未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日はつい先日、一部で話題になっていたあるまちの議会についてです。私の住む岡山県津山市からは実はそれほど遠くない、以前はしばしばドライブなどでも出かけていた鳥取県倉吉市議会での話。
私がここでグダグダ書くよりも…プロが書いた記事を読んでいただく方が確実にわかりやすく手っ取り早いので是非、下記リンク先の記事をご一読ください。
先だって立教大学の学生さんとのオンライン講義に参加させてくださった林大介先生のコメントも、記事中の最後に専門家からの意見ということで写真付きで紹介されています。
超ザックリとまとめると…高校生が市の通学費用の助成制度の見直し求めて市議会に陳情。一度は議会で不採択となるも納得できず、今度は同級生の署名を添えて、選挙により顔ぶれも変わった市議会に再度陳情を提出。結果はひっくり返り賛成多数で「採択すべき」とされたという事例についての記事。

かつて東京都板橋区で小学生の子どもたちが行った陳情について触れたエントリーを書かせていただいたこともありました。
間違っている、おかしいなと思うことに対しては声を上げていかねばなりません。
つい先日もその辺りには触れたばかりですが…実際のところ、声を上げられる人たちばかりではないのは当然の話です。
議員にならせていただいて以来、津山市でも様々な相談を受けてきていますが…こうした陳情あるいは請願(津山市議会での扱いの違いは以下の通り)へのハードルは決して低くないのが現実だと感じています。

請願・陳情とは
市議会は、市民の皆さまの市政に関する意見や要望を、「 請願 」または「 陳情 」として受け付けております。 津山市議会では、その取り扱いに次のような違いがあります。請願書 ⇒ 「市議会議員の紹介がある意見や要望」
- その内容により、所管の常任委員会または議会運営委員会に付託し審査をした後、最終的に本会議で採決し、議会としての結論を出します。
- 審査結果が確定すると、議長はその結果を提出者に通知します。採択したものは、必要に応じて国、県等の関係機関に意見書を提出します。
陳情書 ⇒ 「市議会議員の紹介のない意見や要望」
- 定例会初日に、陳情書の写しを議場で全議員に配付しますが、議会としての審議は行いません。
保護者の方との話の中で、別の選択肢をチョイスするケースになってばかりなのが現状ですが…請願・陳情、やる気のある子どもたちがいれば全力でお手伝いさせていただきますぞ!
まぁそりゃもちろん、内容によるけども…。
安心・安全を確保するなど当然の対策を講じた上で…基本的には子どもたちの挑戦してみたいことにはできる限り挑戦させてあげるのが、大人としての一つの役割だとは思っております。

請願・陳情相談お待ちしています。
君もニュースの主役になってみないか?
取り上げてもらえるかどうかはわからないけど…多分というか確実に、津山市議会でも高校生や小学生が陳情したことなどないだろう。事実確認は今日中に済ませておきます。
本日はこんなところで。また明日!