世界一わかりやすい質問解説&動画。熱い男の津山愛をFEEL!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

津山市議会6月定例会、私の個人質問が終わりました!

傍聴&中継をリアルタイムで見てくださった方、すでに動画をご確認くださった皆さま…有難うございました!本日は先日書いたエントリーの答え合わせ的な内容として、実際の質問と頂戴した答弁をもとに、今回の質問戦を誰よりもわかりやすく解説いたします。ま…自分自身のことだから当然なんですけどね。

未見の方は是非、まずは動画をご覧ください。

なかなかに今回も早口言葉…例によって13,000文字超くらいのボリュームでしたので「細かいところを確認したいので字幕を付けてくれ!」というリクエストを、終了直後からいただくような結果になってしまいました。

早口でも聞き取っていただける滑舌の良さ&専門用語をなるべく使わないわかりやすい質問を心がけており、”世界一わかりやすい一般質問”を標榜している私としては…まだまだの出来(満足も諦めと紙一重だと考えている私としては、満足する出来などあり得ないのですが)であり、いただいた答弁内容のことは全て抜きで考えても、正直なところ納得がいくパフォーマンスではありませんでしたが…終わってからそんなこと言うのはダサい(それでも言っちゃう!)し、プロとして情けないので、このあたりにします。

結果が全てですからな!

それでは本日の議会質問、質問した本人による振り返り…解説をお楽しみください。質問等も受け付けます(応えられるか否かは内容次第ですがなッ!)ので何かありましたらコチラまで是非どうぞ。ご意見・ご要望も常時承っております。

・新型コロナイウルス感染症対策について

①行政業務のあり方

コロナ対策として大人数で集まるな、人と人との接触機会を減らせって言っておいて…行政は大人数で集まって会議もガンガンやって「感染対策はしっかり講じた上での開催だから良いのだ(キリッ)!」って言ってるようじゃ…当然ながら「どの口が言っとんねん!」となる。だからこそまず隗より始めよ精神で、新型コロナ対策本部会議くらいは可能な場合は書面開催やオンライン開催しなよって話をしました。反応はイマイチも良いところでしたがね…。準備は出来ているって言っていたけど、せめてリハーサルしときましょうぜ今の内にと思います。

②施設休業・イベント

図書館は開けておくべきだったでしょ!閲覧席利用を制限した、貸し出しと返却といった業務だけの運用であれば、スーパーでの買い物等とリスクは変わらないのでは?緊急事態宣言下で外出が制限される状況だからからこそ、図書館への期待、果たすべき役割が大きくなる。あと屋外のグラウンドも開放すべき。部活動の再開は認めているんだしね。市民の皆さまからのリクエストも特に多かった二つについて具体的に言及したけど…「健康・安全を第一に考えて」の処置なので理解してほしいの一本槍。丁寧に対応してほしいとお願いしています。


③部活動

熱中症が心配される季節になってきたし、公式戦や発表会前の急な活動は生徒の心身に危険を及ぼす影響が大きいとかって理由で再開したとのこと…いやいやいや!公式戦や発表会が近いからというような理由で再開が認められるような措置ならば、最初から中止する必要がなかったやんけと。あくまでも感染症対策目的で活動中止したハズなんだから、再開できるのはリスクが下がったと判断できる場合じゃないとおかしいでしょ!部活動再開を歓迎しているからこそ納得がいかない。ので!こんな一律措置、軽々にはもうしないでねと言っています。

④ワクチン対応

優先接種の考え方については、他の議員も色々と言っていたんだけど…特にワクチンを接種できない年齢の医療的ケア児の保護者の方など、特別な配慮が必要なケースがある。国会でも6月11日に医療的ケア児支援法が成立したばかり。努力義務から責務になった支援を充実させ、適切なサポートが受けられる仕組みを整えていくことが必要なんだけど、検討してくれているそうです!まぁ結果次第だが…やったぜ!あと、ワクチンを接種しない、あるいはできない方々が差別等されないためにも、ワクチンは任意接種であることの啓発も頼みました。

⑤マスクの適正使用

この項目は地味そうに見えたかもしれないけど、個人的に今回のメインに近い話。このところ取り上げ続けている熱中症問題へ意識を向けてもらうことの大切さもそうだけど…乳児にマスクを強要すべきでないこと疾患などやむを得ない理由でマスクが出来ない方もおられることなどは、コロナ禍がこれだけ続いても、津山市でも理解が足りていません。今回は専門家の先生から助言をいただいて、答弁に反映してもらいました。正しい知識の共有が第一なので、答弁内容をまとめて広報紙やWEBを利用して頒布していただきたいと提案しました。

・昨年度の議会質問に関する現状確認等について

⑥地域商社

予想通り、今議会でも昨年9月議会に続き…燃える予感(炎上という意味で)しかしない案件であることは今日も感じました。追求すべきを追求するのは当然ですし、議員それぞれに攻め方もあります。ただ、目的が何であるかを考えなくてはなりません。このテーマに限らず、議会を政局利用することに私は明確に反対です。真摯に情報公開していただかないと、市民の皆さまの不信感が募るばかりで誰も得しない結果になるということ、 公金を費やして運営する以上は最低限の透明性は担保していただきたいことなどを述べています。苦しい答弁でしたね。

