議会活性化とは?提案した取り組みが全て却下された話。あきらめない男は挑戦し続け、必ず成果に繋げます!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日の津山市議会では議会活性化調査特別委員会が開催されました。

それ以外にも毎回しっかりと傍聴に入らせていただいてきていた地方創生推進会議がありました。

津山市長をはじめ、各部の部長級も勢揃いし、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定及びその推進に当たり多様な視点から広く意見を聞くため、産学官金労言の分野から学識経験を有する者、関係団体を代表する者、関係行政機関の職員などが委員として名を連ねる会議体です。経済分科会が午前中に、そして午後からは社会環境分科会が開催されたのですが、色々と重なってほとんど傍聴できずじまいでした。資料は頂戴してきていますので、しっかりと精査して言うべきことがあれば議会でも言わねばならないでしょう。

さて、議会活性化調査特別委員会ですが…その名の通り、所管事務は議会活性化に関わる諸問題についての調査研究と定められています。現在のメンバー構成は以下の通り。

委員会 議会活性化調査特別委員会
定数 8人
委員長 三浦ひらく
副委員長 河村美典
委員
(50音順)
金田稔久
末永弘之
髙橋寿治
ほかぞの千晶
松本義隆
森岡和雄
所管事務 議会活性化に関わる諸問題についての調査研究

津山市をより良くするためには、ガラパゴス同然の津山市議会をまずはより良くしていかねばならない。

選挙においてもそう訴え、議員にならせていただいている私ですので…議会改革、つまり議会をより良くしていくための分野の多くを所管する議会活性化調査特別委員会の委員長をさせていただくことには、実はかなりこだわってきました。

前任期の後半1年少々の期間でしたが、委員長職を務めさせていただいた際にそれなりの意義を感じていたからこそ、新たなスタート地点に立たせていただいた後にも委員長ポストを獲ることに執着したわけですが…その際にも一悶着ありましたし、実際のところ、委員会において委員長は採決に加わることができないことなどから、改選後すでに1年2ヶ月ほど務めさせていただいているわけですが、あまりこだわるべきではなかったかなと感じることも多々あります。

議会活性化調査特別委員会の委員は現在、会派から1人ずつの代表と、無会派で活動されている末永議員の計8名。今日も、会派ツヤマノチカラの代表として、3つほど新たに取り組むべき案件として提案させていただきましたので、紹介させていただきます。

①オンラインを活用した市民の皆さまとの交流、意見交換会の類の実施。

住民意見を聞く試みの一環として、新たな選択肢を増やすべき段階にもうとっくに入っていると思われることから提案。すでに同種の試みを行っている自治体議会に伺ってみても、最初は参加者が極めて少ないことなどもあったが、まずはやってみること、継続することが重要であると口を揃えられること、またオンラインでの実施により、参加者の幅が広がったこと、若い層の声が届くようになったことなどを重視して、本市議会でも試みていくべきだと考える。zoomでの開催を想定しているが、他にもツールは幾つもあるわけで、とにかくやってみるべきだと働きかけた。

②議会に対する声を届けられる仕組みの実現、物理的な意味での目安箱の設置。

①の試み同様に、住民意見を聞くための選択肢を増やす観点から、オフラインでの紙ベースのこうした試みも行う価値があると考えたもの。すでに同種の取り組みを行っている自治体議会の話を聞くと、傍聴時などに寄せられる声には、個人に対する意見や、中傷の類に属すと思われる声が含まれることもあるが、それもまた市民の声の一つとして、甘受しているとのこと。声は聞きおくという形で、津山市当局が実施している市民の声の議会版をイメージ。やることによるデメリットが特段にないと思える上に、すぐにでもほぼノーコストで簡単に取り組める施策であることから、実施すべきだと訴えた。

③子どもたちを含めた、市民の皆さまに議会に足を運んでいただくための施策、議会見学会の開催。

実は以前にも同種の提案を会派から出していたが却下された前歴がある。本当は議会として行いたかったが、そうした経緯もあり議会遠足は会派として実施することになった。津山市議会では公式サイトにおいても開かれた議会を目指すと謳っている。しかしながら、現状は開かれたものだとはとても言えない。どう考えても意見交換会や議会報告会への参加のハードルが高いことは過去の歴史が証明している。 今まであまり議会に興味関心を持っていなかった層に、議会とはどんなところであるのか、その一端に触れていただくことを目指す取り組み。押しつけではなく議会というフィールドに立っていただき、感じて楽しんでいただくことをベースに、具体的には、子どもたちを含めた市民の皆さまにまずは議会を知っていただくため、議会に足を運んでいただくために、夏休みなどの長期休暇を利用し、自由研究などにも使えるような企画とすることで、小中学生や保護者、議会に行ってみたいけど一歩が踏み出せていない層を掘り起こすことを狙うもの。 議場や全員協議会室、議長室や議長応接室などの見学や記念撮影などをメインに、ちょっとした座学や質疑応答程度は行っても良いと考え、提案。

結果、全て却下。

欠席の委員も2人おられたので、満票で5票となる状況でしたが…①と②に関しては賛同委員ゼロ。③も賛同委員は2名にとどまり、議会として実施することはなくなりました。

極めて残念です。

①と②については、詰めていないのでどういう形で実施するかはわかりませんが…会派として取り組んでいく方向で考えています。まだまだ、津山市議会として取り組めるような状態にはないことはハッキリしましたので。

③は、2名の委員からは賛同を得られたので…議会としてでないのは当然ですが、会派単位でもなく、できるだけ多くの議員で協力して、良い感じで進められたらと考えています。その方が効果の最大化が期待できますから。

どんな状況であろうとも…できる限り楽しみながら前向きにトライし続けて…そして結果に繋げていきます!

いや〜、生粋のチャレンジャーと言うか…まぁ拓(ひらく)なんて名前を付けてもらった時点で、開拓者となる運命なのかもね!

アイキャッチ画像はやまがBASE訪問時の一枚…公開し忘れてました。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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