学会と聞くと創価学会が頭に浮かぶ私が、日本救急医学会中四国地方会に登壇。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

娘を亡くした際、非常に苦しい決断でしたが臓器提供をしています。

抄録大公開!ド素人議員は学会で何を話すのか?目的達成の助けとなるアドリブLIVE!

2022-05-19

昨日も書きましたが…そのときの話などをしていただければということで本日、岡山国際交流センターで開催された第38回日本救急医学会中国四国地方会において、ドナー(臓器・骨髄提供者)の家族として登壇し、お話させていただくという機会をいただきました。


まぁ行けばわかるだろと思っていたし…恐らく運営側の皆さまとしても奴なら大丈夫だろくらいに思ってくださるであろうくらいには(?)、少なくとも一部の方々とは信頼関係というか関係性が出来上がっているつもりでしたので…特段詳しい説明も聞かずに現場に伺いました。基本的には医療従事者を対象にした会でしたので、当然ながら新型コロナ対策もしっかりと講じられていました。

”学会”と聞いても第一に頭に浮かぶのは”創価学会”レベルの私です。

わざわざ改めて表明する必要もない気がしますが…公明党支持者ではないのにそう連想してしまうくらい(言うまでもないことですが公明党支持者の皆さまを否定する意図は一切ありませんぜ!)、そのくらいある意味では政治の世界に染まってしまっているのかもしれませんな、私も。政教分離が全くできていない証左とも言えるかもしれませんけどねッ!

とにかく全く縁がない世界に戸惑いの連続でしたが…とても有意義な話が伺えたし、非常に勉強になる時間を過ごすことができたと感じています。

私自身の講話に関しては、それでも原稿を用意した方が良いだろうなぁと思いつつも…忙しさにかまけて結局1,000文字ほどしか用意しなかった…というか出来なかったのが正直なところで、やっぱり宣言通りのぶっつけ本番アドリブLIVEショーになってしまいました。

パワーポイントなどで作った資料を使って淀みなくスラスラ話すよりも、ドナーの家族として素人の立場で話す場ですから、感情・熱意を込めてゆっくりと聴衆の方を見据えて語りかけた方が心に響くだろう、訴えかけるものがあるだろう…という、自分自身に都合の良い甘い考えで臨んだわけです。

さて、その結果は?

よく存じ上げている看護師の方がお写真を撮ってくださると言ってくださっていたのですが…「引き込まれ過ぎてすっかり忘れていました…ごめんなさい!」と言ってくださるくらいに(?)少しは耳を傾けていただける内容のお話ができたのかなとは思っています。アドリブなので勢いはありましたが、まとまりには欠けた自覚はありますし…15分の持ち時間は30分の持ち時間に慣れている私(議会質問の持ち時間は30分)には短かったもの事実で、言いたいことリストがかなり残りました…またの機会(?)ですかね!

終了後、有難いことに何人かの方からまた別の場で、同様趣旨の話をしていただけないかというお話を頂戴したり…具体的相談をいただいたりしました。かなり遠方の方もおられたので、オンラインでないと難しいケースもあるかもしれませんが…状況改善のため、できる限りのことをしていこうと思っています!

一昨日のブログ記事での、ある意味でのカミングアウト。

臓器移植の現場に一石を投じる独白。44歳の誕生日に亡き娘の偉業を発表。

2022-05-18

これは今日の現場でも一部にはそれなりの衝撃だったようで、少々ざわついていた界隈もあったようですが…私は一刻も早く、臓器移植の件数を増やすためのできる限りの努力をしていくことが必要だと考えているのです。

それについても様々な方々と意見交換というか、お話をさせていただきました。中には、それはどうだろうと感じるようなご意見もありましたので…こんな話もあるんだぞということを知っていただくために差し支えがないであろう範囲で趣旨を紹介しておきます。もちろん、多様性の容認や選択肢の増加、マイノリティー支援を公言している私ですので…様々な考え方やご意見があることは重々承知で尊重すべきだと思っていますから、必ずしも完全否定するものではありませんけどね!

参加者A
臓器移植件数を増やすことを望むのは、臓器提供者を増やすことを望む…つまり亡くなる人が増えることを望むこととイコールになるのではないのか?だからそんな発信はすべきではないし、できない。

誰もそんなこと言ってねぇ!

いやいやいや、亡くなる人が増えるのを望むわけないでしょ…何のために臓器提供の数を増やそうって話をしていると思っているのか。もちろん表現の仕方、言い方も大切でしょうが…そんなアホらしい配慮なんて不要臓器が足りないせいで亡くなっている人が何人もいる現状を改善するために、臓器提供をするという選択をする人をできる限り早く増やすべく努めるべきだって言ってるだけの話です。

参加者B
臓器提供者数が増え過ぎると対応しきれないケースが出てくる可能性がある。臓器が余るような事態や、対応できる医療機関や医師の絶対数が足りなくなることが想定される。

増やしてから言え!

どう考えても臓器が圧倒的に足りない現状を改善しようってのが先でしょ!

それが理由で人が死んでるんだぜ?

あと、医療機関や医師が足りないことは完全に別問題だと考えます。そんな状況を放置している現状はたとえ消極的であっても受け容れているという肯定に他ならないわけです…変えないとね。全市民に避難指示を出しておきながら、全市民が避難した場合には受け容れられるだけの避難所が存在しない津山市の話とかと同じ。少しずつでも体制を整えていかねば。

誰もが当事者たりうる、決して他人事ではない問題です。

会場参加とオンライン参加のハイブリッドの形で開催されたこの会は、参加されている皆さまは基本的に5,000円の参加費を払って参加されているわけです。参加していない方々に動画等の公開等できないわけですが…私が話した内容等は可能な範囲で共有させていただきます。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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