津山市議選当選のために…いくら使った?お金の話が大切な理由。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員の三浦ひらくです。

津山市議会議員選挙、申告忘れ項目がなければ…ようやく最後の清算が終了したので、選挙に際して使ったコストの収支総額が確定しました。こうした見えてきづらかった現実を公開していくことも自分に課せられた使命の一つだと考えております。

政治にはお金が掛かること、選挙にもお金が掛かることは当ブログでも繰り返し書いてきた通りです。それぞれの主義主張や年齢等が様々であるのと同様に、候補者それぞれの懐事情も当然異なっているはずです。

あたらしいみうらひらくは三浦ひらく!今回の選挙費用を大公開!

2019-05-09

しかし公職選挙法には、より公平性の担保された選挙を行うために、選挙ごとの支出額を制限する規定があります。全ての選挙に関して、候補者が選挙に際して使っても良い限度額が定められているのです。

法定選挙費用と呼ばれるその金額、今回の津山市議会議員選挙に関しては前回同様の3,708,300円でした。

選挙後には経費をいくつかの項目に分類計上し、詳細を記した収支報告書を提出することが候補者(出納責任者)に義務付けられています。

公職選挙法自体、不可解な点や時代の変化に取り残されている印象が少なくない法律ですが…このルールを無視して戦うことは許されませんし、最低限の知識と理解は政治を志す人間として持っておく必要があると考えています。

以下は今回の自分の選挙運動費用収支の概要です。カッコ内は4年前に挑戦した際の金額です。

収入総額   1,381,480円(2,060,000円)
自己資金   1,000,000円(2,000,000円)
寄附        381,480円(60,000円)

支出総額   1,191,412円(2,040,713円)
人件費     123,000円(185,000円)
家屋費     205,700円(410,000円)
通信費         4,029円(14,236円)
交通費       79,114円(129,132円)
印刷費     474,653円(359,060円)
広告費     127,658円(747,072円)
文具費       26,095円(48,697円)
食糧費       57,917円(47,887円)
休泊費       68,040円(67,972円)
雑費        25,206円(31,567円)

4年前に比べて大幅なコスト減に成功しました。

多額の寄附をいただけたことで非常に助かりました。ご寄附くださった皆さま、本当に有難うございました!

実際に2度やってみてよくわかったことですが、この管理を1人でやるのは正直なところ相当厳しいものです。収支の計算だけをやっていたら良いならいざ知らず、候補者として選挙戦を進めながら自分自身で管理する…っていうのはしんどい、甘過ぎたというのが率直なところです。

4年前より色々わかっている分…様々な試みに挑戦したからこそ、その苦しさが大きく影響することは想定内でした。しかし前回のエントリーでも書いたように人任せすることに抵抗を覚えていたのも事実です。

悪意のある人間が取り組めば、いくらでも(…ってのは少々語弊がありますが)ゴマカシがきく仕組みになっていると感じております。数少ない精鋭のみで戦った私たちの陣営だからこそ、その心配はありませんでしたが…関わる人間が増えれば増えるほど、リスクが高まるのもまた事実でしょう。

悪いことをしようとする人間が後を絶たないのも、実感としてよくわかりました。

市議会議員レベルでこれです…国会議員等で本人が知らないところで秘書が云々って報道などもたまに見聞きしますが、そりゃ起こり得ることだと思いました(秘書のせいにしちゃう極悪人もいるんでしょうけど)。

ま、いずれにしてもクリアにしておくことが一定の抑止力になることは間違いなく、不正なお金の使い方をしている人たちを擁護する気は一切ありません。

だからこそ、政治家はしっかりと情報公開を進めていくことが大切で、それを皆さまの目でチェックしていただくことも必要なのだと考えております。

政治資金収支報告?嘘のような本当の話…誠実な政治家はいない?

2019-04-01

津山市議会も決して真っ白だとは言えない状況…かもしれません。

様々な意味で多難な道のりですが、初心を忘れず進んでいきますので、お力添えをお願いいたします!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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