活性化より必要なのは改革。議会活性化調査特別委員会で委員長として提案したこと。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日はちょっと余裕を持って動ける日になりそうだと思っていたら…思いもよらない展開が色々と待っていて…結局は忙しく動きまわる日になりました。喜怒哀楽の感情が、良い意味でも悪い意味でも、それこそ忙しく移り変わる一日になりました。軽々には表現できない思いが公私にわたって沢山あった…何とも表現しづらい一日であったことを記しておきます。良いことと悪いことのバランスで言えば、悪いことの方があまりにも多かったです。

それでもそこから何かを学び取り、未来に生かしていかねばなりません。

喜ばしいことや楽しいことだけでなく…怒りを覚えるようなことや非常に哀しいことも含めて、何事に対してもそういう思いで向き合っています。もちろんこれは私自身の姿勢や考え方であり、誰かに強要するつもりなど微塵もありませんが、公人としてのスタンスとしては大切なものだと信じています。

午前中は議会での会議や陳情対応、午後からは保育の現場や学校現場、さらには介護の現場…そして市民の皆さまがたとの交流や意見交換などを中心に市内を走り回り、夜はzoomによる会議が3件。アイキャッチ画像はそのうちの一つ、光栄なことに何と実行委員に抜擢していただいた、今年のマニフェスト大賞の実行委員会の最後に記念撮影したものです。

マニフェスト大賞について詳しくはこちらをご参照ください。

地方自治体の議会や首長、議員、そして市民の皆さまがたも含めた全国の様々な民主主義向上に資する取り組み…平たく言えば、地域をより良くしていく取り組みに触れることができるマニフェスト大賞には、津山市議会や自分自身でも応募を考えていたところです。

例えばギカイラジオなどについては、構想時点からマニフェスト大賞への応募を妄想していました。

日本初のギカイラジオ!津山市議会公式YouTubeもリニューアル!

2021-11-22
実行委員会には、昨年まで実行委員長を務められていた白井享小金井市議をはじめ…私がリスペクトしている議員が何人も参加しておられます。参加させていただけるだけでも恐縮な場だなと思っていましたが、終始非常に和やかな雰囲気の中で会が進み、今年は新たな変革を挑戦的に進めていくとのことでワクワクするような話も聞けました。

優れた取り組みが広く知られ、互いに競いあうようにまちづくりを進める「善政競争」の輪を拡げるというマニフェスト大賞の目的には強く賛同するところで…他自治体議会の素晴らしい点を津山市、そして津山市議会でも吸収していきながら、津山市や津山市議会自体も、やがて真似をされるような素晴らしい取り組みを先頭に立って進めていけるようになりたい…と思っています。

ま、どう考えても先は長いけどなッ!

今日もそれは強く実感するところではあったので…やれやれやれやれやれやれだぜと空条承太郎もビックリの嘆息を連発しそうになりますが、時を止める能力など持たない私には、現状に拘束されつつも現状を変革していくために努力することしかできません。

そんなわけで、昨日のエントリーで少し書きかけていた内容に触れていきます。

言葉の乱闘戦!議会活性化調査特別委員会、委員長デビュー戦は延長戦突入?

2022-03-16

津山市議会では近年あり得なかった、当選1回議員である私が委員長として臨んだ議会活性化調査特別委員会において、当面は当該委員会において改選までの実質一年間で目指すべき方向ということで、提案させていただいた具体案を押し並べて紹介させていただくつもりでしたが…今日はその中でもメインであった取り組み、そしてご意見も沢山いただいた取り組みについて紹介させていただきます。

議員報酬等について特例を定める条例制定を目指すというものです。

現職である松本義隆議員が逮捕された件については逮捕から1ヶ月以上が経つ今でも…今日もご意見を何件もいただいているところです。この件が一つの契機になることは間違いありませんが、国会議員の文書通信交通滞在費問題などは昨年もクローズアップされました。政治とカネの問題は世間の注目を悪い意味で集め続けています。

決められない議会に意味はある?言行不一致に見える判断もときに必要。

2021-12-18

直近では東京都議会あたりの問題は全国規模で報じられ大きな話題になったのでご記憶の方も多いかと思いますが…国会であろうと地方議会であろうと、逮捕などの事由により議会を長期欠席するなどしても、議員報酬がそのまま支払われ続けるという現状について、首を傾げている…というか、怒りを覚えている有権者の皆さまは多いのではないでしょうか。

長期欠席の場合に、報酬を減額できる特例を定める条例を作ろうよって話です。

言うまでもなく…例えば公務上の災害によるものであったり、出産によるものである場合は例外として適用除外で考えるものですが、報酬を返納することは寄附行為にあたるためにできないという事情を都合よく利用して、全く職責を果たしていない状況であるにもかかわらず報酬や手当て等を全額を受け取るという姿勢は、有権者・納税者の皆さまの理解を得られるものではないでしょうし、胸を張れるものでもないことは明白であると思います。

そして例えば逮捕等の期間中に議員報酬の支給を停止することもできます。

起訴されなかった場合や、無罪判決が確定した場合などには停止期間中の報酬も支払われるようにすべきでしょうが、もちろんそうした細かな配慮も可能です。

実際にこうしたルールを策定して運用している自治体は幾つもあるのです。津山市のことを考えるときに、津山市の中だけを見ていてもダメだと常々主張しているのはこうした理由によります。つまり、優れた取り組みを行っているモデルケースを真似ていくべき、パクっていくべきなのです。

地方自治体には条例制定権があります。

法令に違反しない限り、津山市でも独自にルールを作って運用していくことが可能。

津山市議会議員である以上、地域事情に則った、本当に市民ニーズに応えられる施策を打っていくべきだと考えます。

私はこうした種類の条例は津山市にも必要であり、今まさに必要とされているとも感じます。

少なくとも、何ら強制力を持たない勧告の類よりはよほど実効性が高く、市民の思いに合致すると思っています。

「委員長しゃべり過ぎ!」とのツッコミは委員会の最中にも皆の目が言っていたような気がするくらいに…沢山お話しさせていただきましたから…進めていくべき方向性として提示したものはこれだけではありませんでしたので…そのあたりはまた次回以降をお楽しみに。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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