何してる?議会はルールを決める場。だからこそ選挙以外の期間こそ要注目。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

昨日の津山市議会はかなりタイトなスケジュールで、夕方前までは議会棟の会派ツヤマノチカラの控室に缶詰状態でした。3月定例会が近づいてきてただでさえ忙しい時期ですが、様々な事情が重なりなかなかハード。久しぶりに(?)夜は寝落ちしてしまいました。

ついうっかりコタツに入って寝転んでしまったのが失敗だったことは明白ですが…こういう事態を防ぐために…なぜか「よし!コタツの利用を制限しよう!」というのが、昨日も少し触れたネット、スマホ、ゲームへの津山市の規制姿勢の本質ではないでしょうか。

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2022-02-20

言うまでもありませんが、コタツの使い方も人それぞれです。もちろん使わない人もいるでしょうし…寒いとなかなか出られずコタツムリ状態に陥ってしまう人もいれば、冬に限らず一年中コタツを出しているような猛者も知っています。

でもそれって自由…人の勝手ですよね?

道具の使い方は人それぞれで、誰にも文句を付けられる筋合いなどないのではないでしょうか。

昨夜の私を例にとって考えてみましょう。コタツに”依存”してしまった(入って出られずに眠ってしまった)原因(そもそも一つではなく複合的要素があると考えられる)を分析してみますと…その最たるものは、コタツ自体ではなく私自身にある(今回の場合で言えば単に疲れていたってことでしょうか)と考えられます。

別にコタツ自体が悪いわけじゃないでしょ?

にもかかわらず「え〜い、もう面倒だし、便利な道具だけど危険な面もあるし…いっそ使用を制限しちゃえ!そうしたら少しはリスク下がるような気もするし、何となく取り組んでいる感も出るし…良いよね!」って感じで、コタツを悪者に仕立て上げている

インターネットやスマートフォン、ゲームを悪者に仕立て上げる津山市の施策の本質はこんなところじゃないでしょうか。

何それ、って思われません?

昨日は令和4年度の予算書をはじめ多くの資料配布があった議案説明会や、議会運営委員会、全員協議会、政務活動費の経理担当者会議といった会議とともに、午後からは松本義隆議員が逮捕された件について、津山市議会としての対応を協議していく倫理調査会が開かれました。

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2022-02-17

調査会のメンバーは下記の通り。各会派から一人の議員が参加している形で、8名によって構成されていて、昨日の会議では吉田委員が会長、河村委員が副会長となることが決定しました。

ただ、基本的にこの会議の内容は非公開です。

そういうルールになっているからです。

上で一部を抜粋していますが、津山市議会の倫理に関する条例に定められています。

無論、必要があれば条例改正していかねばなりませんが、現行のルールに則って対応せざるを得ないのもまた当然のこと。

ルールが気に入らなければ、現状の枠組みの中で変えていかなくてはなりません。

文句だけ言っていても何も変わらないのです。

議会はある意味ではルールを決める場。

しかも市民の皆さまにとっても確実に関係があるルールを決める機関です。

だからこそ、政治や議会には選挙の際だけでなく平常時にこそ、興味を持っていただきたい。

本来選挙はそれ以外の期間の仕事を評価、あるいは未来への期待を込めて票を投じる場でしかありません。

いずれにせよ、然るべき対応を然るべきタイミングでとることができるようにそのために設置をお願いした調査会です。

無意味な会にはいたしません。

本件については市民の皆さまのみならず周辺自治体の方々からの問い合わせなども相次いでおり、関心の高さを感じています。調査会内部で話し合っている内容の詳細は明らかに出来ずとも、調査会の役割はもちろんのこととして、津山市議会として、本来果たすべき目的をキッチリと果たせるように仕事をしていくのみです。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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