大人の社会科見学にツヤマノチカラ3人で参加!アルネ津山で非常食をお代わり、簡易ベッドで爆睡だと?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日も色々と忙しく、帰宅したら日付はとっくに変わっていましたが…良いことも悪いことも様々なエピソードが盛り沢山だった一日の中から、会派ツヤマノチカラの3人で、アルネ津山5階にある、男女共同参画センター「さん・さん」において開催された企画…大人の社会科見学第2弾「自助」スマホ防災講座とアルネ・津山防災設備編に潜入させていただいた件の報告でもさせていただきましょう。

 

14時から16時までの予定で開催されたこの試みは、令和5年度津山市生涯学習講座の一環として開催されたもので、12月9日(土)に開催予定の同企画の第3回をはじめ、他にも現在も参加者募集中の企画がありますので、是非チェックしてみてください!

今回はdocomoの方が実際に来られ、災害時のスマホの使い方についての実践的な講座を行ってくださったスマホ教室(docomo以外のキャリアを使用中の方にも対応)を皮切りに、通常は立ち入りができないエリアも案内いただけるアルネ・津山の防災設備見学や、津山市で避難場所への設置を想定して準備している簡易ベッドやテント、そして非常食の実食体験など盛り沢山の内容で…2時間があっという間に過ぎた、と言うか実際に思いっきり時間が足りない感じの、とても充実した企画でした。

津山市危機管理室の職員の方から、津山市としての災害への備えについての考え方などの説明もあり、欲を言えばもっと多くの市民の皆さまに参加していただきたいと思える、非常に有意義な企画だったと思っています。確か広報津山に情報が掲載された際の募集定員は20名だったと思うのですが、実際にはそれ以上の参加者がいたように見受けられました。ただ、若い層の参加が多かったとは思えなかったことは、平日日中開催である以上は仕方がないのかなとも考えつつ…残念ではあります。

今回も説明の中で触れられましたが、2年前の4月には東京・新宿で二酸化炭素消化設備の事故により、4人の命が失われるなど、こうした設備に起因する悲しい事故が後を絶たないのも現実です。我々が普段吐き出している呼気中にも大気中の何倍もの量が含まれる二酸化炭素…炭酸飲料の炭酸ガスはつまり二酸化炭素ですし、私たちの極めて身近にありながらも、濃度が上昇することで人を死に至らしめることすらある気体であり、ご存じのように、厄介なことに無色透明で無味無臭。

二酸化炭素をどのように管理し、安全確保の補助(消化剤として用いられている)として使えるように備えているのか…そのあたりも、実際に現場を見せていただき、丁寧にわかりやすくご説明いただきました。

ちなみに、度重なる事故を受け、昨年3月には総務省消防庁からも二酸化炭素消火設備に係る事故の再発防止策に関する検討結果報告書(PDFデータ)などが公表されています。閉止弁の設置をはじめ、しっかりと対策がとられている旨の言及がありました…肝心の閉止弁の写真を撮り忘れてているけれども!

非常食の試食も、とても美味しくいただきましたし温かくて嬉しかったのですが…やはり、例えば一週間も十日もこうしたメニューを食べ続けるのは正直なかなか厳しいと、東日本大震災の支援に長期間入られた経験をお持ちの方から伺いました。

普段の私たちがいかに恵まれているのか、それを改めて認識すると共に…今回の企画のタイトルにもなっている”自助”について思いを巡らせたところです。

津山市として、全人口が避難できるような避難所設備や十二分な備蓄品も備えることは、現実的にはできません。

防災意識を高めていくことの重要性、そして具体的には各世帯において万一に備えて、最低3日分程度の水と食料の持ち出しができるような備えをしておいていただきたいことなども津山市として示していただきました。

防災関連は最も重視すべき課題の一つとして議会でも取り上げ続けてきたテーマです。会派の仲間と共に引き続き、できる限りのラインをできる限り引き上げていただき、現状改善に繋げるために取り組んでまいります!

わかめご飯で髪が増えるかな?

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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