猪熊弦一郎美術館、MIMOCAは素晴らし過ぎる!けれどもアートを活用したまちづくりは難し過ぎる!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は瀬戸大橋を渡って、少しお出かけ。

なかなか恥ずかしい感じのアイキャッチ画像には色々と理由もあったのですが…香川県は丸亀市にある、MIMOCA(ミモカ)こと猪熊弦一郎美術館へ。

だから行ったってわけじゃないんだけど…先日も芸術文化振興には一家言ある議員だぞってことを書かせていただいたばかりですからね!

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2024-01-16

子どもたちの手によるミモカ攻略マップが良い!

個人情報保護のため一部にモザイク加工を施していますが、撮影・公開のご許可はいただいています。素晴らしい文化・芸術施設の運営に、文字通り地元の子どもたちが関わる姿勢は、津山市としても大いに見習うべき点だと思っています。

議連つくることなんかより、よほど有意義でしょ!

ちなみに、丸亀市出身の高名なアーティストである猪熊源一郎の作品群が展示してある同じ建物の中で…この時期は幼児から中学生まで、市内の子どもたちによる一年の始まりを告げる作品が展示されているのです。自分で生み出した作品が展示された子たち本人は当然とても嬉しいだろうし、それこそ郷土愛の醸成にも繋がるだろうし、多くのご家族など関係者にとっても喜ばしく誇らしいことではないでしょうか。

1997年から毎年継続開催!

それぞれ個人名も書いてありますので全体像のみの共有にとどめますが、躍動感にあふれた力作や、可愛らしく微笑ましい作品に触れることができて嬉しかったし、とても心が癒されました。今年は残念ながらスケジュールの都合でどうしても覗けないのですが、例えばきらきら作品展などの津山市内での子どもたちの作品展時のあり方も、展示場所などを含め再考してみても良いのではないかと思う時間でした。

津山市では文化施設や歴史的な価値がある建物などが市内に数多く点在していますし、生み出された作品を一堂に集めずとも、地域のそうしたスポットでの展示を巡回させるとか、スタンプラリー的に見て回りたくなるような工夫を凝らすとか、様々なアプローチが考えられるはずです。もちろんなるべく現場の負担にならないやり方が求められているとは思いますが…津山の未来のためになると、子どもたちのためになると本気で思えるような取り組みになれば、子どもたち自身を含めて、動ける人間も増えるのではないかと考えています。

あと…ここの素晴らしいところをもう一つ、美術図書室!

メチャクチャ素晴らしい蔵書が沢山あって…貸し出しはされていないから、ここに来て見たり読んだりするしかないわけだけど…近くにあったら超絶通い詰めるだろうなってくらいに、凄まじくテンション上がる空間なんです。

この部屋だけで何日でも過ごせるわってレベル。

当ブログでも戦争の話などに触れるたびに登場しているピカソのあまりにも有名な作品”ゲルニカ”の素描等を確認することができる超デカい本…というか、絵と解説のセットがあるんだけど…実物を初めてしっかり見ました。凄かったです。欲しくなって調べたら意外と安くオークションに出ていたけど、まぁ我が家には置くところすらないので、また丸亀まで見に行く機会を作ろうかなと思っています。

アートは最高!

ただ価値観は人それぞれなので…まちづくりに活用しようってときは、要注意やで!

味覚も人それぞれだけど…そりゃ食べ物の方が圧倒的に間違いないと、確信しています。

この美術館は本当に素晴らしい施設だけど、維持管理には大変なお金が掛かることは明白で、かつてクラウドファンディングによる改修資金調達に臨んだことがありましたが、散々な結果に終わったことは全国ニュースの中でも取り上げられています。

簡単じゃないのよ、マジで。

本当にしっかり考えないと、ちょっとした火傷じゃ済まないレベルの怪我と言うか大きな負担を、将来世代に残してしまう結果になりかねないことを知るべきです。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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