未来拓く、みうらひらくです。
最近漢字が書けない、みうらひらくです。
ちなみに”美作”と書いて”みまさか”と読む。美作国(みまさかのくに)というのはハムの商品名じゃなくて…ザックリ言うと岡山県北部の昔の呼び名。作州という別名もあります。
俺の住んでいる津山市のすぐ近くには美作市という自治体があるし、ローカルCMで有名な美作大学を含む学校法人美作学園もあります。よって近隣の方なら読めるのは当然でしょう。
ただ地名を知らない一般の方からしてみれば、美作と書かれても”びさく”と読んでしまう方がむしろ普通。地名は実際、人名同様に難読です。知ったかぶりして読んだりすると、赤っ恥を書くことになる。
俺の拓(ひらく)も普通はタクって読むわ。俺でもそう読むもん。
岡山県は瀬戸内海に近い県南部の方が圧倒的に栄えています。県庁所在地であり、微妙ながらも政令指定都市の仲間入りを果たした岡山市、全国的に有名な中核市である倉敷市などを擁する岡山県南部は、県北に生まれ育った者にとって、生まれた時からの越えられない壁として、常に立ちはだかる存在なのであります。
まぁ半分はネタだけど…岡山県人ならこの感覚は理解できると思う。東京23区と多摩地区くらい…いや、多分もっと違う。それぞれに良いところがあるじゃんとかいう、現実から目を逸らした慰めワードはこの際、放っておこう。
そんなルサンチマンの塊である岡山県北部出身者として、やはり俺も県北部を盛り上げたいという気持ちは少なからず持ち合わせています。ただ、岡山市や倉敷市のようにと望むのは高望みが過ぎると思うのです。
ってゆーか、そーゆーのは基本無理。岡山を東京にするって言っても無理なのと同じこと。ないものねだりは赤ん坊の特権ですからね。
だからこそ、美作国は一つにまとまらなくてはならない。人口は少なくとも土地はある。海はないけど山がある。冬には雪だって降るのだ。
かつて美作国建国1300年記念などという一大事業が1年の間…本当にアホみたいにお金を使われて行われた。完全にお祭り…しかも、いったい何だったんだという祭り。自治体主導でしばしば行われるそーした類の企画は、元を辿れば税金由来のお金で進められるのであります。
まさしく後の祭り。
同じ轍を踏まないように…やっちゃいましょうYO!
余談ですが、本日のアイキャッチ画像は件の1300年記念事業の際に某所で出したアイデアの一つをアレンジした絵です。
本日はこんなところで。また明日!