温泉『ゆのごう美春閣』の女将である岡山県観光のアイコン的存在である永山泉水さんという…これまた地域を盛り上げるために頑張り続けてくださっている方とメッチャ仲良しで、一緒に様々な素晴らしいPR活動をしてくださっていたことから、存じ上げていた凄い方なのです!

SNSで繋がっていただけで実は直接お会いするのは完全に初めてでしたが…”図々しさの塊”のような私にも丁寧に対応してくださって…初対面とは思えない柔らかい空気を作り出してくださる”ホスピタリティーの塊”のような方でした。これ、超基本でありながら講師の多くが忘れがちなメチャクチャ重要なことですが…お話がとてもわかりやすかったです。

結構多いのが自分自身に酔ってしまって(?)専門用語が羅列され聴衆が置いていかれたり、早口過ぎて付いていけず、わかりづらくなりがちなケースなど(お前が言うな感しかないですけど)。

確かに最初こそ緊張しておられる様子が見て取れたのですが…徐々に場の雰囲気に慣れてこられてからは会場そしてオンライン参加の200名弱の議員たちを引き込み、それこそ我々議員をとてもスマートに”もてなし”てくださりつつも…しっかりと今回の役目である講師としての仕事を全うしてくださったなと感じる内容のトークで、感服いたしました。

地域のため、人のため、皆さまのためにという思いで仕事をしておられる観光旅館業に従事しておられる方々の思いは…政治に取り組んでいる私たちの思いと、とてもよく似ていると感じました。

地域に受け継がれてきた本当に大切なもの、変えてはならぬもの、失ってはならぬものを守りつつ(守)、現在の世界や社会状況に鑑みて、必要であるか不要であるかを熟慮して改めて足し算引き算を行い(破)、そこに自分たちの手で新たな工夫を加えることで今までの”常識”を超越していく(離)

かなり私流の解釈ですが…これは守・破・離という考え方に基づいており、本日の美香さんの話の中でも登場したものであり…武道などと同様に政治の世界でもしばしば見聞きする考え方です。

”あたらしいあたりまえをつくろう”と、今でも言い続けている私自身の基本姿勢にも極めて近いものです。

こうした考え方だけでなく、最小の労力で効果の最大化を目指す姿勢など…美香さんの話は、政治家・議員が持っておくべき気概そのものでした。

にもかかわらず…非常に共通点の多い観光業、旅館業の皆さんと政治の世界を比べたとき。

何とまぁ、政治の世界にはホスピタリティーが足りていないことか!

私は前職が観光協会スタッフでしたし…20代30代の東京に住んでいる頃には長い期間、飲食を伴う接客業に勤しんできました…接待を伴う飲食業みたいな言い方ですが他意はありません。

つまりだからこそ、この政治の世界の現状に本当に辟易しているのです!

ただ、知らんぷりはできません。

そして私もまた…現状を嘆いたり、悲しんだりすることには興味はなく、あくまでも前向きにポジティブに、現状を改善したいのです。

令和の戦国武将のつもりで地域と共に時代と戦うと言われていた美香さん。むしろ今回は将軍として、戦国武将よろしく同じく本来は地域を代表して戦わねばならない議員に対してアドバイスが欲しかったところです。同じように思っていたオッチャンは他にもいたらしく、美香さんが大切にしている信念を一つだけ端的に表現するとしたら…という質問に対しての回答は「あきらめないこと!」というものでした。

私も決してあきらめません!

もう一つ、サクッと重要なことを言っておられました。

仕事に心を入れるようにしているという表現です。これ、簡単に言われていたけど…実はとても簡単なようでとても難しいことだと思っていて…特に政治では一言で表現し難いのですが…色々な事情(クソみたいな”高度に政治的な”とかゆー”大人の事情”なども含めて)があって、本当に難しいことなのです。

でも、メチャクチャ重要なことです。

なぜなら、地域のためという施策は全てが誰かのためであり…誰にでも心があって、誰かのためはすなわち誰かの心のためだからです!

私も、誰かの心のための仕事をしていきます!

美香さんは、守・破・離の先に…さらに”創”の字を加えて、未知なる道を創っていきたいし…議員にもそういう仕事をしてもらいたいとおっしゃっていました。

それはつまり”未来拓く”ということだと思っています。

滋賀からの帰り道、美香女将を紹介してくれた泉水女将のところに寄りました。一年ちょっと前に、とてもつらい現場でお会いして以来…いつも超元気に一緒に色々とやっていたことなども思い出して、また再度改めてここから始めようぜ的なお話をさせていただきました。

二人のスーパー女将から、沢山の力をいただけた本日…感謝です。

自分自身を観光素材にしている”どじょうすくい女将”の活躍には及ばないまでも…私自身もまさにそういう姿勢で観光振興に取り組んできました。

津山市議会議員、蒜山で鏡野町のPR!スイトン&ひらくマと私。

2019-11-22

全日本三輪選手権にあの有名企業が協賛!三輪車が世界を変える。

2018-11-22

生放送でコスプレ!限りなく透明に近い羞恥心の果てにある世界。

2018-05-14

今後も政治でも…それをやり続けます!

本日はこんなところで。また明日!

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント