未来拓く、みうらひらくです。
4年前、選挙に落選したけど供託金は返ってきました、みうらひらくです。
ついに我が事務所の看板猫ちゃん&ひらくマの2ショット撮影に成功!
最近みうらひらくの面しr…ハンサムな写真が少ないじゃない、見たいのよっていう声も少なくないので…今度は私自身との2ショットを狙いますぜ。

ノボリは角度によって全く別人の顔に見えちゃうみたいですね…。
選挙に挑むにもお金が必要です。様々な準備のために多くの金銭的コストが必要となることはご存知の方も多いであろうことですが…中でも有名なコストの一つに供託金というものがあります。
得票が超少ない場合以外は戻ってくるお金。要するに、東京都知事選挙などで散見される売名目的等の、当選を争う意思がない立候補の乱立を防ぐ目的があります。
選挙には公金から多額のコストを捻出することが必要とされます。ポスター掲示用の看板設置や選挙公報の準備等、人件費以外にも多くの費用が掛かる選挙に非常に多くの候補が出馬した場合、それだけでも公費負担額が大きくなると想定されます。
そのために出馬に一定のハードルを設けてあるのが供託金なのです。

国政に挑む際の供託金額については日本は突出して高いのが現実です。文化的側面や選挙制度そのものの違いも影響しているでしょうが…アメリカ、フランス、ドイツなどではそもそも選挙供託の制度が存在しません。
被選挙権年齢、供託金はどこまで下げるべきか?【若者政策推進議連第一回総会】
では、欧米では立候補乱立などの問題が起こっているのか?
答えはどうやらNOのようです。だからこそフランスでは少額ながら設定してあった選挙供託金すら1995年に廃止しています。
コレ誰が得するの?

政治への参加障壁を高くすることで得をするのは、既存の政治家…そしてその周囲に巣くう一部の利益享受者のみです。
地盤(組織)、看板(知名度)、そして鞄(お金)という選挙の3バンを持たない新人候補者にとって非常に厳しい制度であることは現実として明らかです。そしてこうした制度設計を担っている者こそ他ならぬ政治家であり、政治の現場…つまりは議会なのです。
みずからの都合の良いように、制度をつくり変えてしまうことができる。
皆から集めた税金の再分配をチェックする立場という極めて公益性の高い仕事を期待されるのが議会です。三権分立という理想論の中で期待されたそのチェック機能は果たされているとは言えない状況ではないでしょうか。
これこそが政治の怖さです。
だからこそ、注意して見続けることが必要なのです。

人は自分に甘くなる。
当ブログでも繰り返し引用してきたこの言葉を改めて引き…気を引き締め直して、今日も頑張ります!
ニーチェ
善悪の彼岸より
怪物とたたかう者は、みずからも怪物とならぬようにこころせよ。
なんじが久しく深淵を見入るとき、深淵もまたなんじを見入るのである。
本日はこんなところで。また明日!