表現の自由戦士が守るのは、君の自由!公権力は黙っとけって話。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、今日は13時半からの教育委員会定例会の傍聴をメインの目的として市役所に登庁しました。定例会の内容についても沢山言いたいことがありますが、もはやこれは6月議会で議場で質した方がベターだろうなということもあるので…ここで詳細を論じることは控えておきます。

ただ何度も…今さら何を言っているんだ感を非常に強く覚えたことだけは記しておこう。

緊急事態宣言下、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策ということで…今回は議員は別室で、スクリーンに投影された会場の様子を見聞きする形での傍聴になりました。こうした形での傍聴は教育委員会定例会では初めてのことです。

まぁ正直、極めて傍聴しづらかった(聞こえにくい)。

当該時間帯、津山市役所内には空いている広い部屋があることは関係者なら皆知っていることです…そもそも広い部屋を使えば別室傍聴の必要性などないわけですから、もったいない…というか、非常に効率が悪いと感じます。

常任委員会をはじめ委員会単位での議論の場に使われる委員会室という部屋は、新型コロナウイルス感染症対策本部の会議などをはじめ、それなりには使われている印象があります。しかし全員協議会室などは極めて稼働率が低い印象ですし…それこそ何度か議場の質問の場でも提案しているように、津山市議会の議場を使えば、マイクも全席に配置してあるわけですし、YouTubeでの中継すら簡単に可能にできる設備があります。

津山市そして津山市教育委員会には、より効率的な行政運営をお願いしたいところ。もちろん、それは当然の話ですが…対案や根拠を明確に示していきながら、6月議会では公金の使途として非常に重要なポイントである効率の良い行政運営について、デジタル技術の活用による改善などを中心に質問させていただく方向で考えています。

まだ項目の書き出しすらしていないけど、大きなテーマというか方向性としては上記のような感じで…年度も変わって新しく会派も立ち上げて…というタイミングなので、基本を大切にした質問をぶつけるつもりでいます。

そして本日の夜は、いつもお世話になっている団体…表現の自由を主張し、マンガ・アニメ・ゲームなどエンタメの全てのジャンルで我々の権利と利益を守るために活動しておられる…AFEE エンターテイメント表現の自由の会さんの勉強会に、オンライン参戦させていただきました!

AFEEさんの勉強会には以前にも参加させていただいたり、AFEEマガジンを拝読して勉強させていただいている上に光栄なことに演説内容を掲載いただいたり、コミケ街宣&コロナ禍になってからはエアコミケ街宣に参戦させていただいたりと…とにかくお世話になっています。

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今回は7月に迫った東京都議会議員選挙立候補予定者の皆さまをはじめ、国会議員から都道府県議会議員、そして市区町村議員まで様々な属性の人間(ただし政治家限定!)が揃った会でした。

そもそも表現の自由とは?という基本的な話から、問題山積の東京都の青少年健全育成条例審議会にほとんど毎回潜入…というか傍聴に入ってくださっている方からの参考になりまくる報告など、わかりやすく楽しく学べた1時間半弱でした。

せっかくなので…少しだけ内容を共有させていただきます。表現の自由って言うけど、無制限の自由なわけではなく…ある程度の制限を受けるものであり、お国柄や時代の流れなどによって変わってくる部分もあるわけです。

例えば!

ある超有名な海賊王に俺はなるマンガの登場人物の中に、かわい子ちゃんが大好きなコックさんがいるんだけど…まぁタバコを吸うわけですよ、コックなのに決めシーンでは必ずと言って良いほどに。

あのタバコ、アメリカではキャンディーに変わるんだって。

韓国なんかでも喫煙シーンとか…あとは拳銃やナイフなんかもモザイクが掛かって見えないようにするんだとか。知っている人は知っていることでしょうが…色んな考え方があるもので、どんな考え方も絶対に正しいとは言えないものですよね。

この子に似たキャラクターが登場する、あんなこといいな、できたらいいな的アニメのことも少し触れられました。みんな大好き…最近はヒロインのあの子の入浴シーンについても物議を醸すことが少なくないですね。

まだ揉めてんの!? しずかちゃんの入浴シーンを再現したアトラクションに批判の声が殺到した「ドラえもん わくわくスカイパーク」

表現の自由というのは、生活の中で知らず知らずの内に侵害されていることも多く…それこそ、気づかない内に自分自身が侵害していることもあるかもしれないのです。

しばしば当ブログでも書いてきていることですが…表現の自由を守るということは、自分自身の気に入らない表現や嫌いな表現も守るということです。

考えていくと、なかなか難しい話ではあるわけよ。

政治家が目指す良い社会とは、一部の人にとっては価値観の押し付けになり得ます。

これは私自身もいつも非常に気を付けていることで、自分自身の考え方が100パーセント正しいと思い込んでいるような人は、政治家や議員をすべきではないとすら考えています。強い信念や矜持があるということとはまた完全に別問題です。

法律を作るということは、価値観が合わない人の権利を制限することになる。

今日の話の中で、上記のような表現が出てきましたが本当にその通りです。政治家や議員は決してこの事実を忘れてはならないと思うのです。

あと、AFEE代表が私見ということで述べられていた行政の取るべき姿勢についても私は同意しています。

行政はコンテンツの内容について評価すべきではない。

仮に評価する必要がある場合は専門家に任せるべきで、それこそ首長などが私見を述べることはあっても良いと思いますが…公権力が介入すべきではないことに介入していくとロクなことがないのは、あえて例を出さずとも皆さまよくおわかりでしょう…。

公権力がこの表現は良い、この表現は悪いなどと決めることは、全くもって超絶ナンセンス!

そう考えています。ま…この件について語り始めると長くなるのでまた今度…動画ででも。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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