全市民に関係があるはずの津山市議会の多くの議論は、非公開同然である不合理。一歩でも前に進めるために。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日の津山市議会では6月議会に向けての議会運営委員会、全員協議会、議案説明会という定例会前の恒例の会合が午前中に開かれました。

全員協議会はその名の通り、基本的に全議員が参加して行われる会合です。定例会前にその全員協議会の場で行われる議案説明会にも当然にほとんどの議員が参加することになるのですが、議会運営委員会はそうではありません。基本的には常任委員会などと同じように所属委員のみが議決権を持ち、津山市議会議会運営委員会規程に則って運営されるものです。このルールに基づいて、議会運営委員会に委員を送り出すことができる会派は、議員3名以上が所属する会派でなくてはならず…3名につき1名の委員がこの委員会に所属することができるとされています。

議会運営委員会は、議員や関係者の中では議運と呼ばれる非常に重要な役割を持つ委員会で…現在、私は副委員長を務めさせていただいています。

委員会 議会運営委員会
定数 6人
委員長 政岡哲弘
副委員長 三浦ひらく
委員
(50音順)
勝浦正樹
近藤吉一郎
広谷桂子
政岡大介
所管事務 議席、会期、会議日程、議事日程、議案、請願・陳情等の取扱、本会議の議事運営、一般質問及び緊急質問、議場の秩序維持、議会の会議規則、委員会に関する条例その他の法令、議長の諮問に関する事項

最近は上に名前が載っている議会運営委員会の委員だけではなく、委員外議員(議運会派以外の会派の代表議員・あるいは無会派議員)の参加や、傍聴に入られる議員が増えてきている印象があります。それ自体は非常に良い傾向だと感じているのですが…本日の午後から午前中に引き続き開催された議会運営委員会で繰り広げられた津山市議会においては設置されていない予算決算委員会についての議論は、極めて残念な展開でした。

この会議録も公開するか、動画で中継しちゃえば良いのに。

議会活性化調査特別委員会や広報調査特別委員会でも同じことですが…公開されていないからといって、好き勝手な発言が許されるはずはないわけで…そんな方はいないとは思いますが、市民に公開されてマズいような発言をしている方がいるとすれば、改めていただかねばならないことは言うまでもありません。

それぞれの皆さまの発言内容詳細についてはともかく、議論のあり方そのものが何だか残念だなぁと感じた時間でした。色々と思うところはありましたが…最終的にはそれで良いんじゃないですかと感じるところに落ち着いたので、結局ほとんど発言せずじまいで終わってしまいました。

もちろん民主主義の原則は多数決であり、自分自身の思いが100%正しいなどとは考えていませんが…筋が通らないことには賛同できませんし、言うべきことを言えないなら議員を務めさせていただく意味がありません。(やれやれだぜ!)なことが多いのも実際のところですが、そんなことを言ってしても仕方ありません。今の私の最大の仕事は問題提起や批判でもなく、もちろん愚痴をこぼすことでもなく…たとえほんの僅かでも現状改善することだと確信しています。

全国の議会や議員の素晴らしい取り組み事例に触れまくることができる立場に就かせていただいていることもあり…自身や周囲を振り返ると、非常に情けなく感じるシーンも少なくないのが現実です。

しかし、たとえ少しでも良くしていきますよ!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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