地域商社って何?現状を津山一わかりやすく解説!見極めは明日。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日の津山市議会では4つの常任委員会が開かれました。

議案質疑・一般質問は先日終わったものの…9月定例会は30日までです。今回は決算議案への質疑なども予定されていてまだまだ見所目白押し、先週同様の火花散る(?)質問戦が決算委員会でも繰り広げられるはずです。

 

その前にまず本日は常任委員会の場で…先日の質問戦を経た結果、各委員会に付託されている案件の審議が行われたのです。

津山市議会で何してる?最高にわかりやすく動画でお届けします!

2020-09-12

今までにも何度も当ブログでも紹介させていただいてきておりますが、津山市議会には4つの委員会が常設されており、28人の議員が必ずいずれかの委員会に所属しています。ちなみに私は現在、厚生委員会に所属しています。

総務文教委員会

企画財政部,総務部,地域振興部,出納室,教育委員会,選挙管理委員会,公平委員会及び監査委員の所管に属する事項、他の常任委員会の所管に属さない事項

厚生委員会

環境福祉部及びこども保健部の所管に属する事項

産業委員会

産業文化部,農林部及び農業委員会の所管に属する事項

建設水道委員会

都市建設部及び水道局の所管に属する事項

全ての津山市の業務は4つの委員会のいずれかに所管されています。

つまり本日から行われる委員会審議は議場での時間制限のある質問戦などでは掘り下げきれない問題を掘り下げる非常に重要な場なのです。

…にもかかわらず、4つの委員会は同日同時刻に開催される慣習となっており、基本的には他の委員会の様子はわからない仕組みになっています。動画を中継するどころか、議事録公開すら基本的にはされていない現状にも大きな問題があります。

その上さらに、2日間取ってある日程を2日使うことはそうそうないのが現実のようです(少なくともこの1年間なかった)。もちろん、時間を費やせば良いということではないのは当然ですが…しかし深い審議がなされているとは思えない印象を覚えるのも率直なところなのです。

しかし今回はそうもいかない!

今日、すでに3つの委員会の審議は終わりました。ただ私自身の一般質問、そして当ブログでも繰り返し取り上げてきた今回最大のトピック、地域商社に関して…明日改めて地域商社関連のみについて、この件を所管する産業委員会が開かれることになったのです。

チイキノミライのため!血も汗も涙も流し、俺は最後に必ず笑う。

2020-09-10

地域商社に関しては現在、圧倒的に情報が足りていません。

事業について把握できる資料を示していただかないと…予算審議することすら出来ない、今はそれ以前の段階であるとの旨を質問以外の場でも当局に伝え、より詳細な情報を提示していただくようにお願いしてありました。明日はそういう場になるようです。

そういう意味では、姿勢は評価できます。

ただ、お茶を濁すつもりであれば…あるいは情報出しが足りない、そういった対応であれば…物凄い時間の無駄になるかもしれません。

最初から最後まで傍聴するつもりでいます。

このままでは判断のしようがないからです。

津山市が100パーセント出資して行う…税金ベースで進めていく事業であるにもかかわらず…なぜ今関連予算が計上されたのか、どういった住民利益に繋がるのか、はっきりと見えてこない上に、施策の見通しも甘く感じられ、市民の皆さまからも肯定的な声はほとんど聞こえてこないのが現実だからです。

一方聞いて沙汰するなが信条の私です。

農業従事者などの利害関係者からも直接ヒアリングしています。

ただ…ほとんどの市民の皆さまは、地域商社という取り組みが始まることすら知らないのが現実なのだろうと感じている中で…何が最もベターな選択肢になるのかを、明日はしっかりと見極めてきます。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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