未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
議員なんて仕事もしない税金泥棒だ。
先日も市議会議員が何人も集った場で市民の方からそんなニュアンスのことを言われたことに触れましたが…まぁ入れ替わってくれたら痛感していただけると思うけど、私の場合は特にプライベートもクソもあったものじゃないし、ある意味では誰よりも仕事をしている自信があるので1ミリも気にしませんが…それでも、ただでさえ何も仕事をしていないと言われることもある、議員という立場に就かせていただいている我々。でも、語弊を恐れずいえば確かにそれはそうなんです。
寝ていても報酬はいただけます。
それはもう、皆さまご存知の通りで…ある意味では津山市議会や岡山県議会よりも圧倒的に身近かもしれない議会のイメージの代表、国会の中継などで、寝ているとしか思えない国会議員の面々の様子が映し出される画面に辟易とした経験がある方は少なくないでしょう。そして国会でも地方議会でも次から次へと出てくる政治家・議員の不祥事の類を見聞きする度に、こいつらは本当にどうしようもない連中だなという印象が定着してしまい、冒頭に記したようなイメージを持つことや、政治不信や低投票率といった悪い結果にも繋がっているのではないかと考えています。
議会はルールをつくったり、制度を整えることが出来る場。
そんなこと改めて言われるまでもなく、わかってるけど…って人もおられるでしょうけど、その議会のルールをどのように決めているのかご存知でしょうか。つまり、ルールをつくる人たちである議員の活動に関してのルールは一体どのように決められているのかという話です。
自分たちでつくっているのよね…。
そうするように法で定められているわけでそれ自体、別におかしなことをしているわけではないわけですが…そのルールが自分たちにだけ甘いものだったり、住民の皆さまから納得いただけない内容だった場合には、修正・変更することや、ときにはルールを廃してしまうこと、あるいは新しいルールを付加していくことが求められると、私は考えます。
津山市でも現職議員が逮捕されるという衝撃的な件がありました。
松本議員に対し、議場で大多数の議員が辞職勧告に賛成される中で、そんな形だけのパフォーマンスをすべきではない、もっと実効性の高い対応策を検討し、実行していくべきだと主張した討論動画は今までにも何度か貼り付けてきました。
委員長を務めさせていただくことになった議会活性化調査特別委員会でも、当時副委員長を務めてくださっていた村上議員と共に報酬を止めることが出来る条例制定を早急につくるべきだと提案しましたが、ほとんどの委員がじっくりと検討すべき課題だと主張して進めるべきでない言われたことを今でも鮮明に記憶しています。
いつまで検討するのかな？
議会の自浄作用、議会の能力というかスピード感を持って取り組める議会であるか否かが試されている状況にあると思っています…と言うか、津山市議会は相対的に見て、全くもってスピード感を持って取り組めるような議会ではないというのが個人的所感ですし、自浄作用なんて期待しても無駄って書いたことがあるようなないような気もしますが…それでもこの件について後日、議員間で討議する場が設けられることになりました。上に貼り付けた動画内でも言及している議員会議（非公開）という集まりになります。
本当は公開で侃侃諤諤やるべきことだけどね！
いや本当、会議録で是非とも今までの議論も確認していただきたいのですが…仮に公開される日が来ても、過去に遡って公開されなかったとしたら、公開したくない人が多数派なんだと察してください。
ただ予定された日に、たまたま私は何ヶ月も以前から県外への出張予定が入っていて、議論の場に参加できません。そのため、事前に議長宛ての書面を用意して自分自身の考えをまとめて意見・要望などの形でお伝えしようと考えています。
皆さまはどう考えられますか？
松本議員の件は当然に大きなキッカケではありますが、私としてはあくまでもこの議論は、これから先の話をするものだと理解しています。未来に繋がらない議論にリソースを費やすほど、津山市議会は余裕がある状況ではないはずですし、少なくとも私はそんなに暇ではありませんから。
議員が議会に出られない理由としては、逮捕勾留された場合以外にも出産あるいは育休に際してや、疾病・負傷、感染症なども含めてどう考えるかなど課題山積。頂戴した声も考慮し、可能な限り反映させてまとめようと思っていますので、積極的にご意見をお聞かせください。まとめた私の意見は後日公開させていただく予定です。言うまでもなく、個人情報等のプライバシーに関する配慮はしっかりとさせていただき、一切漏らしません。
こちらから、お気軽にお声を聞かせてください！
ま…そもそも議会行事への出席状況すら特段に公開されていませんからね津山市議会は！
本日はこんなところで。また明日！
