平成も終わった令和の世にまだ昭和?子ども不在の会議の場で子どもたちの部活動の地域移行を考える。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

津山市議会9月定例会閉会ののち、この一週間ほどの日中は市外・県外に出ていることが多かった私ですが…本日は久しぶりに津山市役所での会議を傍聴。アイキャッチ画像にあるように、教育現場等で昨今トピックの一つになっている、中学校での部活動の地域移行について話し合う会に潜入させていただきました。

傍聴には私を含めて5人の議員が入っており、このテーマへの関心の高さを伺わせました。それと言うのも、教育委員会は毎月定例会を行いますが、その傍聴に入る議員は何年間も毎回ほぼ同じメンツでして…子どもたちは津山の未来だとかまちの宝だとか言う議員も少なくない中で、何だかなぁと思うことが多いからです。

で、肝心の会議については…第2回目の開催ということで、まだ方向性が示されたと言えるような内容ではなかったとも感じています。ただどう考えても現在のままの状況を維持することは無理ゲーですし、あるいは会の中でも言及されたように”昭和の古き良き時代の部活動”を、昭和どころか30年以上に及ぶ平成が終わって5年が経とうというのに未だに追い求めて、今現在の子どもたちに押し付けるようなことがあっては、決してならないと思っています。

あと、スポーツとか芸術とか繰り返し触れられていたけど…eスポーツについては一切の言及がなかった、考えられてもいないように見受けられた点も非常に気になりました。それもこれも、当事者ニーズを一切把握していないからです。

あるいはもしかして…把握しているのに無視してるの?

さすがにそれはないと信じたいので、結局は大人たちだけで考えているからでしょう。それこそが大問題で、諸悪の根源になっていて、問題解決が進まない要因だと言い続けてきました。そこに丁寧に寄り添うことなくして、問題解決することは”絶対に”ありません。

そう言えばこんな記事も出ていました。上記のX(旧Twitter)投稿からも飛べますが元ネタはこちら。こうした国の動きを受けて、少しは姿勢を正していただけると良いのですが、あまりにも遅いと言わざるを得ませんし、今まで苦しんできている子どもたちに、どう言い訳するつもりなのかなというのが率直なところです。

eスポーツに関して子どもたちのニーズがあることを把握している身としては、議会では私の質問に対してそれなりの答弁を返していても、結局のところ現在は実際には全く考えていっていないんだろうなぁと、残念と言うか淋しく感じたところです。

しっかりと教育的意義を踏まえてeスポーツに取り組んでいる子どもたちのことを考えているなら、その姿勢が施策に現れてきて然りと言うか、現れてこないといけない話です。その辺りを含めて、12月議会で質さねばならないと感じた点が幾つもありました。津山市の教育委員会として、国や岡山県に追従するだけでなく、自信を持ってしっかりと津山の子どもたちのことを考えた施策を、本当に考えるべき相手のことを考えた取り組みを進めて欲しいと、心から願っています。

配慮すべき相手を間違ってはいけません。

あらゆる施策に言えること、繰り返し言ってきていることですが…誰のため、何のための施策であるのかを改めて考えていただき、そして迅速に改善を進めていっていただくように望みます。私自身もその助けとなるような仕事、現状改善のスピードを上げることに繋がるような動きをしていきたいと思っています。

部活動の地域移行に関しては、現場の教職員の皆さまの負担軽減という側面が色濃いことについては理解していますが、当事者に子どもたちが含まれないわけはないでしょ!

それでは本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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