⑦地域おこし協力隊

住み続けてもらうことを期待して、公金を費やし手厚いサポート体制まで整え、仕事を用意してまで住んでいただく制度です。 仮に制度を上手に利用して、モラトリアム期間を延長するような生活を、公金ベースで 行っている者がいるとしたら、好ましい事態ではないことは明白。当局の主張にも少しは共感できる部分もありましたが…今のままでは全然ダメだと確信しています。地域おこし協力隊事業だけを漫然と継続するのではなく、今年度からスタートした新たな制度等の理解も深めていただき、うまく使っていただくことをお願いしました。

⑧産業支援センター

コロナ禍で最も深刻な打撃を受けている業界の一つ、飲食業界を支援するアプリを作っているところなのですが、間も無くリリースされるそうです。津山市の皆さま、積極的に使いましょう!そしてつやま産業支援センター特命大使に素晴らしい4組(ウエストランドさん、まつきりなさん、桜乃彩音さん、LIDLESS TOYBOXさん)が就任した件にも触れ、副市長まで引っ張り出してPRに本気で取り組んでいただくことをお願いしました。期待していますが、それだけでなく主体的に関わる道もあります。一般PR大使は6月末まで募集延長中、是非!

⑨校則

市内某中学校区で出ていた暴挙とも言える理不尽なルール策定…中学校の校則をそのまま小学校に落とし込もうとする動きについて、津山市教育委員会からも、子どもたち抜きで進めるプロセスには問題があったと明確に認めていただきました。また先週6月8日付けで文部科学省より出された事務連絡(記事では通知となっていますが実際は事務連絡、文科省確認済み)でも、校則は社会の常識や時代の変化を踏まえ「絶えず積極的に見直さなければならない」とされており、理不尽な規則の見直しを促しているのです。時代は変わりつつあるのダァ〜!

・デジタル化関連施策にかかる対応全般について

⑩ビジョンと方策

先日のブログ記事でも取り上げた、NTT西日本とNTTドコモという巨大企業と津山市の連携協定締結について…これにより津山市の現状をどう改善しようと考えているのか。行政のトップである谷口市長と、教育行政のトップである有本教育長の考えを実現のための方策と共に伺ったのですが、まぁ正直あまり具体的な話はお答えいただけていません。現段階では仕方ないかなという部分もあるのですが…具体策が何もない状態で連携協定なんてことにはならないと思っていますし…お示しいただけなかったことは残念ですが、期待&注視しましょう!

⑪パブコメ(パブリック・コメント)

津山市教育委員会のネット・スマホ・ゲーム規制についての対応の不誠実さなどから、皆さまにパブコメ等へと意見を寄せていただくように呼びかけたことがありました。まぁ無理やりこじつけた感や裏技感もありましたので今回あまり強く言えなかったのも否定できませんが、パブコメそのもののあり方や、議会に入って以来言い続けてきている”広聴”の大切さについて話しました。情報公開もメッチャ大切なことで私の施策の一丁目一番地ですが、双方向性がなければ目覚ましい効果は期待できません。答弁内容は正直、流された印象が強いな…。

⑫窓口業務

これは多分、珍しく私への答弁が初出しになった情報!結果的に超素晴らしい取り組みの紹介になりました。市民に身近な市民窓口課(戸籍・住民票・印鑑登録・パスポート等)医療保険課(国民健康保険・後期高齢者医療制度全般)という二つの課の所管業務について、デジタルサイネージを用いた呼び出し番号案内が、10月を目処に運用開始されるという話です!市民・職員双方にメリットがある利便性向上と混雑緩和に繋がり、そして新型コロナウイルス感染症対策としても有効な施策のスタートを、楽しみに待ちましょう。しかも市費負担ゼロ!

⑬教育現場での端末活用等

華々しく新たな取り組みが報じられている陰で、先端技術は現在の本市の教育シーンでは活用される段階にないのが現実です。NTT西日本とNTTドコモとの連携についても市内の保護者から「どこの学校でこんなことをやってるん?うちの子 全然知らんって言ってるけど。」というような声が聞こえてくる中で、改めて現状確認。学校ごと、あるいは先生ごとに差があるのは事実ですし、それは残念ではありますが…ある意味では仕方がないことです。ともかくできる限り進めてもらいたいのが私の願い。最後には教育長にメッセージをいただいています。

いやん!

また思いの外、長くなっちまった。

熱い思いがあり過ぎるぜ!

仮に全部読んでいただけたなら…それは理解してもらえたと思います。動画を見ていただければ、理解していただけるはずです。

行政職員の皆さまとは、答弁の調整等で今回も沢山のコミュニケーションを取らせていただきましたが…その過程はとても有意義で、お互いに理解し合うことができたシーンが今までの中で最も多い定例会になったような気がします。

これからも益々、しっかりやっていきますぞ!

来週には常任委員会特別委員会が予定されています。

常任委員会でも、特別委員会でも、私が提案した件について取り上げていただけることが決まっていますので…発表できる段階になったら共有いたします。

少しずつでも良い方向に変えていきます!

ツヤマノチカラの三浦ひらくをよろしくマ!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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