未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日は雪が積もった津山市から…朝早くからの予定がひと段落したタイミングで少し早いかなと思いながらも高速に乗り込み…車を飛ばして、小学生だか中学生だか以来となる奈良県へと赴きました。
奈良県立医科大学で講演させていただきました!




2022年の5月に当ブログで公表して以来…何度も紹介してきていますし、有難いことに様々なメディア等で取り上げていただいていますが…インフルエンザ脳症が原因で5歳で亡くなり、臓器提供した我が家のプリンセス、世界一可愛い娘、愛來(あいく・愛称くーちゃん)の話を、奈良県を中心とした地域の医療関係者の皆さまに聞いていただいてきました。
こうした講演をさせていただく際には…対象がどなたであろうとも、どうしても涙を流されるような方も出てこられるし、確かに、ともすれば重い話になりがちなテーマではあるのですが…いつも、最後には笑顔になれるような形で話を締めくくれるように努めているところです。今回は公開こそNGなのでアイキャッチ画像のような形になってしまいましたが、最後には希望者のみでしたが皆さま、とても良い笑顔で記念撮影ができるくらいに…前向きな話をさせていただいたつもりではいます。
本日は何と、くーちゃんがお世話になった病院の看護師長も登壇されるという岡山スペシャル(?)でして、私自身は師長の講話のあとに休憩を挟み、お話をさせていただきました。

もちろん医療者向けの、最低限の専門的な知識を有していることが前提のお話ではありましたが、私自身、たくさんのメモを取らせていただき、とても参考になりました。良い勉強をさせていただけたと思える素晴らしい内容でした。カンファレンスで医師でも看護師でも誰でも意見を気軽に言える空気が出来上がっていて、ちょっとしたキッカケがあれば常に”よし、カンファレンスやろう!”って感じになっているという話など…議会人としては本当に見習わなくてはならない姿勢だなと感銘を受けました。
当該病院の対応の素晴らしさの具体例が詰まった、できるだけのレベルを引き上げ、それぞれの患者と家族にいかに丁寧に向き合っているかを強い実感を持って伝えてくださるとともに…”全力で救命し、全力で看取る”という…きっと本来は当たり前だけど、その姿勢を同じように当たり前に全ての患者と家族に持てている病院はきっと多くはない、やろうと思っても様々な障壁があって難しい現場も少なくないような現状を、いかにして変えるかのヒントが凝縮されたお話でした。
師長が場を温めてくださっていたので、私自身の話にも会場でも色々と反応がいただけて…今回は有難いことに積極的に質問も飛び交い、楽しく意見交換させていただいたところです。下の写真では変な顔をしている瞬間を切り取られちゃっていますけども…。



前日入りさせていただくか…講演後にゆっくり宿泊するなりして、少しは奈良を楽しみたかったのが正直なところですが…津山市での予定の都合で、終わるや否や帰らねばならず…講演時間50分、質疑応答を入れても1時間少々の出番のために往復約6時間を費やしての忙しいスケジュールになりましたが、詳しい感想なども共有いただけまして、学びや気づきをたくさん頂戴した良い経験になりました。新たなご縁もいただけて、伺った甲斐はありました。
本日はこんなところで。また明日!