未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
ルッキズムという言葉をご存知でしょうか。
人を見た目で判断するな!
というような趣旨の言葉を聞いたことがない人は、当ブログの読者には恐らくはいないのではないかと思います。
でもそれ、100%できていますか?
私自身、見た目で判断されることを嫌って…それこそ小学生とか…極めて幼い頃から、あえて奇抜なファッションを好んできたような経緯もあります。制服の問題などは、今でも議会で継続的に取り上げるくらいに力を入れて改善に取り組んでいるわけですが…三つ子の魂百まで的なものかもしれません。
個人的には、人を見た目で判断しないなんてことは、視覚がある以上は完全にできる人なんていないんじゃないかなと思うくらいです。私自身もそうしちゃダメだなと思いつつも…視覚から得る情報である程度、内面的な部分まで推し量ってしまう傾向があることは否めません。
しかしたとえ実際には見た目で判断している部分がある人であっても(そういう人は決して少なくないと思いますが…)、胸を張って、私は人を見た目で判断しているのだ(キリッ!)と言える人は極めて少数派になってきていることは多くの皆さまが感じている事実でしょうし…堂々とその種の主張をすることが社会的に”ヤバい”ことだという風潮が強くなってきていることくらいは、把握しておられるのではないでしょうか。
選挙においても、候補者の顔や雰囲気で投票する人を選んでいるという有権者の方は、私の知る限りでは決して少なくない印象です。いわゆるマニフェストや主義主張、政策などを判断理由にしている人よりも、そうした印象で選んでいる人や、誰かに頼まれたからといった理由で投票用紙に書く名前などを決めている方々の方が、むしろ多いのではないかとすら感じています。
好ましくはない気はしますが、正直それで良いんじゃないかなとも思っています。
どんな理由で誰に投票しようと、それは個人の自由だし…ハッキリ言って、選挙の際に打ち出す公約の類なんて…言った者勝ちになっている現状もあるからです。
こんな新聞記事が私の周囲ではちょっとした話題になっていたのですが、皆さまはどう思われますでしょうか?
例えば先日紹介した、同僚議員や津山市職員の皆さまのお力添えで実現した恐らくは日本で初めてのケース、津山市議会の議場を使わせていただき映画の撮影をしていただいた話について書きましたが…この時の”チンピラ議員”だって、明らかに見た目で判断されているわけですからね。
誰かの目にどう映るか…そういったセンスというか、他人の感覚に共感して読み取る感性も、政治に携わる者にとって大切なことではないかと、私自身としては思っているところなのです。
そしてそれ…磨くことも育むこともできると考えています!
本日はこんなところで。また明日!