みうらひらくの自己紹介的千夜一夜物語…第二夜のテーマは『日本の政治について思うところ』

未来拓く、みうらひらくです。

巷で大好評の千夜一夜物語も第二夜。
本日はみうらひらくをより深く知っていただくために…私が『日本の政治について思うところ』という壮大なテーマにお付き合いいただけると幸いです。

最初に正直なところを書いておきます。
自分でブチ上げておきながら…日本の政治、この大きなテーマを論ずるに十分な知識や教養は、現時点の私にはありません。

え?何それ?

まぁそうなるよね。
政治家を志しておきながら忸怩たる思いがないと言えば嘘になりますが、本当のことだから仕方がない。

(また言わなくてもイイことを晒してしまったな…。)

ただ率直に申しますと現在、多くの日本人にとって政治というものが他人事…縁がないものと受け止められていて、政治について詳しく勉強しようとするどころか、むしろ積極的に関わりたくないと考えている方が決して少なくないという印象を持っています。

実際、私自身もこのような道を選ぼうと思い至るまではそうでした。
簡単に言っちゃうと、政治って面倒くさいじゃんってことです。

周囲にもそういった方は世代を問わずおられます。
よく言われていることですが…確かに若年層になるほど、その傾向は顕著だと感じます。

私はこれこそが日本の政治の大きな問題点であると考えます。
民主主義をシステムとして捉えたとき、急激な時代の変化スピードに合わせて、その構造にも何らかの修正を加えていくべき段階に、今すでに我々はきているのではないでしょうか。

しかしながら完璧なシステムの構築維持は人間には不可能だと、自分は考えています。
ベストではないとしても最大公約数的意見を拾い上げられる方法を採用する…というのが現時点では最も有効かつ現実的な選択肢であり、それこそが今の時代の民主主義と正体と言えるでしょう。

そういった意味で昨今、インターネットによる直接投票の考え方には大いに可能性を感じています。
昨年選挙に挑戦した際に推薦を下さった日本を元気にする会は、まさしくこの考え方に立脚し、実際にその理想実現に向けて活動していたわけですが、先日政党要件を失ってしまいました。

詳細は以前書いたエントリーをご参照ください。
忘れてはならぬこと。怪物とたたかう者は、みずからも怪物とならぬようにこころせよ。

実際のところ、私が生活しているような地方都市においては、インターネットでの直接投票と謳ってみたところで現実的ではありません。
東京に住んでいた際に想像していたよりも、インフラ面をはじめ遥かにその普及レベルが低く、そういった主張を受け入れる土壌はほとんど育っていないといえます。

高齢層に限った話ではなく、若年層のネットに対する意識自体も圧倒的に低いと感じている点も、そう考える要因の一つです。
インフラ面の整備が遅れている以上、当然の結果ではありますが。

一昔前に比べるとネットの普及が進んだとはいえ、まだまだ都市部と地方における”格差”は縮まっているとはいえないと感じています。
ただ、それ自体を一概に悪いことだとは考えていません。

地方は地方の強みを生かし、都市部とは別の方向性を模索していかなくては、将来的には生き残れないでしょう。
消滅の可能性すら指摘されるまちが日本全国に散見される中で、国家が輝きを取り戻し、元気になっていくためには政治の力は必要不可欠であり、そのため最も大切なことは民主主義という言葉や形式ではなく、いかにして政治に興味を持ってもらい、その信頼を回復し、そして参加していってもらうかという道筋をつけることではないでしょうか。

(民主主義を否定するつもりではありませんYO!!)

そのためにはインターネットの活用はおそらく現時点で最も効果と成長が期待できる選択肢であり、目的達成のため欠くことのできない手段だと考えています。
直接投票に関してもマイナンバー制度をうまく組み合わせることで、システム上のある程度の問題はクリアできるのではないでしょうか。

しかしながら現状に鑑みると、特に地方においては様々な情報発信を並行して進めていかなければ、意識改革はもとより政治構造を実際に変革していくことは、短期的には非常に難しいと思われます。

要するに少なくとも地方では、人と人との対面での繋がりこそが結局一番強い。
それを忘れては話にならんですな。

成果を上げることができなくては、全ては絵に描いた餅。

日本国家としての民主主義のあるべき姿、理想の姿すら今の私には鮮明に思い描くことができません。
ただ自分のような者が政治の道へと挑戦し、結果を出し続けていくことができたとしたら、政治へ興味を持つ人間を少なからず増やすことができると信じています。
民意を確かに反映させるため、最も身近に感じていただける存在の政治家となるべく、選挙に挑んだわけです。

…結果、失敗したわけだが。

難しいことを難しく語るのは誰にでもできます。
事実、国や県や市をまとめ上げるための法律や条例の類は難しいものがほとんどです。
問題はその内容をいかに興味深く発信していくことができるかです。

内容を歪曲するのは論外ですが、必要に応じてスパイスを加えるくらいの遊び心があってもいい。
面白くないと、誰も興味を持ちません。
政治を面白くしてはいけないと誰が言ったのでしょうか。

私は決してふざけてはいません。
本気で政治を面白くしたいのです。

政治に興味を持つということの大切さを訴えていくことが、今の自分にできることであり、やるべきことだと考えているのです。

まずはそこから。
そうすることで結果として、誰もが少しでも暮らしやすくなることを目指すのです。

あと究極目標は世界平和。

これも以前のブログに書いています。
平和こそ最大の幸福。北朝鮮の水爆実験に思う。

これ以上の政治の目的があれば教えて欲しい。
平和を目指さずして、何が政治家かと思うのです。
そもそも為政者が権力の及ぶ範囲の人々を”守るために”始めた行為が、政治の起源と呼べるのではないでしょうか。
平和以上の目的など自分にはありません。

ただ…そんな大きなことばかり言っていても、何も進まないので、もう少し小さな範囲から実際に変えていこうってことなのです。

今、私が行っていること…それは興味を持ってもらうための手段です。
ブログもそう。
ひらくマの活躍もそのため。

この先も興味を持ってもらいたいばかりに面白おかしく書き過ぎて、失敗しちゃうことがあると思います…もちろん気を付けますけれど。
その時はすぐに修正します!!
謝るべきことは謝ります!!

柔軟な対応を忘れて、自分の世界の中で凝り固まっていては…私が理想とする政治はできません。
臨機応変に是々非々のスタンスで、これからも進んでいく所存です。

長文にお付き合い有難うございます…今日はこの辺で。

今朝の岡山県津山市は積雪10センチ程度…結構降りました。
明朝も冷えそうですね、通勤・通学時には皆さんお気をつけて。

ではまた明日!!

 

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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