車の保険入ってる?それと同じ!防災時の備えは生活とセットで!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

皆さまご存知のように全国各地で大雨による被害が出ているところです。津山市においても本日は朝から警報が出て、災害警戒本部が設置されました。

今日はこんな天気ではありましたが…西へ東へとかなりハードに動き回らなくてはならない予定を組んでいた関係で、スーツをびしょ濡れにしながらも飛び回りましたが…無論これは不要不急ではない予定だったからで、警報が出ている際の外出は、くれぐれもお控えください。

10時半には警報解除に伴い、いったん解散したものの…その後の警報発表を受け、現在も災害警戒本部は引き続き設置中…つまり職員の皆さまが警戒に当たってくださっています。

窓を開けて外を見る限り、市内中心部でも現在も降雨は続いています。

7月7日23時55分、津山市内には下記のように大雨警報(土砂災害)、洪水警報、雷注意報と、土砂災害警戒情報が引き続き出ている状況です。

今日も、某所で話している中で…「豪雨災害の時のようなことにはならないと思うから大丈夫でしょう」という表現が聞かれました。もちろん、あんな被害が出るようなことにはならない方が良いに決まっているわけです。

ただし!

もしかしたら夜中に大雨が降るかもしれないし…ひょっとすると雨の影響で命に危険が及ぶような土砂災害が発生するかもしれない。

”もしも”の想定をしておくことがどれだけ大切か。

それを私たちは昨今毎年のように繰り返される大きな自然災害の中から、そしてもはや忘れてしまっている方も、忘れたい方も多いのは承知の上であえて触れますが…東日本大震災や阪神・淡路大震災などの非常に甚大な被害が出た災害から、良い加減に学ばねばなりません。

ただ実際、これは極めて難しい…なぜなら多くの人間は、喉元過ぎれば熱さを忘れるものだからです。

だからこそ、今備えましょう!

目の前の、今そこにある危機…まさに大きな災害に繋がるかもしれない状況が、まさに現在進行形で津山市でも起こっているのです。しかも数年前には実際に多くの市民の方が、信じられないような雨量が続く経験をしているハズです。

だからこそ、豪雨災害の時のようなことにはならないと”思う”というような、一切根拠のない希望的観測で備えを放棄するのではなく、何かが起こってしまった時に後悔しないように、今備えておくべきです。

車の保険とかと同じ!

万一への備えを考えるのは、万一が起こってからでは遅いのです。普段の暮らし、日常の平和を守るためにこそ…もしもの事態に備えて準備をしておくことが、自分自身の命と健康や財産、そして大切な誰かや何かを守ることにも繋がるのです。

非常用持ち出し袋の一つも用意していないアナタは、買いに走った方が良いぞ!

もちろん、警報が解除されてからの話だけどね。今の状況で急に避難が必要になったらどうするか…そういう想定をしておくことも大切です。

正しい情報を確認できる手段も確保しておいてください。津山市では現在、加茂・阿波地域に避難指示が発令されており、避難所も開設されています。

こうした緊急情報は津山市公式サイトのトップページからご確認いただけます。

気象庁・津山市
津山市の警報・注意報、注意警戒すべき情報をリアルタイムでご確認いただけます。ホーム画面に戻り、お住まいの地域を選択いただければ全国どこでも利用可能です。

岡山地方気象台
小学生用のページなども準備。常に岡山県内の最新情報をご確認いただけます。

国土交通省・吉井川
河川名に吉井川と入力していただき、ぜひ近くの観測所をチェックしてみてください。もちろん吉井川以外の河川流域にお住まいの方もご利用可能です。

災害時に情報を取りに行く手段は、可能な限り市民の一人ひとりが用意・準備しておくべきだと、私は考えています。

政治の情報は、ほら出しておいてやったぞ見にこいよ…ではダメだと思っています。そもそも通常の状況ではない非常事態であることが明らかな災害発生時には、個々がそれぞれに利用可能な情報受信手段が通常時と異なる状況になること選択肢が減っていること発信側(行政等)が全ての住民に届けようとしても、それが普段以上に困難を極めること等が想定されます。

だからこそ、みずからが情報を取りに行くための手段の準備をできる時にしておいてください。

津山市SNS

津山市災害情報等メール配信サービス

この他にも津山市では緊急告知防災ラジオ防災行政無線広報車などを用いて情報発信をしていますが…そもそも豪雨の最中に防災行政無線の効果がどれだけあるのかについては大きな疑問符が付きますし、広報車は走らせること自体がそもそも非常に危険です。何回も言っている(そしてその度に却下されている)けど、導入されるまで何度でも言うつもりですので…改めて書いておくけど、Twitterはやるべき。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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