大人も子どもも必要な情報リテラシー。学ぶには習うより…慣れ?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日14日火曜日は、津山市議会においては常任委員会の審議が昨日の内に終わらなかった場合、継続して審議を行うための言わば”予備日”として予定されていた日でしたが…昨日触れましたように、今回は全ての委員会審議が1日で終了いたしました(2日にわたることは極めて稀)。

両手に花のデコピカ議員!津山も皆が訪れやすい市役所&議会に!

2021-09-13

そんなわけで、結局市役所には行かずじまいの一日となりましたが…お子さんを持つ保護者の方からの相談が何故かとても多い一日になりました。学校現場や保育園・幼稚園等についての相談を受けることが多いのは、やはり一番若い議員であること、保護者の多くの方と世代的に近い議員であることが関係していると思っています。

もちろん様々なヒアリングや調査の後、なおかつ他の質問したいこととのバランス等を考慮した選別を経てから議会に持っていっていますが…結果として今回の9月議会での質問も教育委員会関連のテーマが多くなりました。まぁこれもいつものことと言うか、最近の私の質問の傾向ではあるのですが。

3 三浦ひらく 1.市民生活を守るための取り組み
(1)今後の市政運営と学校運営
(2)新型コロナウイルス感染症講演会
(3)公共施設休業措置
(4)市役所の感染症対策
(5)HPVワクチンと新型コロナワクチン
(6)不登校児へのサポート
(7)ひとり親家庭へのサポート
2.DX関連
(1)飲食店支援アプリ
(2)条例整備
(3)学校等欠席者・感染症情報システム
(4)外部人材登用

ところで今日、そして昨日と…質問の中でも取り上げた、HPVワクチン新型コロナワクチンに関して…複数の方から相談を受けています。その中で改めて発信しておいた方が良いなと思うことが幾つかありましたので、改めて今しがたTwitterに投稿した内容をシェアしておきます。

ちなみにHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)についての津山市の発信はこちら

HPV…何それ?

…って状態の方もおられると思います。それ自体は仕方がないことで…当然ながら、人には誰でも知らないことがあります。今からでも知っていただけば良いだけなのです。正しい知識をね。

そしてご判断いただきたいのです。ご自身のため、あるいは大切な誰かのために…判断いただきたい。以前に書いたHPVワクチンについてのエントリーなども是非、ご参照ください。

4月9日は子宮の日。子宮頸がんは予防できる?決めるのは誰だ?

2021-04-09

議会でも述べたように、小学校6年生から高校1年生までの女子は無料で接種できるにもかかわらず、副反応の問題などが過剰にクローズアップされた結果、悪い意味で高度に政治的な問題にまで発展してしまった感のあるHPVワクチン問題は、極端な意見が散見される新型コロナワクチンについて考えるときにも無関係ではありません。

国民に勧めているワクチンだからこそ公費で接種できるにもかかわらず、実施主体である津山市が「積極的には勧めていない」というメッセージを出している状況は矛盾を孕み、混乱を招くものだと考えています。また上記リンク記事にありますように…高1女子の場合、新型コロナワクチン接種の時期によってはHPVワクチンの1回目接種を早めに済ませておかないと、無料で接種可能な3月までに接種を終えられない可能性が高くなります。

こうした事実をしっかりと発信していかないという不作為によって、情報が届かなかった方々が不利益を被ることはあってはなりません。

HPVも新型コロナも、ワクチン接種は任意。

だからこそ、正しい知識としっかりとした情報を元に…後悔しない選択をしていただきたいと願います。

知らなかったという理由で悲しい思いをする人が出ないように。

私の思いはそこにあります。丁寧な情報発信をお願いするのは、そうした理不尽の発生を一件でも減らすためなのです。そしてもう一つ、今さらだけど…とても大切なことも書いておきます。

私たちには情報を取りに行く姿勢も必要です!

情報が溢れ返っている時代…誰でも簡単に情報発信することが可能な時代…だからこそ、私たちには玉石混淆で悪意や虚偽に満ちた情報もそこら中に転がっている中から真偽を見極める目と、いわゆる情報リテラシーが、大人にも子どもにも今まで以上に求められていくのです。

教育現場でも、そーゆーこと教えていかないとダメでしょ。

ちなみにアイキャッチ画像はツヤマノチカラの会派控室での一コマ。安東議員も田口議員も、むしろ私以上にデジタルに強い面を色々とお持ちなので、それぞれに教えたり教わったりしつつ…研鑽を積んでいるところです。

デジタル関連については、まずは機器に触れる機会と時間のトータルを増やしていかないと話にならんでしょ!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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