ルールは厳格に運用されなければならない…って当然じゃないの?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日、明日、明後日は…新型コロナウイルス感染症に関する諸情勢等を考慮し、結局現地での研修は中止になったのですが…本来ならば滋賀県のJIAMに行っている予定でした。

ただ中止になったことで…今回は完全オンラインでのセミナーを”試行”する決定がなされました。おかげさまで有用なセミナーを無料で受けることが可能になったのです。もちろん残念な面もありますが、少し得した気持ちで本日午後からのセミナーを受講しました。

参加者、何と9名!

少ねぇ…しかも今日は家庭の事情で急遽参加できなくなった方がおられたことで実際は8名。100名を超えることも珍しくないJIAMセミナーにおいて、かつてない少数精鋭っぷりでの受講となりましたが…その分メチャクチャ密度が濃い時間を過ごせたような気がしています。面白議員仲間3人で申し合わせて申し込んだ、本来は市町村職員向けの研修です。そんなわけで明日も明後日も楽しみなのですが朝から晩までオンライン…お尻が痛くなりそう!

明日は座り心地の良い椅子を用意して臨みます。

さて!

「三浦ひらくが…会派結成…だと?」

ってなわけで、津山市出身の稲葉浩志さんのボーカルが懐かしいB’zのALONEだか、それともひとりぼっちのひとりごとだかが頭に流れるくらいに…津山市議会においてボッチで活動している印象が強い私の会派結成、しかも会派代表を務めるという超ローカルニュースはそれでも市内外に結構な衝撃を与えたと思われます。

昨日のブログエントリーやFacebook投稿には、沢山のリアクションを届けていただいています。messengerやLINE等を通じて直接ご連絡くださった方も少なくなく、電話も複数の方から何件もいただきましたが…研修もあり、今日はほとんど出られずで申し訳ありませんでした。

無会派からの卒業。議会改革目指し、会派ツヤマノチカラを結成!

2021-05-11

しかし無所属・無会派で活動してきた私が、任期の半分を終えたこのタイミングで会派を立ち上げることについては…皆さまに概ね非常に好意的に受け止めていただき、感謝しております!

昨日も書いたし…いつも言っているように、感じ方は人それぞれです。中にはナンジャソリャな苦言というか…もはや少々意味不明な文句を投げつけてこられる方もおられますが…正直に言って、そうした悪意にも半ば慣れっこになってしまうほどに、2年間の無所属・無会派での議会での孤独な戦いは議会内外で理不尽に晒されることの連続でした。そりゃ髪も減るし、白髪も増えるわいってところですが…会派結成について抱かれた疑問点等については、細かいことについても、昨夜より直接お尋ねいただいた場合などにはできる限りお答えするつもりで対応しております。何しろ、昨日も繰り返しお示しした5つの約束に謳っている通り…議会を身近に感じさせて、住民本位の政治を届けるのがツヤマノチカラですから!

いつでも何でもお気軽にご連絡ください。

それぞれの所属会派を離脱してまで私と合流する決断をしてくださったお二人には感謝していますし…その思いに報いるためにも、今まで以上に”津山市議会議員、三浦ひらく”としての活動で成果を上げていく所存です!

ちなみに昨日の津山市議会の臨時会がなぜ、そんなに遅い時間帯(10時〜23時10分頃)まで延々と続いたのかと言いますと…。

信じられないような手のひら返しや、どの口が言うとんねん的発言に彩られた政治的な綱引きが繰り返されたせいです。

長時間のやり取りの結果、誰がどの会でどんな役職を担うかが決定されるのですが…何その決定プロセス?と首を傾げざるを得ない場面が何度もあり、相変わらず議会って変なところだよなぁという印象を覚えざるを得なかったのが正直なところです。主なものを以下に紹介します。

常任委員会 (令和3年5月11日現在)

委員会名 総務文教委員会
定数 7人
委員長 松本義隆
副委員長 金田稔久
委員
(50音順)
安東伸昭
勝浦正樹
河村美典
津本辰己
政岡大介
所管事務 総合企画部、総務部、財政部、地域振興部、出納室、教育委員会、選挙管理委員会、公平委員会及び監査委員の所管に属する事項、他の常任委員会の所管に属さない事項

 

委員会名 厚生委員会
定数 7人
委員長 近藤吉一郎
副委員長 美見みち子
委員
(50音順)
中島完一
西野修平
広谷桂子
三浦ひらく
村上祐二
所管事務 環境福祉部、こども保健部の所管に属する事項

 

委員会名 産業委員会
定数 7人
委員長 原行則
副委員長 髙橋寿治
委員
(50音順)
秋久憲司
河本英敏
竹内邦彦
森岡和雄
吉田耕造
所管事務 産業経済部、農林部及び農業委員会の所管に属する事項

 

委員会名 建設水道委員会
定数 7人
委員長 岡田康弘
副委員長 政岡哲弘
委員
(50音順)
岡安謙典
田口浩二
竹内靖人
中村聖二郎
村田隆男
所管事務 都市建設部及び水道局の所管に属する事項

 

