存在しなかったことがヤバい?議会BCP策定までの果てなき道。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

現在、津山市議会は6月定例会の真っ最中(23日まで)です。

見直しは必須!津山市新型インフルエンザ等対策行動計画を斬る。

2020-06-15

本日は、先だって開催された常任委員会に引き続き、2つの特別委員会が開かれました。私も一つの委員会に所属しているので、当然参加させていただきました。

特別委員会は、必要がある場合に議会の議決で設置されるものです。

本日開催された2つの特別委員会で扱っている内容については、双方とも思いっきり興味がある分野なので…実は両方に出席したいくらいなのですが…同日同時間帯に開催するので、傍聴もできません。その点は4つある常任委員会と同じなのです。

以前も書いたように、開催日を分けたり時間帯をずらす等の工夫をして、傍聴であっても複数の委員会に参加できるように改善すべきだと考えています。

さて、その2つの特別委員会を紹介しましょう。

広報調査特別委員会と…

議会活性化調査特別委員会です。

それぞれの所管事務については公式サイトから引用した上の図表にも書いてある通りで…本日の動くひらくでも詳しく述べています。

議会活性化調査特別委員会では、私が参加させていただいているこの1年間だけでも、議会の活性化に資する内容ということで…大変ザックリとしていながらも幅広い分野をカバーする議論がなされてきました。

津山市議会を活性化させるための取り組みについて調査研究する場です。28人の議員のうちの8人が所属しており、オブザーバーとして議長・副議長、そして議会事務局の皆さまを含めた面々で話し合いがなされます。

議会報告会の内容を協議したり、今年度の夏頃(もう夏同然ですが)には導入されることがすでに決まっているタブレット端末の運用方法などを論じたり、津山市だけでなく全国的にも大きなテーマになっている議員定数・議員報酬について話し合ったりするわけです。今までも議論を重ねてきています。

本日のテーマは議会BCPについてでした。

BCP事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。(中小企業庁ホームページより引用)

要するに何かあった際…非常時の議会の動き方を予め決めておこうって話。

これは極めて大切な話です。

むしろ今までは指針が存在しなかったことがヤバい話。

新型コロナウイルス感染症の脅威が完全に去ったわけではなく…また、いつ何時どんな大きな自然災害が発生するかもわからないような状況下だからこそ、今こそ大急ぎで話し合い、一刻も早く実効性のある計画を成立させる必要があると考えます。

それなのに…ま、色々と難しい。

詳しくは動画で。

早期に叩き台を仕上げ、迅速に審議して内容に磨きをかけ成立させることで、少しでも円滑な議会対応と業務継続が図れるように制度構築しておき、不測の事態に備える必要があります。

目的が同じ(?)でも、考え方や取り組み方が異なる面々で折衷案を生み出す大変さよ…。

しかし本日は珍しく良いこと言ったってことで褒められたりして嬉しかったです(普段の発言への反応は推して知るべし!)。

とにかく、成すべきを成さねば!

ちなみにBCPとは事業継続計画(Business Continuity Plan)の頭文字を取った言葉。

…だそう、です。

動画内で知ったげに披露しようとして、Cが何の略だったか忘れた(そもそも覚えていない)恥ずかしい男が私になります。本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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