未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
2022年1月26日、岡山県内での新たな新型コロナウイルス感染者は過去最多の876人でした。津山市でも30名の新規感染者と新たなクラスターの発生が確認されています。県内の感染確認は合計21,957人となったそうですが…こうした数字に一喜一憂している現状が未だにあることに何とも言えない思いでいます。数字は非常に大切ですが、本件については数字よりも繰り返し報じるべき内容が他にあるのではないかと、ずっと感じています。標題にも書いている通り、果報は寝て待てという古くから用いられてきた言葉もあります。もちろん新型コロナウイルス感染症への対策を何ら講じることなく、完全に自然のままに任せて、政治や社会として何もしないことが良いという意味で言っているわけではありません。
ただ「まん延防止等重点措置」をとるという判断には、個人的には賛同できないのも正直なところ。
本日も沢山の方とお話しましたが、マンボウ措置に積極的ではなかった伊原木岡山県知事の変心についても…医療現場や保健所体制などが逼迫してきていることは理解するけど、それでも支持できないという声が多く聞かれました。この措置がそうした現状を改善する助けになるとは思えないという意見です。また一部の業界のみが支援されている印象が拭えないこと、制度を悪用しているに等しいように見受けられる受益者がいることなどに強い不公平感を抱いている方も少なくない印象を持っています。
誰にとっても望ましい、例外なく皆が喜ぶような施策をとることは難しいのが現実ですが…場合によっては”何もしない”という選択が最善である時期もあるのではないでしょうか?
それにしても…コロナ禍が始まってからもう2年が経つにもかかわらず…未だに想定の甘さを感じさせる場当たり的な対策を講じ続けている感があることに対し、辟易としている方がとても多いことは日々強く感じています。地方政治の現場に議員として携わる身としても非常に情けなく、忸怩たる思いでいます。
地方自治を叫んでみたところで現実的には、津山市においても国や県の動きにある程度追従せざるを得ないところがあるのが現実です。まん延防止等重点措置期間(1/27~2/20)中は様々なイベント・行事等が中止・延期となります。参加できませんでしたが昨日、第46回目の津山市新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催されており、配布資料は公開されています(PDFファイルでこちらから確認可能)が、特段に把握しておくべき新しい対策内容が追加されたわけではないと言って良いと思います。
つまり私たちがすべきことは、感染予防策・感染拡大防止策…今までやってきている対策の徹底しかありません。
引き続き、この状況を改善するため自分自身ができることを少しずつでも積み重ねていっていただくこと、愚直なようでも当たり前のこととして継続していただくことをお願いいたします。
マンボウだの緊急事態宣言だのしないとダメなほど、一人ひとりのモラルやリテラシーが低いって…あまりに情けなくない?
本日はこんなところで。また明日!