表現の自由と刑法175条。私はエロの向こう側にあるものを覗き見てみたい。

未来拓く、みうらひらくです。

世の中には言って良いことと悪いことがある。…常識ですね。我々は社会生活を営む人間として、あんなこと言わなかった方が良かったなぁ…なんて過ちを時に犯しつつ、日々成長していくわけです。

表現の自由を訴えている身ではありますが、思ったことを100パーセント口にしている訳ではありません。そうしたい人はしてみたら良いんじゃないのと思うけど、自己責任でお願いしますYO!!残念ながら…おそらく望ましい結果にはならないでしょう。

今でこそさすがに…発言に(コレでも)気を付けていますが、その昔は歩く生しょっシーモネーターの名をほしいままにしていたとかいないとか。何にしても失言には気を付けたいものです。

何しろバンドメンバーが下ネタに付いていけないという前代未聞の理由で脱退したのが伝説のTR

あ、脱退理由って音楽性の違いとかじゃないんだ…って感じですな。当時キーボード担当の某氏は「下ネタがダメなやつなんてTRにいらねぇ!!」とうそぶいておられましたな…言っておきますが私ではありません。

ギタリストの変動相場制という、当時としては画期的な手法を採用したのには、そういった背に腹は変えられない台所事情もあったのです。…何てダメな素敵なバンドなんだ!!

さて…そんな下ネタ表現の自由と毎度ぶつかるのが、わいせつ表現を規制する刑法175条です。

(わいせつ物頒布等)
第百七十五条  わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。
 2  有償で頒布する目的で、前項の物を所持し、又は同項の電磁的記録を保管した者も、同項と同様とする。

刑法175条に関しては、非常に熱い思いを抱いた男が身近にいるので、回を改めていずれ取り上げますが…今日もまたぶっ飛んだニュースが入ってきましたね。
↓下記リンク先には若干の性的な表現が含まれます。↓


「彼女のなだらかなキュウリョウ」 漢字問題集に性的表現(動画ありヤフーニュースより)
「胸のデカさに俺はキョソを失った」 大学受験の学習書にセクハラ表現(ハ フィントンポスト日本版より)

同じ内容を扱っています。下のリンクの方が笑える、というか詳しいです。不快感を覚えた方はゴメンなさい。

いやぁ…ちょっとこれ、正直私は普通に笑ったんですけどね。失笑ってこういうこと、みたいな。

さすがにナイですわ。表現の自由の旗手、いつもの某氏も何コレと呆れるレベル。冗談にならないからねぇ…出版した上に高校で実際に使っているんじゃ、仲間内でふざけている話で済まないから。

学習書に胸の”デカさ”ってな…件の刑法175条を持ち出すまでもない低レベルな話だと思うのですが、一応所感と見解を。

ルナ先生によると、未成年教育および予見可能性の観点から良くないだろうとのこと。

ま、当然ですよね…こんな教材使う予備校に、自分の子ども通わせたいって親がいるのかねって話だし。高校生にこんな参考書使うんじゃねぇよって話は当然出てくるだろうし。大人は読みたけりゃ勝手に買えばって話だけど。

性的な表現が参考書に出てくるとは、誰も予想しないでしょ普通。家族でTV観てる時のラブシーン的な…気マズいやつ。こういった内容を”読みたくない自由”を奪いかねないという意味でも、アウトじゃないかねぇってことです。

あとはジェンダー的な問題ですね。性的表現以前に、女性蔑視と取れる表現が多々見受けられるのも叩かれる理由。ハフポスの論調としてはソッチが先にきてる気もする。

いずれにしても自由市場の中で、こんなことしてたら淘汰されちゃうんじゃないですかね。ただでさえ子供の絶対数は減っているので、予備校なんて大変だろうに…駿台文庫何してんだって話。代ゼミの凋落もニュースになったしな…もう一昨年だけど。

コレ面白いと思ってやったのであれば、自分も他人事じゃないので気を付けます。

表現の自由の分野において、国会で比類なき存在感を発揮している山田太郎参議院議員でさえ、各方面からエロ議員だの何だの散々言われているようです(ご本人談)。自分も冠にエロと付けられるくらいに、表現の自由に関してしっかりと勉強し、思うところを発信していきたいと考えています(キリッ!)。

この際ハッキリと書いておきますが、エロを否定していては何も始まりません!!その昔、文学的志向が強過ぎる自分の歌詞に対して…ポップミュージックで歌えることはエロのみだと、日本を代表するプロデューサーから直々にお言葉を賜ったことがあります。

表現もっと直接的だったけどなッ!

そうなればむしろ、自分にとっちゃ褒め言葉というか勲章。ハゲが冠につくよりも、エロの方が個人的には嬉しいかもな。付けにくい名前ってのも関係していると思うけど、昔からあだ名がないのは悩みの一つです。エロっぽいニックネーム募集しますので、思い付いたら教えてください。一応ハゲっぽいのも同時募集しときます。

そんなところでまた明日。ありがとうございました。

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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