議会運営委員会・特別委員会 (令和3年5月11日現在)

委員会 議会運営委員会
定数 9人
委員長 秋久憲司
副委員長 政岡哲弘
委員
(50音順)
岡田康弘
髙橋寿治
田口浩二
原行則
政岡大介
所管事務 議席、会期、会議日程、議事日程、議案、請願・陳情等の取扱、本会議の議事運営、一般質問及び緊急質問、議場の秩序維持、議会の会議規則、委員会に関する条例その他の法令、議長の諮問に関する事項

 

委員会 広報調査特別委員会
定数 8人
委員長 吉田耕造
副委員長 勝浦正樹
委員
(50音順)
安東伸昭
岡田康弘
岡安謙典
竹内靖人
中村聖二郎
村田隆男
所管事務 市議会広報、広報誌の編集方針・編集内容等についての調査研究

 

委員会 議会活性化調査特別委員会
定数 8人
委員長 松本義隆
副委員長 村上祐二
委員
(50音順)
河本英敏
西野修平
広谷桂子
美見みち子
三浦ひらく
森岡和雄
所管事務 議会活性化に関わる諸問題についての調査研究

 

委員会 高等教育機関のあり方調査特別委員会
定数 8人
委員長 政岡哲弘
副委員長 金田稔久
委員
(50音順)
河村美典
田口浩二
中村聖二郎
原行則
松本義隆
吉田耕造
所管事務 高等教育機関のあり方等についての調査研究

私は基本的に全て前期の2年と同じところを希望し、概ね希望が通りました。一つだけ上記のリストには載っていない新たに希望した役割があったのですが…複数の方と被ったために譲りました。

それにしても皆、役職に対して執着があるんだなぁと改めて強く感じるようなシーンが連発され…そういう意味では全くもって蚊帳の外にいる印象があったツヤマノミライの三人ですが、このような住民利益とはほぼ完全に切り離されたところにある議会内部だけの問題に議会のリソースが多く割かれている現状を変えることこそ、私たちが集った最も大きな目的だとも言えます。

問題点をスルーすることなく、津山市議会を真の意味で活性化し、口先だけでない本当に進めるべき議会改革を推進していくために、チカラを尽くしてしていきます!

実のところ、昨日発表した会派の件にしても…本当は数ヶ月単位で進めていた案件です。そうでないと会派名を記したピンバッジや5つの約束、会則などを昨日のうちにお示しすることが出来るはずもありません。

つい先日まで傍聴者としてしか参加できなかった会派代表者会議では、早速私も会派代表者の一人として、ハッキリと会派の意見を述べさせていただきました。

まぁ超絶アウェー感が漂いまくりでしたが。

津山市議会に私が議員になるはるか以前から存在する”議会構成に関する申し合わせ”が、諸悪の根元になっている印象があります。

政治では討ち死に≒犬死に。泥臭くても結果にこだわり…生きる!

2021-05-07

これについては上記エントリーで先日も少し触れましたが、議長や副議長をはじめとした主な役職には、期数を重ねていない議員は立候補することすら許されないという現実があります。

この件について、他自治体の議員からは信じられないと言う声が相次ぎました。

実際問題、こうした期数による制限は全くもって意味不明です。例えば当選したばかりの新人議員が議長に立候補したところで…まぁ他の議員の賛同が得られるとは考えづらいため、実際にはなれないでしょうし…手を挙げること自体、何を考えているんだと言われることも理解できます。

ただ、手を挙げる権利はあると考えるべきではないでしょうか?

さらに言えば、津山市の現行ルールでは議長や議会運営委員会の委員長は三期以上が必要条件であり、二期(つまりは4年以上8年未満)の経験があってもなることができないという…10年経つまで黙ってろ的な印象すら受ける状態なのです。

口先では議員は皆平等などと言いつつも…明らかに古い議員にとってのみメリットがある、こうした申し合わせの不条理な内容を変えていくことは、私にとってもツヤマノチカラにとっても当面の課題の一つです。

今までにも実は何度も…実際には昨日も、申し合わせに反するケースがあったにもかかわらず、それが見過ごされてきているのが現実です。

ルールを盾にとって私の主張を退けるのであれば、その運用は厳格になされないとなりません。

こう言っちゃ何ですが…会派代表者会議こそ、本当はYouTube中継をしてほしいくらい。これは私だけではなく会派代表ではない他の議員にとってもメリットがある話です。

そもそも市民に開かれた議会だとか何だとか謳っているクセに、事実上の最高意思決定機関になっている会議が非公開で議事録もないってのは一体何なのでしょうか?

公職に就いている者が密室で何かを話し合うとき…基本的にはあまり良いことでないと想像してしまうのは…心が荒んでいるからでしょうか?

何にしても…あたりまえのことがあたりまえにできるような議会へと、変えていかねばなりません。議会改革は待ったなしで進めないとならないことは、津本辰己新議長と中島完一新副議長も、就任前に強く述べていたことです。

口先だけで終わってもらっては困りますので、必要に応じて状況を共有しながら声をあげ続け、当事者である議会の一員として責任を持って動いていきます!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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