代表質問は時間がもったいない?会派ツヤマノチカラでは行わない理由。市議会3月定例会、質問戦スタート!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日より津山市議会では質問戦が始まりました。

毎年のことですが…慣例で3月議会のみ、会派ごとに代表質問(会派の代表議員1名がまとめて質問する方法)を行うことができるようになっています。いつからなぜそうした形になったのかは、実は調べてもいないのですが…ともかく、会派ツヤマノチカラでは代表質問を行う予定はないのです。

最大の理由は、時間がもったいないからです。


ご説明しましょう!

代表質問を行う場合…会派所属議員数×15分が質問するための持ち時間になるのです。しかもこれは最大で60分。つまり3人が所属しているツヤマノチカラの場合は、代表質問を行うのであれば3×15で45分が質問(発言)の持ち時間となるわけです。ちなみに津山市議会の場合、持ち時間には当局側の答弁の時間は含まれません。

ただ3人しかいないウチの会派の場合でも、3人がそれぞれ質問すれば最大で3×30分の90分の時間を使うことができるのです。津山市議会ではこれも慣例で、副議長は質問をしないことになっています(この慣例は変えたい!)ので…現在副議長を務めている田口浩二議員を除いた、白石まこと議員と私の質問時間だけを考えても、2×30の60分の方が会派としてより多くの質問をぶつけられるチャンスがあると言えるからです。

無駄に長い質問をする意味はない…と言うか、無駄な質問ならしないほうがマシではありますが、持ち時間が多いということは、質問戦において市政の問題をより多岐にわたりカバーし、掘り下げることができることを意味します。

そして代表質問を行わない姿勢には当然、多様性を大切にするという観点も込めています。

市民の皆さまの数だけ思いがあるわけで、3人の議員それぞれも、一人ひとりが皆さまの負託を受けて議会に立たせていただいている身です。会派を同じくしているからといって、それぞれの考え方や感じ方が同じわけではないため…会派内での議論は侃侃諤諤行いますが、最終的にはそれぞれの個人の決断と責任において議場での質問や採決に臨むのが、私たちツヤマノチカラなのです。

過日のエントリーなどで今議会での質問順は何度か案内させていただいていますが…白石議員の質問は明日4日の2番手で、私自身の質問戦での出番は今回の最終日となる3日目、5日の水曜日のトップバッターです。本日は未来、公明党津山市議団、津山自由民主倶楽部の3つの会派の代表質問と、岡田康弘議員の個人質問がありました。

前置きが長くなってしまいましたが、動画で紹介しますので是非ご確認ください!

未来  代表質問者 寺坂典子

1.森の芸術祭
①今回の総括 ②今後の観光客対策
2.美作大学
①大学存続のための今後について
3.施政方針から
①教育関係
②地域振興
③災害対策
④都市基盤整備
⑤多世帯共生社会
⑥人材育成と移住対策
⑦農業関係
⑧その他産業関係
⑨行財政改革について

 

公明党津山市議団 代表質問者 ほかぞの千晶

1.施政方針と新年度予算案について

 

津山自由民主倶楽部 代表質問者 吉田耕造

1.施政方針
①津山を築く新たな8つのビジョン
②令和7年度当初予算について

 

岡田康弘

1.美作大学の公立化について
2.埼玉県八潮市の道路陥没を受けて

気になる質問はありましたかな?

それでは本日はこんなところで…また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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