市民の関心も高いと言われる太陽光発電事業問題を集中審査。それ以上に問題だと感じる案件について。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

10月20日は総務文教委員会の決算審査を行う決算議会の予備日だったのですが…この日は長きにわたり議会でのトピックになっている津山市の田邑(たのむら)エリアでの財産区に建設中である太陽光発電事業問題について特化した総務文教委員会が開催されました。いわゆる集中審査で、特に問題視する声の多い案件については別日に特別に時間をとって議論した方が良いという判断のもと、開催された委員会でした。市民の関心も高いと見聞しているところです。

その最大の理由はこの記事でしょう。

2021年、2年前の9月議会でこの話が出て以来…太陽光発電事業関連の話題は、議会でもトピックになり続けているところです。津山市議会本会議での各人の発言内容はしっかりと公開されており、どなたでも自由に無料で検索システムを使って質問と答弁などの発言内容を辿ることができますが、太陽光発電と検索した際にこの2年間で100件以上の発言が引っかかることからも、それは明白です。

想像以上の長時間に及ぶ議論がなされました。

もちろん、私自身からも質問と意見は述べさせていただきました。市民の代表としてその場に座らせていただいているわけですから…当然に今回に限った話ではありませんが、私のところに届く市民の方々の思いなども込めたつもりで発言しています。

私からは市長の疑惑どうこうの話ではなく(裁判も行われていますし、ザックリ言えば市長個人の政治姿勢の問題であると考えているところ)、造成、パネル設置工事を行なっている最中の現場は、例えば大きな被害出した8月中旬の台風の際などに問題はなかったのか、そもそも想定・対策は数字ベースでどのようになっているのか、8月の状況はどの程度だったのか、エビデンスベースでのしっかりとした対策と報告を求めたというところです。

安心・安全が確保されていることが大前提で、工事着手までの過程に問題あったとすればそれはその前提以前の問題ですが、現時点で議会で追及して何かが変わるような状況ではないとも感じている中で、何を重視すべきか考えた上での判断です。

7月末に総務文教委員会のメンバーで現地を視察に訪れています。本日のアイキャッチ画像は最もお茶目に写っていた一枚を拾い出しただけで、真面目に写った写真もあるのよ!

まぁ、うっかりネクタイとか締めて行ったせいで後半は暑過ぎて目が死んでますけどもね…。

議論の全ては議事録にてご確認くださいと言いたいわけですが…津山市議会においてはその議事録、会議録を実際には議会事務局職員の皆さまがしっかりと文字起こしして記録してくださっているにもかかわらず公開されていないという現状があります。

意味がわかりません。

これは私が議員にならせていただいた当初から改善を訴え続けてきた非常に重要なポイントです。市民に開かれた議会とか、寄り添った政治とか、ナンダカンダ口先だけでは良い風なことを言いながら…クソどーでも良い公開できない理由を御託のように並べたくってやるべきことをやらない姿勢は、公職にある者として相応しいとは1ミリたりとも思えないというのが私の考え方です。皆、動画の公開などもやれば良いとは言いつつも全く前向きじゃないのが現実です。

ただ、その状況を変えないと話になりません。

先日視察報告エントリーを書いた、議会改革で素晴らしい取り組みをされている小金井市議会のことを共有させていただきましたが…リスペクトする白井亨市長も、委員会の会議録公開すらされていない状況には絶句されていました。

変えていきます、必ず!

本日はこんなところで。また明日!

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント