未来を拓く仲間へのエールと、三浦ひらくが政治に取り組む理由。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

これは政治に限った話ではありませんが、長く続いているルールや仕組みを変えるのは非常に難しいことです。既成概念や固定観念に凝り固まった権力者たちがつくり上げた、既得権益にまみれた社会の枠組みを変化させることは、今現在そこに関わっている人の多さと、その影響力の強さからして、基本的には無理ゲーの類。

絶対的強者である体制側、権力側を打ち負かすことは、例えば武力革命が認められていたとしても簡単ではないでしょう。いやむしろこの現代社会においては、諸外国を眺めてみてもそうしたアプローチは完膚なきまでに叩き潰され、再起不能となる結果が訪れることが目に見えているとすら言えます。

しかし、我々は恵まれています。

私たちの国ではどれだけ公権力に物申したところで、命まで奪われはしないのですから。我が国の政治のベースとなっている民主主義の世界では、社会制度を変えることができるか否かは、全て選挙に懸かっています。それは皆さまご存知のはずのことなのですが…低い投票率が雄弁に物語っているように、この選挙というプロセスは大いに軽視されていると感じています。

唯一にして最強の矛であり、盾であるというのに。

選挙で負けてしまったら、選挙そのものの結果を左右する大きな不正がない以上…何の言い訳もできません。
結果を否定することは民主主義の否定となるからです。

どれだけ強い思い入れがあろうと…あなたの正義も私の正義も、全ての人にとっての正義であることなど、残念ながらあり得ません。それだけが唯一普遍の真実で、民主主義とはそういうもの。選ばれなかったものは、望まれていないと判断されるのです。選挙結果に感情が挟み込まれる余地はありません…そこにあるのは厳然たる数字であり、覆らぬ結果なのですから。

社会の仕組みを変えるためには現行制度の枠組みの中で勝っていかねばならないし、ましてや選挙制度そのものを変えるなんて大きな目標を成し遂げるためには、たとえ現状に不満だらけであろうとも…いや、不満があるからこそ今の社会の仕組みの中で勝ち続けて、そして影響力を強くしていくしかないのです。

でも、安心してください。

逃げ出す自由も、投げ出す自由も、最初から参加しない自由すらあります。

今のままを受け容れるのであれば、無理ゲーに参加しなくても良いのです。日本はそういう恵まれた国。そしてどんな選択をしようとも、たとえ選挙に行っていなくても…選挙結果に文句を言うことすら、認められているのです。

だがそれは、果たして正しい判断でしょうか?

私たちが決断しなかったことで…変えることを諦めてしまったことで…子どもや孫の生きる未来が、今よりもさらに悲惨なものになることが想像できないでしょうか?

いずれにしても一朝一夕で成せることではなく、それが大切なことだと信じて、それを成し遂げることが正義であると信じることを成そうと誰に対しても胸を張って言えるのなら…私はあきらめず、何度でも何度でも挑戦すれば良いと思うのです。

それは決して恥ずかしいことじゃない。

どれだけ不毛に見えようとも…無価値に映ろうとも…誰かが挑戦する行為そのものを否定することはあってはなりません。この国では多くの場合は何度でも、リトライする自由が認められています。私はそれを素晴らしいことだと思っていますし、そういう日本であってほしいし…そういう社会を守っていきたくて政治に取り組んでいます。

たとえ理想と異なる結論だったとしても…一旦結果が出た以上、間違いがない限りは動かせません。結果を否定することは私たちの社会そのものへの冒涜。

どんな結論であろうと…結果はいつだって、私たち自身の良心の積み重ねなのですから。

本気なら、やるしかないのです。カッコ悪かろうが何だろうが…信じる道を進むしかないのです。それが正しいと信じるのであれば、間違っていないと確信が持てるのであれば、自分自身のわがままや自己満足じゃなく、多くの人の幸せに繋がるものだと言い切れるのであれば。

やれば良い、それだけ。

納得できる話であれば、何度失敗しようと私はあなたを応援します。そしてきっと、望んだ結果が出ると信じています。

さて、今日のエントリーは完全にポエムでした。内容の半分程度は私自身の体験談でしたし…残りの半分は希望であります。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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