未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
記録は破られるためにあるという言葉があります。
これはどんなに凄い人が作った偉大な記録であっても、いつの日かさらに凄い人が出てきて新しい歴史を刻むことになるということを意味している…端的に言えば、未来への希望に満ち溢れた表現だと、私は思っています。
人間の可能性を示している言葉です。
記録に無駄に執着すると醜態を晒すことになりかねません…これなんて野球大好き少年だった私が小学生の頃の話ですが…本当に情けなかった。
若人が老人の想像を超えていくのは歴史の常です。
どんなトップランナーでもいつかは引退しなくてはならないし、後進に道を譲るべき時が来ます。どんな不世出の天才であろうともいつの日か老いるわけで…いつまでも特定の人が先頭を走り続けられるほど世界は甘くも狭くもないことは、実は誰もがわかっている通りです。
そしてもし、そんな世界があるとしたら…その世界にはこの先の成長はないかもしれません。
今、私は42歳です。
津山市議会では圧倒的に若いのですが…市議会を一歩外に出て、津山市や岡山県を出て、それこそ東京にでも行けば…全く若くない年齢です。最年少議員だということを話したら驚かれることは、岡山県外では少なくないのです。
織田信長が好んだということで有名な幸若舞の演目「敦盛」の中には、人間五十年というフレーズがあります。人生百年時代と言われる現代では42歳が若輩扱いされるのも少しは理解できるところですが…かつての十年と今の時代の十年…もちろん同じ時間なのですが、スピード感が全くの別物であることは明らかです。
十年ひと昔などとノンビリ構えているようでは時代の流れに取り残されてしまいます。一年でも完全にひと昔のこのご時世。基本的には過去よりも現在…そして未来のことを考えるべき政治の世界において、将来世代の声に耳を傾けないことは根本的に間違った姿勢であると、私は確信しています。
さて…毎度ながら前置きが長くなりました。
先日来、刺激を受けまくった東京出張時のことについて何度か書いていますが…木場公園でのパワフルで楽しい面々との出会いと共同作業の後…さんのへ江東区議と向かった東陽町で、またも凄い人物と会うことになったのです。ちなみに…その活動っぷりを尊敬していると先日書いたばかりのさんのへ議員は平成元年生まれの31歳。
昭和の香りを隠しきれない私とはフレッシュさが違うよね…。
だいぶ髪の毛をドーピングしないと…アップの写真すら載せづらい私に、さんのへ議員が紹介してくださったのは…弱冠二十歳にして地球規模の社会課題である持続可能な開発目標、SDGsの17のゴールのうち、いくつもの取り組みに関わってくるゴミ問題の解決を志し…昨年12月に「ポイ捨てをゼロにする」という目標を掲げて株式会社Gabを創業した大学生、山内萌斗さん。
東京大学の起業プログラムによるシリコンバレー訪問がキッカケとなり、周囲の反対を押し切って大学を休学してまで起業。
クールなんだけど、志は間違いなくメッチャ熱い男!
自治体や民間企業が管理コストの大きさから消極的なゴミ箱設置についても、ちょっと特別なゴミ箱を街中に設置することによる課題解決を目指しており…現在進行形で自治体や大手企業と話を進めているとかいないとか…。
様々なビジコンなどで表彰されまくっていることも納得の話を聞かせていただき…そして取り組みの一端に実際に触れさせてもらいました。
MyGOMI.というLINEで友達追加するだけですぐに使えるサービスがマジ超絶ヤバいんですけど…それについては改めて詳しく書きます。
皆さまに対して…しっかり紹介したいからです。
東京での最先端の取り組みでありながら、どんなイナカマチにも落とし込むことが可能で、なおかつとても楽しくすることが可能な、メチャクチャ素晴らしい話だからです。ハードル上げちゃったけど…期待を超えてくるんだよコレが。
今回の東京で新たに出会った人はほとんど全員そうだったけど…山内さんはまた改めてお会いして話したい人の一人です。
ツヤマノミライにも大いに活用できる話のタネをいただきました。
山内さん&さんのへ議員…本当に有難うございました。そして実はもう一人、本日のアイキャッチ画像の写真を撮ってくださった方も一緒だったのです。その人も凄い人なのですが…とても恥ずかしがり屋さんなもので!
とりあえず本日はこんなところで。また明日!