読んでいただきたいけど体験してほしくない脳死判定のリアル。妻と主治医の先生の思いも綴られた記事紹介。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、今日は宣伝告知的内容です。

世界一可愛い我が家のアイドルについて。

このところ当ブログでも何度か取り上げさせていただいていますが…インフルエンザ脳症で亡くなり、臓器提供した愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)の、毎日新聞医療プレミアサイトにおける連載記事が更新されています。今回が連載第3回となる記事でして、昨日の早朝5時半に更新されたのですが…早速にご覧くださった方からご連絡を頂戴するなど、有難い反応もいただけているところ。

取材してくださった、ご自身もお母様をドナーに生体腎移植の手術を受けられたレシピエントである記者さんからは、今回の記事執筆に連載記事中で最も長い時間を費やされたと伺っています。皆さまに読んでいただきたい気持ちがあるけれど…内容は、決して体験してほしくない私の人生で最もつらい時間、脳死判定に立ち会ったの際のリアルな描写も含まれる記事

前回前々回同様に有料記事ではありますが、多くの方々に知っていただきたい話。できることなら目を背けたいけれど、それができないときもある…どなたさまにも関係がある話です。いつ誰が当事者になるかわからない、大切な人との避けられない別れついて…考えたくはないけど、考えておいた方がきっとベターな話について、考えていただくキッカケになり得るチカラを持った連載記事の第3回の案内です。

我が家の自慢の世界一可愛い娘、世界一優しい娘について紹介いただいた内容です。それだけでも読んでいただきたいなと思ってしまう毎度の親バカではあるのですが…今回の連載記事における個人的な最大のオススメポイントは実はそこではありません。

それは、多様な視点が含まれている話だってこと。

くーちゃんがこの世界からいなくなった後…少し時間を置いて、臓器提供についての発信を行った後…今までに何度も新聞や雑誌等の取材を受けてきましたが、今回の連載記事は今までで最もボリューミーな内容になっていると言えます。私への取材そのものも2日間にわたり、11時間に及ぶ時間を費やしてくださいました。ここまで丁寧な取材を受けたことはありませんでした。

妻、そして主治医の先生にも協力いただいています。

様々な視点を取りまとめてくださった記者さんには本当に感謝ありません。誰よりも長い時間を娘と共に過ごした妻にとっては、本当につらく悲しい記憶を掘り起こしながらの取材対応だったはずですが、ときには涙をこぼしながらも、私自身も初めて聞くような心情を語ってくれました。主治医の先生への取材現場に同席したわけではありませんが…先生がたの優しさ、そして悔しさが詰まった言葉には、私自身も緩くなってしまった涙腺が崩壊してしまいそうになりました。

あなたに、読んでいただけたら嬉しいです。

くーちゃんも喜んでくれると思います。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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