未来拓く、みうらひらくです。
生放送、LIVEがやはり最強だと思っている、みうらひらくです。
はじめに断っておこう。
俺は今村”元”市長のファンだった。ずっと応援していた。とゆーか、今でも超モッタイナイと思っている。あんな政治家が津山市長選挙に出馬していたら、超絶支援しまくっただろう。あの人なら公開質問を無視するなどという選択肢は取らなかったのではないか?一切面識もないし、全く存じ上げないのだが…勝手にそう思っている。
選挙の戦い方だけを見れば、最後の質問のみを完全スルーした谷口新市長の戦略は100点かもしれない。
優秀な選挙参謀が付いておられたようだし、俺ならどうするだろうと考えた際…最後の踏み絵までの選択は谷口さんと同じ答えだった。
ごもっともな理由を付けて断る。
だが、理由づけができない場ではどうする?質問から逃げられない以上、答えるか…そもそも聞かなかったことにするしかない。
だが市民からの質問を聞かなかったことにするような市長が、市民に求められているだろうか?
少なくとも今村さんは、そうした対応を取ってこられなかった。SNSを一方的な情報発信ツールとせず、コメント等にみずからの言葉で返信することも少なくなかった。
そしてブログでの情報発信。
失礼ながら敵を作り過ぎるきらいがあるのは間違いなく見て取れたが、ご自身の立場を踏まえた上で思いを率直に述べることができた理由は…しがらみが圧倒的に少ないからだろう。
日本一のブロガー議員として今や全国的に著名な若手政治家になられた東京都議会議員、今村さん同様に俺が尊敬し続けている音喜多駿さんですら、都民ファーストの会に所属して小池都知事の下で戦っている際には…外から見ていて気の毒になるくらいに、発信内容に気を配っておられた。
しがらみは諸悪の根源だ。
人間が社会的な生物である以上、多かれ少なかれ誰だって”しがらみ”の類を持っている。それはもはや仕方がない。”縁”や”繋がり”などと言い換えてみたところで、同じことなのだ。だが政治家こそ、そこから最も離れた場所にいるべきだと俺は思う。
全てを断ち切ることは不可能だ…我々は人間なのだから。だが、AIで全て代用できるとは俺はまだ思えない。人間でなければ、血の通った熱い思いを持っていなければ出来ない判断が、きっとある。
それは時に理屈やコスパすら超える判断が必要とされるということ。話を戻そう。
今村さんがブログに綴られた思いは俺のPCのワードカウンターでは14,000字超だった。当然と言えば当然の長さだろう。きっと誰より真剣に西宮の未来を考えて来られたわけだから。
その上であえて、俺ならばと考えてみた。俺が今村”元”市長のお立場だったらという…俺以外には極めて非生産的な仮定の上での話だ。辞める時期については難しいところだが、ここでは同じこのタイミングでの辞職を決めたと仮定しよう。
俺なら、同じようにブログに思いを綴っただろう。毎日ブログを更新している俺である。ここまではまぁ、当たり前の話。
だが、俺なら記者会見も開いた。
今村さんの気に入らない、マスコミ連中がどれだけ恣意的な切り取り方をして、どれだけ好き勝手な報道をするか。それは今村さんご自身がブログに書かれたように”どうぞ好きに話したり書いたりすれば良い”というところだと思う。彼らには一定限度、その自由もあるわけだ。
度を超えた自由は許されない。個人の尊厳や自由を侵害するような報道は問題なのは今さらいうまでもないことだ。
だからその様子も、全てを録画して公開すべきだった。もちろん生中継も行えば良かったのではないか。
今やそのためのハードルは極めて低い。今村さんなら容易に用意できたと推測される。そんな点に考えが及ばない今村さんだとも思えない。何かしら出来ない理由があったのかもしれないが、いずれにしても残念な結果だ。
率直なところ、俺自身スッキリとしなかった。
西宮市民であったとしても同様だろうし、そう思われた西宮市民の方も確実にいた。理由はブログに書いたから見ておけ、では…今村さんが戦い続けてきた旧態依然としたスタイルの政治家モドキたちと同じところに、それこそご自身を貶める結果になりはしないだろうか。まぁ、今さらココに書いても仕方ない話ではあるが。
俺はやはり、あらゆる選択肢を駆使して、少しでも多くの人に自分の真意が伝わるように工夫すべきだったと思うし、自身はそうありたい。今村さんほどではないにしても、誤解されがちな私(?)ですので…重々気を付けていきたいと思っております。
本日はこんなところで。また明日!