最強の武器は人の縁。視察は課題解決のために、仲間を増やす旅。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

昨日のエントリーで最後に触れたように今日はある件についての結果がわかる日でした。それがめでたく、とても良い結果になりましたので…後日また改めて、今までの経緯も含めてブログにまとめます。

私が政治に取り組んでいる大きな理由の一つを、改めて書いておきます。

世の中には…どうしても社会の仕組みや制度の網の目からこぼれ落ちる人たちがいます。私はそういう人たちをあえてマイノリティー、つまり少数派と表現しています。そしてマイノリティーは誰もがなり得る存在で、同じ人間です。そうした理不尽に虐げられている人たちを支援していく活動を、私は議員になる以前から様々な形で個人として継続してきているつもりです。

ただ、個人の活動には限界があります。

政治がそこに関わっていく余地はとても大きく残されていて、多様性を容認していくべきこれから先の社会においては今まで以上に”公”の”個”への関わり方も大切になっていくと考えているのです。口先だけでなく、本当にきめ細かな…できる限り個別ニーズに寄り添った対応が求められているわけです。

そこに今の政治はほとんどと言って良いレベルで行き届いていない…それが大問題。だからこそ私はその中に飛び込んでいって、自分自身が変えていくための礎となる心意気で取り組んでいるのです。

子ども虐待防止策イベントin東京。虐待サバイバーの話を聞け!

2020-12-12

児童虐待防止策 in 東京に参加するため上京していたことは先日書いたとおり。上記エントリーは津山市でも波紋を巻き起こしつつありますが…児童虐待という、多くの人が目を背けがちな問題…虐待サバイバーと呼ばれる虐待を経験してきた方々のお話はあまりに圧倒的でした。

今回、3人の虐待サバイバーの方々が、思い出すことすら非常に厳しいに違いない自身の体験をもとに…自身で記した親への手紙を朗読するという形で、私たち参加者、そしてYouTubeで皆さまに対しても、その凄絶な経験を赤裸々に語ってくださっています。

ハッキリ言って、聞くだけでもつらい内容。

ただ確実に私たちよりもつらい当事者が、それを話している意味を考えていただきたいのです。涙が出る人気分が悪くなる人怒りに打ち震えたり、無力感に打ちひしがれる方もいるかもしれません。私自身、そんな様々な感情が体の中を駆け巡りました。

お話ししてくださったお三方とは会の終了後にもお話させていただきましたが…その中のお一人は初対面だけど実は以前から一方的に存じ上げていた方でした。

共通の友人がいたり、ご縁があったのだと思っていますが…普段の発信内容にもとても共感できる表現が多く、凄いなと思っていたにもかかわらず、当日登壇されることをチェックしていなかったため、気づいた時には驚きました。

話を聞いていると手の震えが少しの間止まらなくなったkarmaさんの話、聞いてほしいです。

当事者の声こそ尊重していかねばということ…12月議会で私も述べたとおりですが、それについても言及があります。

もちろん他のお二人の話も…その後の政治家・議員との意見交換なども必見・必聴です。本日のアイキャッチ画像はkarmaさんが「それかわいい、写真撮ろう!」と言ってくれて撮影した際の1枚。

ひらくマは偉大だ。イベントの翌日に、karmaさんが経営されている江戸川区の「インクルーシブカフェ」ごちゃまぜCafeメムを訪れました。

ここがまた超絶素晴らしい店だったのよ!

しかも店長は岡山出身…お店のコンセプトはこんな感じ。

『ごちゃまぜCafeメムってどんなとこ?』

美味しいコーヒーやフード、そしてこだわりのインテリアでみなさんにくつろぎの時間を。
お子さん連れも大歓迎。キッズプレートやおもちゃをご用意してお待ちしています。

また、ソーシャル・インクルージョン(社会包摂)を目標として、さまざまな特性や社会的困難を抱えた方のお話を聞いたり、知るためのイベントを開催したりしています。

どんな方もウェルカム!メムはあなたの居場所になります。(公式サイトより引用

いやマジ居心地良過ぎ!

日曜日にスーツ着た一見の40男がスーツケースをゴロゴロ引きながら…アウェイ感しかないだろって感じでお邪魔したのですが…あまりにも快適な空間過ぎて、居心地良過ぎて…帰りたくなくなった。

当ブログの熱心な読者諸氏はご存知のとおり…私、よく知らないものは絶対にオススメしないし、そもそも特に飲食店に対しては自分自身も長く接客や経営に携わっていたのでかなり採点ハードル高めです。

断言しよう、超良い店だった。

カレーは店長の気まぐれメニューっぽい日替わりな感じらしいですが…バカウマ!この日は左側がビーフとじゃがいも、右側が豆とロマネスコのカレー。

ロマネスコのカレーなんて食ったことある人いる?

他にも色々メニューが有り、リクエストにもできる限り応えてくれるとか…。

コーヒーもメチャクチャ美味しいんだとさ…バターコーヒー今度行ったら絶対飲む!

つまり絶対また行きます!

店長との岡山トーク&津山トークがあまりにも盛り上がって、修羅の国つやまを他のお客さんたちにもしっかりPRできたと思います。とっても良い時間でした。きっかり1時間しかいられなかったけど…控えめに言って最高のひとときでした。

大切な人を連れて行きたいなと思うお店でした。

あと、余談だけど…議員連中がよく行く視察について。

私は個人的に、最も大切なのは人と人との繋がりをつくることだと思っています。

施策や取り組みをほんの少しだけ舐めてきただけで…そんなの自分の自治体にそのまま落とし込めるようなわけないでしょ?

そんなに簡単に課題解決できるなら、とっくに誰かが解決しています。

人とコミュニケーション取ってナンボ!

声掛けて、声掛けられてナンボです。

だからこそ…突っ込まれやすい靴履いたり、髪型にしたり、クマを持ち歩いたりしているわけです。

ひらくマの力はマジ偉大。

上の写真撮る時…ひらくマ(段ボール製)を持ってくれている方が「いや、コレ本当に何なんですか?」って言ってたのがメッチャ面白かったのを思い出して、笑いそうになりながら今文字を打ち込んでいます。

もちろん私は写真に写っている全ての方と初対面でしたが…お客さん同士もクマを持ってくれている2人は初対面でした。写真を撮ってくださっている方も、また別のお客さんですし…店内は広くはないのですが良い空間、良い雰囲気です。

店長、映画監督だとさ!

観てぇ…ってか、津山でやって欲しい。

そう言えば映画祭やるって話だったし…こうした人の縁を大切にしていきたいです。

karmaさんは留守だったけど、色々と素晴らしい話も聞けたし…本当に行って良かった。

突然乱入したイナカマチの議員を温かくお相手してくださった皆さん…本当にありがとうございました!

また会おうぜ!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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